千子村正(刀剣乱舞)
せんごむらまさ
実在の千子村正については、村正または妙法村正、千子村正を参照のこと。
※タグに関する注意
千子村正のみでは同じ刀剣をモチーフにした『天華百剣』の同名キャラクターに加えて『Fate/GrandOrder』に登場する同名のサーヴァントもヒットする関係上、刀剣乱舞に関しては「千子村正(刀剣乱舞)」のタグを使う事を推奨する。
「huhuhuhu。どうしましたか? 脱ぎまショウか?」
「huhuhuhu。ワタシは千子村正。そう、妖刀とか言われているあの村正デスよ。huhuhuhu……」
2017年1月4日に公式Twitterにて実装が発表された刀剣男士。
2018年7月3日のメンテナンス以降、通常鍛刀とステージの7-4の通常マスでの入手が可能になった。
実装まで
2017年1月1日に公式Twitterで部分イラストによるチラ見せがあり、服の装飾が蜻蛉切と似ていた為、蜻蛉切のセリフに出てくる「村正」その人ではないかと多くの審神者達が期待を寄せた。
そして3日後、全身像と共に正式に発表されたが……。
その全身像と紹介文は、2016年に実装された濃い面々で耐性がついたと思われていた審神者達をも困惑させた。
無論、主な原因は「服」とセリフにもある謎の脱ぎ癖である。
その服のあまりのインパクトに、Twitter上では「千子村正の服」を他の刀剣男士や他作品のキャラクターに着せたイラストを描くのがちょっとした流行になったとか。
初報では声優は伏せられていたが、1月14日に開催された「刀剣乱舞-ONLINE-」二周年記念プロデューサートークショーにて諏訪部順一氏であると公開された。
初代村正(千子村正)の作で、恐ろしいほどの切れ味を持つ実戦向きの打刀。
ミステリアスな立ち居振る舞いは、長く妖刀として眼差しを向けられてきた
彼の物語から来るものか。
同じ村正の一派である蜻蛉切の心配の種でもある。
薄紫色の長髪に赤い瞳の美丈夫。逞しく鍛え上げられた上半身と、女性めいて妖艶な脚線美という、ギャップがありながらもどこか妖しい美しさを体現している。
戦装束は同派の蜻蛉切と何処となく似ているが、際どいサイドスリットが入ったスカート(?)に、ガーターベルトのような装飾のついたブーツを装備している。艶めかしい太腿がちらりと覗いており、目のやり場に困りそうな意匠。
内番衣装も蜻蛉切と同じく黒の着物と袴姿だが、襟を大きく切った下に謎の紐が肩脱ぎ状態で装備されており、これまた目のやり場に困りそうな感じになっている。
その後発売された「刀剣乱舞絢爛図録」においてとってもすっごいインナーを着つつ、更にウサギのしっぽのような丸いポンポンが腰についている事が発覚。おおいに界隈で話題となった。
笑う時に「huhuhuhu」と何故か横文字になっていたり、「~デス」「~マス」など妙に訛った発音が特徴。
これについてはゲーム「Wizardry」の「Muramasa Blade!」など、海外において「Muramasa」が「Japanese Samurai Sword」の代名詞として知られている事に関係しているのかも知れない。
何かにつけて脱ぎたがるという困った癖を持っているが、それ以外は概ね常識的。
手合せでは負けん気の強さを露わにし、自身が背負う妖刀伝説についても「定かでない伝説に誰も彼もが踊らされて、滑稽デスよねぇ」と語りながら、切れ味鋭い事を誇っている様子。
脱ぎたがる=鞘から抜かれて刀として本領を発揮したいという説や、妖刀としてではなくありのままの自分を見て欲しいという説があるが、定かではない。
ちなみに会心の一撃での台詞は、サンスクリット語で法華経を唱えている。
Lv25で特にランクアップ。
限りなく太刀に近いステータスで、「お前のような打刀がいるか」と言わんばかりの仕様である。
打撃・衝力は現在打刀単独トップだが、機動はワースト。馬や刀装で補って運用したい。
なお、最初からレア3の打刀として実装されたのは彼が初めて(和泉守兼定、同田貫正国、大俱利伽羅もレア3の打刀だが、2015年7月に刀種が太刀から打刀に変更されたことによるものであって最初から打刀であったわけではない)。
同派の蜻蛉切と出陣すると、回想が発生。
内番・手合せにおいては、蜻蛉切の他にも「ミュージカル『刀剣乱舞』~三百年の子守唄~」で共演する石切丸、にっかり青江、物吉貞宗、大倶利伽羅を相手に特殊台詞を口にする。
第三弾「三百年の子守唄」に登場。演じるのは太田基裕。
ゲーム本編よりもコメディ色の強いキャラづけが為されており、馴れ合いを好まない大倶利伽羅にも積極的に絡み、生真面目な物吉貞宗を追いかけまわし、そのたびに蜻蛉切にたしなめられる。ただしにっかり青江は苦手らしく、二人きりになるとかなり動揺していた。
戦闘狂としての一面もあり、高笑いを上げながら時間遡行軍を切り刻み、四つん這いになった所に優雅に腰かけて尻を叩くなど、立ち振る舞いにも獰猛さと妖艶さを見せる。
ちなみに例のスカートの下はホットパンツ。流石にあのインナーではなかった……
第一部では顕現早々にソロ曲「脱いで魅せまショウ」を披露、強烈なインパクトを与えた。
その後「幼い徳川家康を、徳川の武将に成り代わり歴史通りに育てる」という任務に対し、己は徳川家に仇なす妖刀だとして辞退。遠くから石切丸たちの「育児」を見守りつつ、時間遡行軍への警戒に当たり、頃合いをみてある人物の名を名乗って家臣団に加わった。
そして家康の長男・信康が「歴史通りに死ななければならない」日、それこそは妖刀たる自分が負うべきつとめだとして、任務に当たろうとする石切丸の後を追いかける。
「真剣乱舞祭」には2017・2018に出演。
2017では「薄着」と聞きつけて速攻で登場、「脱ぐことはあってもこれ以上着る事はないでショウ」と加州清光に告げ、「風邪ひかないでね」と引き気味に返された。
続く「百物語」では「怪談とは『あやしいはなし』、あやしいと言えば千子村正」という謎理論を展開、挨拶だけでも聞くものを震え上がらせると自信満々に1カメ2カメ3カメ相手に見得を切ってみせる。案の定蜻蛉切は「あやしいという漢字が違うのではないか?」と困惑する羽目になった。
2018では、日本各地のお祭り談義に際して「日本一なのは裸祭りデス!」と宣言、蜻蛉切からは「絶っっ対に言うと思ったぞ」と諦め気味のツッコミを食らう羽目になった。
その後の「東西祭り対決」では所縁により東軍となり、勇壮さと繊細さを併せ持つ東の祭りを体現する。YOSAKOIソーラン祭りで朗々とした謡を披露する蜻蛉切の左右で、和泉守兼定と共ににらみをきかせるなど、いつも以上に男らしい姿を見せた。
「葵咲本紀」は既にほかのメンバーが史実通りに「退場」した後の物語となり、関ヶ原の戦いを目前に控えた家康の傍らに、蜻蛉切と共に仕えている。
密かに可愛がっていた信康の死をいまだ抱えており、その為に家康を「あの人が嫌いデス」と蜻蛉切に明言し、信康の死の原因となった検非違使への憎悪を燻ぶらせている。
自分を認めてくれない父・家康への恨みから時間遡行軍に取り込まれた結城秀康と戦うも、突如出現した検非違使に我を忘れて立ち向かった結果惨敗。蜻蛉切と共に逃げ延びる先で顔を隠した人間の援護により、難を免れる。
そこで顔を露わにしたのは死んだはずの信康で……
ちなみに徳川家に仕えるより前、幼き日の信康=竹千代の前に、彼曰く「通りすがりの裸のおじさん」として登場したと語る。おまわりさんこいつです。
竹千代にトリカブトの花を渡したついでにある技を伝授しており、後に「歌合乱舞狂乱2019」でその技を信康が披露するという、まさかの伏線回収がなされた。
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