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プロフィール

へし切長谷部
刀帳118番
種類打刀
刀派なし
刀工長谷部国重
身長178cm
一人称
新垣樽助
演者(舞台映画/ミュージカル和田雅成/木原瑠生
小宮国春

「へし切長谷部、と言います。主命とあらば、何でもこなしますよ。」

「お任せください。最良の結果を、主に。」


概要

ニトロプラスがシナリオ・キャラクターデザインを手掛ける、DMM.comで配信のブラウザゲーム『刀剣乱舞』に登場する刀剣男士


『長谷部国重作とされ、信長が茶坊主を棚ごと圧し切ったのが名の由来。

主への忠誠が厚く、いちばんのでありたい。』

(2015年2月20日発行『B's LOG』4月号より引用)


『長谷部国重作の打刀。

名の由来は、信長が膳棚の下に隠れた茶坊主をその棚ごと圧し切ったことから。

主への忠誠厚く、その一番であることを渇望しているが口にすることはない。

汚れ仕事も平気で行う。』

(2015年8月発売 公式設定集『刀剣乱舞絢爛図録』より引用)



性格

「へし切」という特徴的な名を気にしており、自分のことは「長谷部」と呼んでほしいと審神者に告げている。理由は織田信長の狼藉が由来であるためで、その名を与えながら直臣ではない者(黒田官兵衛)に下げ渡された事にわだかまりを残している。当時の黒田官兵衛は小寺政職の家老であり、陪臣に直接褒美が渡されるのは異例の事態であった。

アイデンティティコンプレックスを与えた名付け親である信長に対しては複雑な感情を抱いており、辛辣な口振りであるが、私怨は割り切っている様子もある。

下賜先の黒田家のことはとても大切に思っていることが回想でわかる。「長谷部」の名は黒田家に渡ってから付けられたもので、時々一人称が「この長谷部」になることから実は気に入っているのかもしれない。


性格は勝ち気で皮肉屋、言動はわりと物騒。一人称は「俺」。

審神者の呼び方は「(あるじ)」。審神者に対してはフランクな敬語で話し、忠誠心が厚く従順。

命令には何でもこなす自負を示しており、有能な臣下といった印象。「主命とあらば」「何でもお申し付けください」「主の思うままに」と執事のように随従し、何くれとなく世話を焼こうとする。

近侍に据えれば「何をしましょうか。家臣の手討ち?寺社の焼き討ち?ご随意にどうぞ」と物騒なシニカルジョークも飛び出す。恐い。絢爛図録によると汚れ仕事も平気で行う忠臣らしいが、「汚れ仕事」が何なのかはゲーム内で描写はなく謎とされている。

しかし、審神者に放置されると「待てと言うのなら、いつまでも。……迎えに来てくれるのであれば」と哀愁帯びた忠犬のような健気な台詞を呟く。このいじらしいギャップに落ちてしまった人も多い。

胸中では主の一番でありたいと願望しながら口にすることなく徹しており、その想いは渇望と表現されるほどに強い。そのためか含みのある口調に感じ取られることも屡々。

努力の結果で掴みたいのか戦闘や遠征で結果を出しても誇らしげにしつつ謙遜の姿勢を取り、ランクアップでやっと「どうです?俺は強くなりましたよ」と控えめなアピールを見せる。かわいい。

多くの刀剣男士の例に漏れず畑当番・馬当番は苦手なようで、渋い声で自分に言い聞かすように取り組む意外な姿が見れる。が、終了時にはすっかり得意気になっている。


戦闘では一転して苛烈な姿に変わる。

隊長に任命すると索敵では「状況を報告しろ。怠慢は許さんぞ」と審神者に向ける柔らかい声音とは全く違う厳格な態度で指揮する。

敵対者には冷えた声で「恨みは無いが、主命だ。……死ね」と殺気立ち、刀剣男士相手の演練や手合せであっても「訓練といえど、主が勝て、と言っているんでな」「手加減しろ、とは言われていなかったからなあ?」と容赦がない。

実は狂犬戦闘狂長谷部


軽傷ボイスでは「っ……はは!」「だからァ?」敵を嘲笑ったり挑発する

傷を負うと多くの刀剣男士が焦ったり苦悶の表情を浮かべる中で、彼は死ななきゃ安いと言い負傷グラフィックで不敵な笑みを浮かべる。恐ろしい逸話を持つ名刀らしく戦闘狂のようだ。

負傷時にも「まだいけますよ」と言い戦意が衰えることはなく、自身よりも使命に重きを置く危なっかしさもあるが、無駄死には論外だと考えている。

己の窮地の状態で発動する真剣必殺では「主に仇なす敵は斬る!」憤怒の形相で激昂し、戦場でも忠誠心の強さを見せる。

主に仇なす異形のモノよ無題


刀剣破壊でも死に際まで審神者に忠実であり、献身的に尽くすのは必要とされていたいという不器用な好意の表れでもあることが窺える。


回想では毎回相手と揉め事を起こしており、審神者には忠誠心厚いが他に対しては態度に難がある、気難しい性格をしている。


2016年1月14日実装の刀剣乱舞一周年記念台詞では「俺たちも今日で一周年となりました。これからも慢心せず主のため働く所存です」と胸の内を告げていた。

一周年記念描き下ろしイラストでは熨斗付きの祝樽(角樽)をこちらに差し出している。


二周年記念では、「二周年を迎えました。これからも主のため、誠心誠意お仕えいたします」と審神者への忠義を誓っていた。


節分イベントでは狩りで仕留めた獲物を主人に見せてくる猫のごとく審神者のために鬼の首を持ち帰ろうと鬼退治に殺る気満々であった。

意外と豆まきにも乗り気で楽しんでおり、季節行事を大事にしていることがわかった。


ユーザーからは忠犬のイメージを抱かれることが多く、宗三左文字の長期留守後御迎ボイスでは不動行光と並べて名指しで「忠犬じみている」と揶揄されており、実際に本人も嬉しそうに審神者を出迎えてくれる。

二次創作でも忠犬のような忠誠心厚い面がクローズアップされた作品が多い傾向にある。

物騒な言動と荒々しい戦闘での姿や、演練や手合せや回想前編での審神者の言い付けがなければ仲間であろうと容赦なさそうな面などから、主人には忠実である狂犬とも見られている。

過労働で疲弊するネタも二次創作ではよく用いられているが、業務の分配や臣下の管理は主君の責務であるため、ほどほどに。



2016年2月7日のニコニコ生放送で新垣樽助氏は、『恐ろしい由来の人を斬った不吉な雰囲気が性格にも出ていて、戦闘で斬られても挑発的な台詞を言ったり狂気染みた戦闘狂のような部分もあり、主に対する忠誠心が純粋』『純粋すぎて危ない、アンバランスな感じ』といったイメージで演じていることを語っていた。

2017年2月19日のニコニコ生放送でも、『根底にあるのが主への忠誠心、やっぱりそこが大事』花丸の作品のなかでは、「主のために」という想いが色んなところに飛び交っている』と語っていた。


回想(ネタバレ)

2015年8月11日に日本号との2編に渡る回想『黒田家の話』『黒田家の話・その後』が実装。

前編では、日本号が任務中に飲酒していたため長谷部は「主の命がなければ切り捨てるところだ」と厳格に注意し、日本号も「殿様が持つと格下でもつけあがるってなー」などと煽りを入れ終始険悪なムードで幕を閉じる。

後編では黒田長政について言及し、長谷部の黒田家に対する内心が聞けるが、15回以上の出陣でランダム発生という特殊な条件なので注意。

頑なに黒田家の話をしない長谷部に痺れを切らした日本号が「お前見るとたまに折りたくなる。黒田家には義理があるんでな」折ることも辞さない旨を言う。すると長谷部も重い口を開き、「…長政さまは良い方だった。付喪神にあの世があるならばついて行きたかった。だができない。我々は人間より長くこの世に残る。だから忘れることにした」と痛切に話す。

長谷部の黒田家に対する思いを聞いた日本号は「……そうか」とただ一言だけ返事をし、そして長谷部は続けて「本当に良い方だったのだ…… だが一番は今の主だ!それだけは覚えておけ!」と審神者への忠誠心が確たるものであることを毅然と宣言した。

後編の内容を踏まえると、前編で今の主を忘れないと言ったのも意味深に思えてくるが…?

黒田の藤

へし切長谷部と黒田長政の関係について説明すると、刀の指表に「黒田筑前守」と金象嵌銘があるが、この「黒田筑前守」とは黒田長政のことである。

製作当初は大太刀であったのが後の時代に磨り上げられたために作者の銘はなく、長政が刀研師の本阿弥光徳に鑑定依頼したことで長谷部国重の作と判明した。それまでは「圧切御刀」と呼ばれていた。

回想では付喪神の設定に関わる発言をしているが、刀剣男士各位の刀剣破壊の台詞ではあの世に触れている言動の者が多数居るため、ついていける身体もなく永く残り続けるただの付喪神だった過去と審神者に身体を与えられた刀剣男士である現在では事情が異なるのではないという解釈もされている。刀剣乱舞世界では原義とは異なり付喪神は神格ある神という設定になっている。


2016年2月16日に不動行光と本能寺に出陣すると発生する回想『悲しみと、なぐさめ』が実装。

燃える本能寺を前にして動揺し織田信長を救おうとする不動を制止する役目となっている。

信長がどうなっていもいいのかと訴える不動行光に対し皮肉を込めた辛辣な対応をするが、信長が生前に好んだ敦盛になぞらえて諸行無常を説いている。引用元は「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり。一度生を得て、滅せぬ者のあるべきか」の一節から。意味は「人の生の五十年は天上世界の時間の流れからすると夢や幻のように一瞬だ。一度生を得たら死なない者はいない」。

さらに、「敦盛」は不動が刀剣破壊で口にする歌でもある。

信長を深く慕い本能寺の変で救えなかったことを悔やみ続ける不動は、彼の人を思わせる長谷部の言葉に感心して「……お前は、信長様のところにずっといるべきだったのかもな」と言う。だが、長谷部は「ははっ。二度とごめんだね。俺の主は、今の主さ」と再度審神者への姿勢を表した。

「まるで真逆だと言ってくれ」

この状態の不動とは良くない関係性のように見えるが、極の姿になった彼とは手合せで仲良さそうな様子が見れる。不動の台詞によると、長谷部は牽制するような口調で主の配下として共に頑張ろうと仲間に言うが、言葉の裏には「主の一番は譲らない」という想いを抱いているらしい。


2017年7月4日、巴形薙刀と出陣すると発生する回想『命を果たすのは俺だ』が実装。

巴形は顕現してから審神者にべったりで甲斐甲斐しく世話を焼くが、それをずっと見ていたらしい長谷部は焼きもち全開で怒りを露わにして衝突する。素性のわからぬ刀剣男士ということもあり、彼を信用しきれず、何か企んでいるのではないかと問い詰める。しかし、個別の銘や逸話を持たない巴形は、織田信長や黒田家に所有された歴史のある長谷部と違い、自分には今の主である審神者しかいないと言う。

なんと巴形は「(審神者を)譲れ」と言うが、長谷部も速攻で「断る!」と返した。

慌てて冷静に取り繕い、主が誰を選ぶかは「主が決めることだ」と長谷部は結論をつける。改めて審神者に対する思い入れの強さが見えた。

巴形と長谷部


容姿

へし切長谷部

髪の色は煤色(わずかに茶みのある暗い灰色)に近く、髪型は真ん中分けでところどころハネている。ツリ目ではない勝ち気なツリ眉、と絢爛図録で書かれている。瞳の色は藤色。(※色参考


衣装はに仕える存在である神父と執事をミックスしたようなデザイン。

襟の高い長衣の上着はカソックをモデルにアレンジされており、ボタンはなく帯刀や戦闘のためかスリットもある。肩から下げている布はストラを模しており、甲冑と繋がっているため武装を解除する際はストラごと取り払う。聖職者のような衣装は黒田家がキリシタン大名であったことから影響を受けたデザインと思われる。織田信長も政策でキリスト教の布教許可をしたことがある。

バトラーやドライバーと同じタイプの白手袋をはめている。黒い腰巻きはカマーバンド。


非公式の発言ではあるが、小宮国春氏は外見年齢について27~29歳位か?という質問に「外見年齢は20歳代、くらいしか考えてないですね……イメージされているよりは若造だと思います」と過去に答えている。



内番長谷部

内番では白・紫・金を基調としたジャージ姿になる。

ドヤ感のある腕を組むポーズのせいか、首元まできっちりファスナーを上げた着方のせいか、ダs…絶妙なセンスと一部で定評される。



キャラクターの紋は、織田瓜と藤巴の要素を入れた織田と黒田の家紋を合わせたものと思われる。


性能

機動のMAX値が57と打刀男士の中ではトップ。上位の短刀男士に並ぶほどである。

その反面、機動特化の刀剣男士全般に言えることだが統率は低め。

ランクアップレベルは25と蜂須賀虎徹と同じく同刀種のなかでは高め。


鍛刀時間が同レアリティの他打刀(長曽祢虎徹を除く)より一時間長い。

そのために大太刀三振り(石切丸太郎太刀次郎太刀)と鍛刀時間が同じ2時間30分になってしまい、「大太刀かと思ったらへし切長谷部が出来た」ということがままある(勿論その逆もある)

しかも、大型の刀種は資源を一定の比率で盛らないと出現しないので、低資源による鍛刀の02:30:00表示はへし切長谷部でほぼ確定という少し面白い現象も起きてしまっている。

ドロップ範囲も他のコモン打刀とは異なり、中盤以降のステージとなっている。


これらは、初期実装短刀の中ではレアである厚藤四郎(国宝)と平野藤四郎(御物)と同様にへし切長谷部も国宝だからだろうか。しかし、打刀は鍛刀で幅広いレシピで出現し、ドロップ範囲も広いため、彼らより長谷部はわりと入手しやすい。

長谷部ばっかり出てくると言われた際に新垣氏は「会いにきてるんですよ」と返していた。じゃあ仕方ないね。


2017年10月31日のメンテナンスで「」が実装された。

レベル70以降、四日間の修行を経ることで極の姿になることができる。



へし切長谷部の様子がいつもと違うようだ。


「本日は、大事なお願いがあって参りました」


へし切長谷部が修行に旅立ちたいようです。

修行に行かせますか?


はい(へし切長谷部極の頁に飛びます)

 いいえ



メディアミックス

刀剣乱舞-花丸-

初期刀に次いで2番目に顕現した初鍛刀にして、「主お世話係」として登場。

主お世話係=近侍ではなく、近侍は主お世話係とは別に存在する。近侍は交代制で話数によって異なるが、主お世話係は長谷部固定のようだ。

前面に出ない審神者の代わりに命令を伝達する等、本丸のまとめ役を担っており、仲間のやんちゃを叱ったり、所謂学級委員長キャラにされている。気難しい性格のゲーム版とは異なり、仲間との関係も良い。狂言回しの立ち位置になることが多く、12話中全てに登場していた。

汚れ仕事を行う設定の代わりに、花丸では審神者に託されたハーブ畑の世話をしている。第一話ではぞうさんじょうろで水やりをしていた。後の話で普通のじょうろも持っていたが。


審神者のことはとても慕っており、接する声音はデレデレと評判。

花丸の審神者は出不精でだらしないが刀剣男士想いで慕われる人柄。審神者としての能力は高そうな描写はあるが、長谷部が言うには生活面では「長谷部が居ないと何にも出来ない」らしく、口では窘めながら嬉しそうに世話を焼いている。『ニュータイプロマンス2017SPRING』の全12話を振り返る記事では新垣氏から「最初から最後まで主ひと筋でしたね」とまで評されている。

ちなみに、主お世話係の仕事中は部屋に二人きり。他の刀剣男士は長谷部の仕事中は遠慮して審神者の部屋に立ち入らないようだ。他の刀剣男士も審神者と交流するシーンはあるため、独占しているわけではない。…多分。

甲斐甲斐しくお世話する様子にダメにされる人も多く、ダメ審神者製造機との声もちらほら。


その反面、審神者が立場上言えない言葉も意を汲んで刀剣男士に伝えたり、審神者の側にずっと居たからこそ審神者の心を理解して刀剣男士を思いやる言葉を代わりに伝える良き忠臣としての顔もある。


第2話では織田信長所縁の宗三左文字薬研藤四郎らと本能寺へ出陣。ED曲「心魂の在処」も3振りが担当。

長谷部は待望の隊長に任命され、戦闘では凛々しく指揮を執り、隠れた木ごと敵を斬るという凄まじい切れ味と腕力を発揮した。

信長に辛辣な宗三と長谷部を見て安定からは嫌っているのかと思われるが、燃える本能寺を見て偲ぶ彼らの姿に、「言葉通りのことを思っているとも限らない」と、審神者が彼らにゆっくりしてくるように言った理由を理解して、元主への姿勢にも様々あることが示された。

本丸に帰還後の野外鍋パーティーでは宗三と仲良く酒を飲み交わし、2振りとも信長には未練はない晴れやかな様子だった。

ED映像は織田信長の生き様に翻弄される刀たちの無常に揺らぐ心と凪ぐ心をコンセプトに作られている。歌詞にはそれぞれの物悲しさや孤独に啼く過去が表現され、いつかは「光」に導かれたいと待ち望む。長谷部のパートでは自分の力を武骨な力と表し誰のためにあるのか無意味と知りつつ理由を探し求めているが、の修行帰還台詞がその答えだろうか。


春になった3話では、鶯が鳴いているので捕まえて審神者に見せようと鳥籠を用意していた。

みんなと一緒に大樹に桜が咲くように願掛けし、本当に桜の蕾を付けた際には、「主に知らせねば!」と真っ先に審神者に知らせに走った。


審神者が発熱して床に臥してしまった6話では、長谷部は責任を感じて大いに慌てる。

病床の審神者のためにうどんを作ることになったのだが、突然ミュージカル調で歌いだした

懸命に「家臣の手討ち」ならぬ「うどんの手打ち」を行う長谷部。

「主は俺が助ける!何としてでも! 」「主…!死ぬな…っ!!」と涙まで流す。

審神者を想って初めて作ったうどんは、黒田家に仕えていた頃の記憶からか、黒田官兵衛の故郷(播磨国。今の兵庫県南西部)で食される播州うどんのような出来上がりとなった。

あの工程だとほとんど燭台切が作ったのに何故…?突っ込みどころしかない

なお、審神者はただの風邪らしい。長谷部の愛が重い

過剰なまでに心配したのは黒田長政は出先で病死しているせい…かも?

食べた審神者は「うまい」「ちょっとしょっぱい」と言っていたそうだが、塩分は控えめにしたそうなので、涙のせいだろうか。

この公式が病気回の影響ではなまるうどんとタイアップ企画がされ、『栄養満点!“へし切長谷部”のおうどん』として全国のコラボ実施店で期間限定販売された


最終話では、外は雪のため徹夜で縫った袢纏を審神者に贈っていた。聞き取りにくいが襟巻きも編んだと言っており、一晩?で袢纏と襟巻きを作る長谷部に驚かされる。愛が重い


2017年12月1日から二週間限定公開される劇場版総集編を記念してはなまるうどんとのコラボが復活し、長谷部のうどんが再び食べれることになった


続 刀剣乱舞-花丸-

引き続き主お世話係。審神者につきっきりだったらしい前任のこんのすけが異動したのもあってか、ますますお世話度合いが上がっている。審神者大好きなのは勿論だが、1期よりも余裕があり仲間想いに成長している。新垣氏は『アニメディア』2018年4月号で「長谷部は以前から主ひと筋ですけど、今回は仲間という言葉を結構使うようになった」と述べている。


大晦日の掃除では審神者の部屋はもちろん自分が担当すると宣言し、正月には審神者のぶんのお屠蘇とお雑煮も運んでいた。花丸審神者は飲酒できる模様。


3話の運動会では審神者が寄贈した金メダルを手に入れようと薬研藤四郎宗三左文字と茄子紺色組で出場するが、借り物競争でこんのすけの仕込みで沢山の稲荷寿司を作らされる無茶ぶりに合ったり、気合いが空回りしたりアクシデントが続出する。稲荷寿司の腕前から料理上手なようだ。

最後のリレーではバトンパスに失敗して後れを取るがトップに追い付く俊足を発揮し、太鼓鐘貞宗と接戦を繰り広げ僅差で勝利する。「やりました、主!」と涙を浮かべて喜ぶ長谷部であったが、実はメダルは本物の金ではなく煎餅に金紙を貼り付けものだった。

太鼓鐘貞宗に煎餅をあげて、長谷部は一人で涙目で破れた金紙を貼り合わせていた…。

審神者の一番を渇望している長谷部にとっては、メダルが本物の金なのかは問題ではなく、審神者の寄贈品だから欲しかったのだろう…。かわいそうかわいい。


4話で不動行光が顕現すると、織田信長に拘る彼と衝突してしまう。

長谷部の過去の主への想いについて話題になり、スナックにてほろ酔いの日本号や酒飲み達に促されて黒田回想をする。黒田長政の死についていけなかったこと、人間と付喪神の寿命差の悲しみを語り、「一番は今の主だからな!」と力強く結論つける。

出陣先で不動は信長を慕い後悔を引きずるあまり歴史修正に足を踏みかけてしまい、それを叱責した長谷部は言いすぎたことを気にする。さらに、不動が嵐の海で遭難してしまう急展開に突入する。長谷部は荒れ狂う波にもかかわらず浮き輪を担いで物凄い速さのパドリング(サーフボードの上にうつ伏せに乗り、手をかいて泳ぐ事)で辿り着き、ごねる不動行光を説得し(その間長谷部は荒れ狂う海で立ち泳ぎ)、水難救助を成し遂げる

帰還後は、悲しみとなぐさめ回想の台詞で、人間の死は必然であり信長の死は不動のせいではないことを説いた。不動が今の主に関心を持ち始めて人柄を聞いた際には、優しい微笑みを浮かべながら滔々とこう語る。

「何を考えているか分からない不思議な方だ。だが優しく、いつも俺達のことを想ってくれている。ちょっと整理整頓が苦手で、出不精なところもあるが、部屋の掃除は俺がやるし、望むものは俺が部屋まで運ぶから…」

審神者が重度の出不精なのは長谷部にも原因があるようだ…。


審神者に任されたハーブ畑の世話にも精を出しており、季節ごとに気を配っている。6話では暑く寝苦しい夜も審神者が快適に過ごせるように尽力して高速種植えを披露。

花壇作りをする左文字三兄弟に種を分け、嵐の際には歌仙兼定・岩融・蜻蛉切・山伏国広・同田貫正国と共に彼らの花壇を守った。

本丸は資金不足に度々悩まされていたが、博多藤四郎が金策について審神者と長谷部に相談して、株取引で儲けたおかげで解決し広い本丸に引っ越す。

審神者に宛てたビデオでは、刀剣男士のなかで真っ先に全身全霊圧倒的責任感の熱いメッセージを送った。


7話では同じく黒田家に所縁あることから博多藤四郎を励ます方法を藤四郎兄弟から相談される。日本号の提案で博多祇園山笠を催し、神輿や屋台も作り盛大なお祭りとなった。その屋台の中には長谷部・燭台切光忠・太鼓鐘貞宗のうどん屋まであり、長谷部はうどんミュージカルの一節を鼻歌で歌いながら調理をしていた

放送の3日後にはなまるうどんと再び期間限定コラボすることが告知された。イラストで長谷部が稲荷寿司を持っていることから、3話の稲荷寿司もコラボの伏線だったようだ。


8話で審神者大好きな亀甲貞宗が顕現し、忠犬わんこの攻防のごとく長谷部は審神者にひっつこうとする亀甲貞宗をディフェンスする。

主お世話係については「主が快適に過ごせるよう身辺を整え、時に主の職務を補佐し、時に主の命をみなに伝え、その他諸々主のために勤め上げる、重要かつ最も誉れ高い職務だ」と誇りにしており、審神者の私生活の世話だけではなく仕事の補佐もしていることが明らかになった。

ラジオ第5回では亀甲と長谷部について、二人とも主を大切にしており、主が好きでしょうがなくて、隙あらば主の顔を見ようとして近くに居たがり、主のために頑張るというところでは共通していると語られている。主お世話係のポジションに浸かりきっている長谷部の良いライバルになると亀甲は言われており、3期もあったら是非巴形薙刀も加わってほしい。


11話では人肌恋しい季節のため審神者の懐に入ろうとした信濃藤四郎をさりげなくディフェンスしつつ、審神者が刀剣男士のために何ヶ月もかけて62振りぶんを一つ一つ異なるデザインで手編みした防寒具を配る。長谷部のぶんは戦装束のストラをイメージした襟巻きだった。審神者の深い愛情を感じる。良かったね!

長谷部は感激して「生涯大事に致します!」と宣言。愛が重い。1期12話で長谷部が手作りの袢纏と襟巻きを贈っていたので、お互いに手作りの品を贈り合ったことになる。


審神者から信頼を置かれており、戦況に関わる重大な話も最初に教えられている。仲間を送り出す際も1期のように審神者の心を汲んで仲間を思いやる言葉を伝える。


12話では、本丸に顕現した刀剣男士がまだ加州・長谷部・今剣だけだった頃、審神者に与えられた身体にまだ不慣れな初々しい様子も描かれた。「自分の思い通りに動けるなど昔は想像もしてなかった」と嬉しそうに語る長谷部の姿は、ついていけなくて悲しんでた過去を思うと感動する。

既に審神者の世話焼きを嬉しそう行っており、主お世話係は審神者や仲間を思いやって自主的に言い出したのが始まりで、最初の頃は長谷部が汚れる仕事を買って出て料理担当だったことが判明した。


活撃/刀剣乱舞

六話の本丸食堂シーンで大勢の刀剣男士と一緒にモブとして登場。

本丸では基本ジャージだった花丸とは異なり武装を解除したカソック姿。食事中のため手袋を外していた。刀剣男士たちが兄弟や友人知人と仲良く談笑しながら食事する憩いの場面といった感じなのだが、長谷部は無表情で淡々と食事している風だった。


舞台「刀剣乱舞」

和田雅成が演じる。


初陣は第一弾「虚伝 燃ゆる本能寺」。

近侍を務めていた三日月宗近から山姥切国広に交代した事を聞き、複雑な思いを抑えて「まずはおめでとうと言っておく」と言い、主の近侍に恥じぬ働きをするように告げた。直後、顕現したての不動行光と出会うが「あんた!……誰だっけ?」と言われた挙句、前の主関連で地雷を踏み抜かれ、お互い初手は最悪の印象を抱く。

後に信長所縁の刀剣を巻き込んで言い争いになった時は動揺した宗三左文字に殴り倒され、どう足掻いても皆が信長から逃れられないと自嘲する。

そして終盤、本能寺の変において明智光秀を殺そうとした不動と対峙。答えを求めて泣き叫ぶ不動に対して「己が心に問え」と告げ、その結末を見届けた。


なお中盤の「軍議」は日替わりとなっており、燭台切光忠が毎回用意する「茶請け」として色々なおやつや食べ物が登場する。その中で長谷部は大体犠牲者となり、初演大千秋楽では「おはぎの宴」なるキーワードがTwitterでトレンド入りした。

なおキャストはつとめて冷静に振舞うものの、たまにブッ込まれて必死に笑いを堪えながら話を続ける事があり、茶請けだけをまとめた特典映像が円盤に収録されている。


第三弾「ジョ伝 三つら星刀語り」では中心人物の一人。

小田原征伐において、黒田長政・官兵衛親子と対面。官兵衛を「御隠居様」と呼ぶ一方、「良い主だった」と評する長政にはものすごくデレた顔を見せる。

終盤には歴史を守り、長政ひいては黒田家を救う為、日本号・博多藤四郎と共に真剣必殺を披露。この時のBGM「藤吹雪」は非常に評価が高く、ジョ伝屈指の名シーンとして称賛されている。


第四弾「悲伝 結いの目の不如帰」では冒頭で修行に出ており、信長の近習・湯浅直宗と共に畑を耕す。提供されたおはぎに対して思う所を見せつつも、修行を通じて前の主を俯瞰しつつ、今の主に対して何が出来るのかを考えていた。

そして中盤、時間遡行軍による本丸侵攻において、ギリギリの所で不動行光と共に帰還。極の姿を初披露し、圧倒的な強さで形勢を立て直した。

その後行方不明となった三日月宗近達を連れ戻すべく、永禄の変の時代へと飛ぶが……


第五弾「慈伝 日日の葉よ散るらむ」はオムニバス形式の日常系であり、新たな本丸に持ち上がる様々な騒動が描かれる。

特命調査を経て本丸に配属された山姥切長義に対し、「悲伝」で心に傷を負った山姥切国広を合わせるのはマズいと自己判断。山伏国広、同田貫正国と共に奮闘する。


第九弾「无伝 夕紅の士-大坂夏の陣-」では第一部隊隊長として大阪夏の陣に出陣。初手から真田十勇士と衝突するが、高台院の介入によって不戦の約定が結ばれる。その後三好清海入道・伊佐入道と言葉を交わす場面を経て、三日月宗近によって約定を破棄された事で正々堂々真っ向勝負に挑む。

大坂城が落城する中、明らかに動きの違う時間遡行軍と交戦するが手も足も出ず完敗。まるでこちらを見透かしているかのような言動に言い知れぬ不快感を覚えながら、更に強くなる事を決意する。

そして物語は「悲伝」ならぬ「陽伝」へと繋がる事を示唆するが……


映画刀剣乱舞

舞台に引き続き、和田雅成が演じる。なお映画と舞台は別本丸であり、個体としては別物。


本能寺の変に出陣し、時間遡行軍を排除。信長自刃を確認し、本丸へと帰還する。

しかし最近歴史改変事象が多発して刀剣男士が出ずっぱりな事、審神者が近侍の三日月宗近を除き誰とも対面しない事、それを三日月が曖昧にしている事に不信感を抱く。

その後織田信長が時間遡行軍の手引きにより生き延びていた為、これを暗殺する任務に就く。のらりくらりとした三日月にしびれを切らし、信長から羽柴秀吉へ密書を届けるよう遣わされた時間遡行軍を始末する為に独断で行動。日本号がこれについていくが、「へし切」と呼ばれて即座に「長谷部と呼べ!」と言い返すなど、仲がいい所を見せた。

時間遡行軍を斬り倒した所までは良かったが、現場に居合わせた秀吉に気に入られてしまい、なし崩し的に安土まで同道。しかし秀吉にはある考えがあり、ある程度状況が定まった所で配下に命じて二人を始末しようとした。銃弾を受けるものの、日本号に庇われる形で撤退し、安土城にて山姥切国広達とようやく合流する。

安土城にて、援軍である秀吉を待ち、歴史改変と捲土重来を目指す信長。だがそこには、歴史の闇に隠されたある「真実」があった……。


第二作「映画刀剣乱舞-黎明-」にも引き続き出陣。

西暦2012年における「特命任務」に派遣され、福岡の女子大生・実弦を仮の主とする。自本丸の主ではなく、仮とは言えど「小娘」を主とする事に不満を隠さず、その実弦からは気軽に「へっしー」と呼ばれて即座に「長谷部と呼べ!」と言い返すなど、わちゃわちゃした描写を見せる。

なお博多→東京の移動手段は夜行高速バス。公開前の情報で明らかとなっており、実情を知る審神者からは真剣に心配された。(参照:深夜バスだけの旅)。

更にこの時のBGMの題名は「へっしーLet's Go TOKYO❤️」で、演者の和田氏もTwitterで反応して話題となった。

その一方で実弦が何気なく口にしたある言葉に反応し、終盤で初めて名乗りを上げた彼女に対して何かに気づくが……。


ミュージカル「刀剣乱舞」

木原瑠生が演じる。


花影ゆれる砥水」にて初陣。


余談

2015年9月19日東京ゲームショウの「刀剣乱舞-ONLINE-」ステージのニコニコ生放送に出演した新垣樽助氏が観客への感謝として自身の役である長曽祢虎徹とへし切長谷部からのメッセージをアドリブで述べた場面があった。

長谷部が拙い敬語で懸命に述べた主への言葉は必聴。


関連イラスト

※イラスト検索の際は、無印(へし切長谷部)での検索を推奨する。

長谷部君はせべ

へし切長谷部へし切長谷部

小さな主からのご褒美 (※幼女審神者とへし切長谷部)刀剣乱舞まとめ(だいたい長谷部)


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