刀について詳しくは→物吉貞宗
プロフィール
「物吉貞宗と言います!今度は、あなたに幸運を運べばいいんですか?」
相州貞宗作の脇差。
徳川家康の愛刀で、これを帯びて出陣すると必ず勝利を得たことから「物吉」と名づけられたと伝わる。
好きなことはお手伝い。戦慣れした幸運の王子。
概要
DMM.comのブラウザゲーム『刀剣乱舞』に登場する刀剣男士。
徳川家康の愛刀で、没後は尾張義直に譲られた。現在は重要文化財となり徳川美術館に所蔵されている。
これを帯びて出陣すると必ず勝利を得たことから「物吉」と名づけられたと伝わる。
それが由来となったのか、公式からは「幸運の王子」と称され、他にも戦慣れしていてお手伝いが好きとのこと。
2015年10月29日からのイベント「秘宝の里」で先行実装された脇差。
長らくイベントでの入手が主であったが、2016年5月17日の大型アップデートで追加された第7ステージ「延享の記憶」のボスマスドロップで本実装となった。
その後も2018年7月3日のアップデートで鍛刀でも入手可能になった。
キャラクター像
一人称は「ボク」、審神者の呼び方は「主様」。
淡い栗色の髪と瞳をした、素直無邪気で礼儀正しい、お手伝い好きの献身的な少年。
肩章と紐がついた西洋風の上着に、白のインナーと半ズボンスタイル。上着の下からはサスペンダーらしき黒紐が見える。右腕には黒と金の篭手と手甲をはめており、足元は焦げ茶のタイツに白のブーツ。
内番衣装は黄色がポイントに入った白ジャージ。足元はソックスにチェンジしており、ブーツも茶色。頭には白のキャスケットを被っている。手には馬の世話用のブラシとロープを持っている。
キャラの紋は徳川家の家紋でお馴染みの三つ葵を、幸運の印であるクローバー風にアレンジしたもの。幸運なのに四つ葉じゃないのはご愛嬌。
みんなに幸運と勝利を届けることを喜びとしており、主である審神者にも手伝えることはないかよく聞いている。近侍の際は「笑顔が一番! 主様も、笑いましょ!」と元気づけてくれる良い子。
普段が甲斐甲斐しく働いているためか、放置ボイスでは審神者に本丸で放置されると、「あれ? 何もお手伝いしなくていいんですか?」と手持無沙汰を不安がる面も。まるで幸福な王子のようである。
戦慣れしているとの設定もあり、索敵では「偵察をお願いします、それから動きを決めましょう」と手慣れた指揮振り。戦闘においては、勝利を運ぶ名を背負った名刀ゆえに負けん気の強い顔を見せる戦士。
後藤藤四郎と一緒に三方ヶ原に出陣すると、回想其の23が発生する。
回想では自身の謂れである幸運についての彼の認識を少し窺える。
三方ヶ原の戦いというと、徳川家康が大敗し、後の伊賀越えと並んで人生最大の危機とも言われる敗走をしたことでも有名。討ち死に寸前まで追い詰められ、大事な家臣を身代わりにして、僅かな供回りのみで浜松城に逃げ帰った家康の出来事も踏まえると、回想で物吉貞宗が言った人間の死生観も深いものがある。
性能
必殺値は50と極を除いた全刀剣男士内最大値を誇る。また、生存・統率・衝力が脇差内でトップであり、機動・偵察も数値的には高い。逆に打撃・隠蔽が脇差内でワーストであり、全刀剣男士の中でも低い部類に入る。
必殺は真剣必殺の発動率の他に二刀開眼の発生率にも関わるため、統率の高さと相まって通常戦での二刀開眼のお供を期待できる。
また、「TGS2015」の刀剣乱舞ステージにおける花澤Pによると、脇差男士の特性として、「脇差はサポートを担う小振りの刀であるため、部隊に入れていると他の刀の会心の一撃が出やすくなる」とのこと。
ミュージカル「刀剣乱舞」
演者:横田龍儀
「『刀剣乱舞』〜三百年の子守唄~」に石切丸、にっかり青江、大倶利伽羅、蜻蛉切、千子村正と共に出演。
サブ主人公として主君である徳川家康との関わりを、松平信康と石切丸の関係と対をなす立ち位置的存在としてえがかれており、
「鳥居元忠」と名乗って彼の子育てを率先して引き受け、一家臣としても守り刀としてもその成長を見届ける。
また、素性を隠すためとはいえ元主の名を名乗ることを躊躇う蜻蛉切を叱咤激励したり、大倶利伽羅とも積極的に関わろうとするなど生粋のポジティブさを発揮する傍ら、千子村正に追っかけ回されて涙目になったりするなどカワイイ場面もある。
第二部衣装のフリル王子っぷりも話題。