刀について詳しくは→骨喰藤四郎
プロフィール
号 | 骨喰藤四郎 |
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刀帳 | 29番 |
種類 | 脇差 |
刀派 | 粟田口 |
刀工 | 粟田口吉光 |
身長 | 159cm |
一人称 | 俺 |
CV | 鈴木裕斗 |
演者(舞台/映画) | 北川尚弥(外伝 此の夜らの小田原・ジョ伝 三つら星刀語り・慈伝 日日の葉よ散るらむ・天伝 蒼空の兵)→三津谷亮(悲伝 結いの目の不如帰・无伝 夕紅の士)/定本楓馬 |
絵師 | てく |
「俺は、骨喰藤四郎。振るえば骨喰む鋭き刃」
「記憶にあるのは、炎だけ。炎が俺の何もかもを焼いたようだ」
公式による事前紹介
鎌倉時代に活躍した刀工 粟田口吉光作の脇差。
記憶を殆ど失っており、言葉数も少ない。
藤四郎兄弟のひとり。
概要
ニトロプラスがシナリオ・キャラクターデザインを担当する、DMM.comサービスで配信のブラウザゲーム「刀剣乱舞」に登場する刀剣男士。
同じく吉光の作である刀剣男士達とは兄弟として扱われている。→藤四郎兄弟
容姿
薄藤色の耳にかかった髪が少し長くなっているミディアムに、桔梗色の瞳を持つ。瞳の色は鯰尾藤四郎そっくり。
女の子とも見間違うような印象を与える。
スーツを着用しており、シャツは黒。
キャラクター像
ミステリアスな少年。
個性的な面々の多い脇差の中では大人しく、感情の起伏に乏しい。
過去の経験がトラウマとなっており、それ以前の記憶がないためやや不安定。
スキンシップを取ろうとすると静かに拒むが、声の感じからすると照れているとも取れる。
軽傷ボイスでは敵の攻撃を受けても不思議がっており、痛覚も鈍くなっているのかもしれない。
周囲の気配や変化には敏い。
極ではデレ度が上がり、誰かに甘える事に怯えを見せつつも、遠慮がちに心を開いてくる。
仲間を失い続けたトラウマから、今の仲間のことを大切に思っているようだ。
根本的にはまた一人になることを恐れており、非常に寂しがり屋で繊細な一面を持つ。
元ネタの刀は焼身以前と以後では異なる刃文らしく、記憶を失うなどの由来はこの辺りにあるのかもしれない。つまり、彼の性格は昔と現在とでは大きく違う可能性が無きにしも非ず?
名の由来は「切る真似をしただけで相手の骨が砕け死ぬ(戯れに切るまね致すにも先の者の骨を砕き死する)」と言われた鋭い切れ味から。
口数は少ないものの、親身になって世話を焼いてくれる鯰尾藤四郎のことは信頼しているらしい(公式ツイートより)。この二人で内番「畑当番」「手合せ」を行うと、特殊台詞を聞くことができる。
攻撃時の台詞「突きだ!」を「好きだ!」と空耳し、この台詞を聞きたいが為に彼を部隊に入れている審神者も少なくないのではなかろうか。
回想
サービス開始時より三日月宗近と同じ部隊で出陣すると回想イベントを見ることができる。
記憶を失う前は三日月宗近と懇意だったらしく、三日月によると「長い付き合い」だが、現在の骨喰藤四郎はその事を忘れている。
2019年1月より、静形薙刀と出陣すると回想「過去はなくとも」が発生する。
静形は鯰尾と記憶に関する話をしていた事があり、記憶がない者同士と言う事で静形は「新しい記憶を作る会」の発足しようと考えていて、骨喰も一員にしているので最初は「強引だな」と言いつつも後で「だが悪くない」と満更でもない様子を見せていた(他に誰が一員なのかは明言されてないため不明)
8面実装に伴いツイッターでの告知バナーを担当したほか、回想が二つ追加された。
同田貫正国、御手杵それぞれと共に阿弥陀ヶ峰(8-1)へ出陣した際にとあるマスにて発生する。
内容は続き物となっており、同田貫(阿吽の大小)との回想後に御手杵(同病相憐れむ)と出陣すると見ることが出来る。
骨喰から同田貫への呼称が「正国」であると判明するほか、「たぬき」とからかって呼んでいこともあったと読み取れる。
同田貫からはこの回想にて呼びやすさと骨よりマシとの理由から「バミ」とあだ名をつけられ、「そっちがその気なら俺はやはりたぬきと呼ぶ」と反抗的な意思を垣間見せた。
続く御手杵との回想ではあだ名に関する掛け合いがコメディチックにテンポよく交わされ、脇差と仲の良い御手杵と脇差である骨喰との親密さを窺い知れる関係性が描かれた。
関連作品
刀剣乱舞-花丸-
第3話から登場。第8話では真夜中の本丸で幽霊の正体を突き止めるため鯰尾と共に助っ人としてにっかり青江を呼んでくる。また粟田口幽霊退治戦隊の号令にも参加したりと、案外ノリのよい面を見せた。
三日月とは第10話で顔をあわせるがゲーム以上の会話はなし。第1期では浦島と共に戦闘シーンがないので、第2期での活躍に期待したい。
第2期では第2話冒頭で、一期と鯰尾が燃える夢を見る。
夜が明けて一期、鯰尾、博多、鳴狐、御手杵らと共に財政難の本丸を救うべく小判獲得のため大阪城イベントに出陣するが、部屋に携帯型時空転移装置を忘れたことに気付きそれを取りに戻ってる間に博多が先走って転移してしまったため一人本丸に置いてきぼりとなる。あとを追いかけようと転移装置を操作するが転送先を誤って一期と鯰尾が燃えた慶長20年の火事の現場に転送してしまいショックのあまり倒れてしまう。
捜しに来た鯰尾に発見され本丸へ帰るが、その夜に一期と鯰尾が燃えるのを回避させようと再び火事の現場へ赴くも、追いかけてきた鯰尾らに説得され、歴史改変を思い止まる。その直後検非違使が出現し戦闘となり、最後の1体を会心の一撃で撃破する。
EDでは一期一振と鯰尾とメイン刀剣男士とED曲を務める。
活撃/刀剣乱舞
アニメ「活撃/刀剣乱舞」では第一部隊に所属。
歴戦の武者ぞろいの第一部隊のなか、新入りとして未熟さや人間味のある姿を見せる。
大太刀を単独で倒すなど、脇差としては規格外の戦闘力を持つ。
第6話から登場。第一部隊メイン回である第7話にて初陣。
グランブルーファンタジー
「寡黙でミステリアスな少年。周囲の気配や変化に敏く、何度も仲間たちの助けとなる。人の持つ記憶、紡がれる伝承に興味があるようなそぶりを見せる」(キャラ図鑑より)
ソーシャルゲーム「グランブルーファンタジー」で開催されたコラボイベント「蒼天のえにし」にて限定武器として登場。
本人もプレイアブルキャラではないが、メインエピソードや三日月のフェイトエピソードで登場するほか、小話でもメンバーと交流している様子が描かれている。フェイスグラフィックも多く、中には微笑んでいるものも。
唯一脇差男子であり、夜目が効くことや、炎にトラウマが有るという本家での設定が随所で見らてれる。
紳士的な騎空士殿からは「かわいい」「ホネバミきゅん」「ついてるの?」「刀剣男士は戦うために男性形をとってるだけだからついてるかついてないかで言えばついてない(?)」「もっと喋って」等と話題になった。
中の人はグラブルでクルーニを演じている。
舞台「刀剣乱舞」
「ジョ伝 三つら星刀語り」にて初陣。
正確にはその少し前に小田原城とのコラボで行われた「外伝 此の夜らの小田原」が初陣となる。
最初の出陣では練度が低かった事もあり不覚を取り、傷ついた所で同田貫正国によってあばら家に担ぎ込まれ、介抱される。同田貫からは「バミ」と呼ばれ、骨喰からは「正国」「たぬき」と呼んでおり、後にゲームの回想でも反映された。
その後本格的に時間遡行軍との戦いが始まり、単独になってしまった山伏国広の前に、思いつめた顔で現れる。無言で抱き着くと「山姥切を、頼む」と言い去っていったが、その違和感の正体は後編で明らかとなる。
「悲伝 結いの目の不如帰」では演者が北川尚弥から三津谷亮に交代。永禄の変、足利将軍家など、本刃にとっても重要な節目での登場となる。
全編終盤で本丸を裏切ったかのような描写がなされた後で姿を消した三日月宗近を追い、大般若長光と共に時空門に飛び込む。行方不明になった彼らを助け、三日月から真意を問いただす為に本丸の刀剣男士達が出陣する一方、三振は存命であり時間遡行軍を従えた足利義輝と対峙。言葉を交わし、どうあっても相容れぬ以上次にまみえる時は戦いになるとして、一旦その場を去る事となる。
そして終盤、骨喰は三日月がそれまで誰にも明かさずに抱えていた苦しみを察し、彼を抱き締めて涙を流した。三日月が本丸から姿を消し、日常は戻ったが、悲しみは静かに深く本丸に染み渡っていた。その喪失感を埋めるように時は流れ、引っ越したばかりの本丸での日常を描いた「慈伝」へと続く。
「天伝 蒼空の兵」「无伝 夕紅の士」でも、キャストを異とした状態で登場。ここに考察の余地があると唱える審神者もいるが、いまだ真相は明らかではない。
兄弟が燃えて己ただ一振が現存した大坂の陣を舞台に、豊臣秀頼という男を中心として歴史改変の脅威が及ぶ。その中で、仲間と共に新たな敵──「物語」から生まれ、刀剣男士とは似て非なる「真田十勇士」と対峙する事となる。
映画刀剣乱舞
演じるのは定本楓馬。鶯丸と並び、刀ステキャストを継承していない。
なお余談だが、定本氏はその後「幕末天狼傳」再演にて沖田総司を演じている。
本能寺の変から帰還した第一部隊の前に、顕現されたばかりの刀剣男士として登場。
薬研は「兄さん」と呼んで驚くが、記憶がない為に戸惑いを隠しきれない様子だった。
その後織田信長が時間遡行軍の手引きで生き延びていた事を知った審神者により、「織田信長暗殺」の任務を受けた第一部隊に編入。所縁ある三日月宗近との会話を交わし、ほんの少し打ち解け、また真意を伏せられたままある頼み事をされる。
その後、山崎の戦いで落ち武者となった明智光秀を、時間遡行軍を引き連れた織田信長自らが強襲。
何故か信長を助け、その場を離脱した三日月を追う間もなく、大太刀の一撃で負傷した事で退却。薬研と山姥切と共に治療を行い、安土城へと向かう。
安土城で長谷部や日本号と合流した第一部隊だったが、そこで衝撃の事実を知る。
一方骨喰は乱戦の隙をついて三日月に頼まれていた事──部隊員全員の宝珠(本丸へ転移する為のアイテム)を回収し、三日月に渡した。信長によって一時人質ならぬ刀質にされるも、その姿を「今の姿は少々格好が悪うございますな」と評した三日月の言葉によって、魔王らしい最期を遂げる腹をくくった信長から解放される。
その後、織田信長を使った歴史改変が不可能となり暴走する時間遡行軍を前に、本丸を守れと告げた三日月により、強制的に本丸へと帰還させられてしまう。しかし主の命を受けて本丸で回復した後、即時回復を可能とする霊薬を携えて再び安土へ帰還。満身創痍の三日月を助け、薬研との連携で時間遡行軍短刀・無銘を下したのだった。