刀については→ 治金丸 を参照。
天華百剣にも同じ刀剣をモチーフとした同名のキャラクターがいるため、こちらの作品を投稿する際は『治金丸(刀剣乱舞)』のタグを推奨する。
プロフィール
「はいさーい、オレは治金丸。あのなんくるないさのだい兄とちい兄の弟ってやつさ。よろしく頼むよ」
概要
2020年7月20日に公式Twitterにて実装が発表された刀剣男士。3つある琉球宝刀の最後の一振り。
翌日の7月21日から始まる「連隊戦 ~海辺の陣~」報酬として登場。
公式Twitterの紹介
琉球王国の王家に伝来した宝剣のひとつ。
山城生まれの琉球育ち。
拵は本土製だが、鍔と切羽は千代金丸と同種のもので琉球で付けられたと思われる。
鳥のように舞う、沖縄武術「手(ティ)」(空手の源流)の使い手。
性能
容姿
右側を三つ編みにして鳥の羽根が先っぽに着いている特徴的な短髪に、茶色の瞳を持つ。黄色を基調とした和服を纏う。
尚、黄色は琉球王国においては王族にしか認められていなかった服の色だとか。
中に着ている空色の半襟と羽織りの襟元にある模様はカジ・マージ、トゥイグァーと呼ばれる琉球絣(かすり)の一種で、それぞれ風車と鳥を表している。腰に着けている茶色い大羽は、宮古島にやって来る渡り鳥・サシバのもの。白サンダルには蛍石と思われる飾りがある。
両腕のハートマークが入った革ベルト風の腕輪は刀装の拵がモチーフ。
本体を吊っている肩ベルトの刀紋は、尚家の巴に鳥の翼と風、雲が描かれたもの。
千代金丸と入れ替わっている可能性を示唆している為か、彼の紋と似通っている。
内番服も琉球刀共通の白シャツに紺色の半ズボンを履いたかりゆしウェア。
右半分には黄色で鳥と小花、雲が描かれている。
キャラクター像
晴れた大空を思わせる朗らかで快活な性格。
千代金丸をだい兄(だいにぃにぃ)、北谷菜切をちい兄(ちいにぃにぃ)と呼び慕っている。
これは、琉球王国に献上および所蔵された順番が最後という史実から取ったのだろうと考察されている。
太刀である千代金丸はまだしも短刀の北谷菜切の方が「兄」ということに対し、キャラクター紹介の際には大きな話題になった(粟田口をはじめとして基本的に短刀は「下の弟」であることが多い為)。
戦闘台詞、立ち絵から、他の二振に比べて好戦的。刀は左手で構え、半身にした右手は素手で構えをとっている。
真剣必殺では笑みさえ浮かべている。
ちなみに沖縄武術の「手(テイ)」とは、治金丸が京都で研がれた際に研ぎ師によって偽物にすり替えられてしまい(後述のすり替え説)、その後3年かけて取り戻しに成功した人物・阿波根(あはごん)が使用したとされる空手の源流とされる古武術のこと。
彼は後に上述した逸話から「京」を付け加え、京阿波根実基(きょうあはごんじっき)の名で広く知られることとなる。
間違ってもこっちじゃない。
後に実装された笹貫との間に回想『風浪』が発生。
数ある回想の中でもかなり不穏な内容となっている。
1609年に薩摩藩が起こした【琉球侵攻】が関連しており、薩摩藩を指揮した大将の一人が笹貫の元主・樺山久高であることが起因していると思われる。
千代金丸との入れ替わり(すり替え)説
上記の通り、治金丸には伝承の一つに千代金丸とのすり替え説が存在している。この「すり替え」についての詳細は歴史資料に譲るが、刀剣乱舞の治金丸はこのことに対し自身を「千代金丸の影武者」として認識している様子であることが回想の内容から読み取れる。
回想や破壊台詞においては千代金丸との入れ替わりについて、治金丸自身は受け入れている様子であるが、千代金丸の方は治金丸がそういった行動をとることについてはあまり快く思っていない様子が窺える。
また、本丸台詞においては自身と千代金丸の境界意識が曖昧になっているらしき発言もある。
尚、該当の回想では千代金丸の影立ち絵が出ており、声のトーンも近い状態に。
余談
彼を演じる声優、熊谷健太郎も沖縄出身。