pixiv内での三日月宗近タグの使用について
pixiv内では、この刀をモチーフにした刀剣乱舞に登場するキャラクターのタグに用いられている。
刀について詳しくは→三日月宗近
プロフィール
「三日月宗近。打ち除けが多い故、三日月と呼ばれる。よろしくたのむ。」
「十一世紀の末に生まれた。要するにまあ、じじいさ。ははは。」
「はっはっはっは…いや、笑っている場合では無いか。」
「熱いな。本気になるか。」
公式による事前紹介
平安時代の刀工、三条宗近作の太刀。
天下五剣の一つで、その中でも最も美しいと評される。
刀剣男士としての姿も平安貴族のような優雅さ。
器が大きいといえば聞こえは良いが、究極のマイペース。
実直な人柄ゆえによく笑う。
全てに対して器が大きいため、少し抜けているようにも思える。
概要
原作・キャラクターデザインをニトロプラスが担当する、DMM.comで配信のブラウザゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』に登場する刀剣男士。
ゲームのアイコン画面にも居り、メディア露出も突出して多いキャラクターなのでユーザーがまず目にすることの多い存在。
キャラクターのモチーフ元になった刀剣は「天下五剣(室町時代頃より特に名刀と言われた五振の名物)」が一振り「三日月宗近」で、平安時代の名工「三条宗近」の作。
一般的にイメージされる「日本刀」の形をしているものでは、最古の部類。
名前の由来は、打ちのけ(端的に言えば刃の表面に浮き出る模様)が三日月形をしており、それがしきりに入っていることから。
天下五剣の中でも最も美しいとも言われる、名物中の名物。
ゲームにおいて
サービス開始時点から存在している天下五剣の太刀で他レア太刀に並びスロット3を有し、さらに隠蔽(敵に陣形を知られないためのステータス)と統率(防御力)が太刀のカテゴリトップ。
その他も高くまとまっており、全能力値の合計は堂々の総合一位であり素の能力上限では他に劣る部分も無いわけではないが(とはいっても僅差)
装備が3スロット装備できるため、総合的には全刀剣屈指の高耐久・高速・高火力に仕上がる。
じじいとはいったい……!?
とはいえ、作品開始から5周年を過ぎた事もあり全能力値および隠蔽や統率のトップステータスを、後から実装された刀剣男士に譲ってこそいるが名声とレア度に準ずる力量と存在感の大きさは今も健在である。
ただし高水準な能力値とゲーム内での最高レアのホロ背景に相応して、鍛刀またはドロップ(現在4-4と5-4の最深部でのドロップが確認されている)での出現確率は極めて低い。
界隈では後に記されている彼のキャラクター像からおじいちゃんネタをもじりつつ難民を嘆いている審神者たちが数多くいる。中には「徘徊爺」と審神者もいるとか。
彼を鍛刀で狙う際には、資材の残量に注意を払うことが望ましい。
そんなレア度激高故に彼を探し求める審神者が続出する中、「刀剣乱舞Pocket」の事前登録が始まった。その時に事前登録数100万突破特典として配布されることが発表され、150万突破で新しい刀剣男士が配布されるとアナウンスされた(余談だが、50万突破でこちらも難民を出してる方の狐が配布されることもアナウンスされている)。結果、150万には届かなかったが、約束の数を突破したので事前登録を行った審神者のもとへ小狐丸と共に届けられることになった。
その後は年始キャンペーンで引換シールを集めると彼と交換できたり、2019年1月年18日から2月12日まで「映画『刀剣乱舞』映画公開記念プレゼント」の中に彼が入っていたりと、根気よく作品をプレイし続けていればキャンペーンで入手できる機会が多い。
キャラクター像
鷹揚で常に余裕綽々とした姿勢。公式では「究極のマイペース」と称されている。
実直な人柄ゆえによく笑う。全てに対して器が大きいため、少し抜けているようにも思える。(公式ツイッターより)
平安貴族のようなゆったりとした穏やかな言動が多い。毒気を抜くようなとぼけた発言をすることもあるので老翁めいてるとも言える。
看板キャラクターらしい正統派美青年のルックスでありながら、刀帳の台詞で「じじい」を自称しだすインパクトから印象が根付き、ユーザーからは「おじいちゃん」などの愛称をよくされる。
刀剣男士たちはみな数百年生きた刀であり彼と年代を同じくする刀も複数居るため、「じじい」というのは刀帳の語りを聞いている側である主の審神者と古い刀の自身を比べて大らかに言ったのだと思われる。
刀剣乱舞は2205年という公式設定なので平安時代の刀である三日月宗近の生きた年数を考えると大らかな表現も頷けるかもしれない。
スキンシップ歓迎派。審神者からのお触りに対して「ふむ……スキンシップと言うやつか?」「あっははは!いいぞいいぞ、触って良し」と器大きく受け入れる。人も刀も大きいことはいいことだ。
本丸で放置すると審神者が寝ていると判断して自身も寝ようとしたり。その言動に癒される者も多い。
馬当番の発言からすると動物好き、かつ動物からも好かれるようだ。
旧ログイン台詞のように、たまにメタ発言もする。
戦闘でも普段とあまり変わらず余裕のある姿勢であり、ここでもよく笑う。演練や手合せでは「俺の負けでもいいんだが」と言い出したり、こちらの力が抜けてしまうような言動もある。
窮地の状態により刀剣男士がマジギレモードになる真剣必殺では「熱いな。本気になるか」と男らしく勇ましい本気顔を見せるが、他の刀剣男士はもっと激しい怒り状態なのを思うと、本気状態であってもまだ余裕を感じる。
内番での衣装の前身図がこれまた看板キャラクターらしからぬセンスを発揮しているので初見プレイでよく衝撃を与えている。
装備を与えた際の台詞によるとお洒落は苦手らしい。装備と衣服のお洒落を同範囲で言っているかは不明だが。
元の刀の打ちのけにちなんで三日月模様が瞳にデザインされている。(参考ツイート)
刀身と同じく、覗き込むと角度によっては瞳の中の三日月模様が見えるらしい。
お召し物は青の狩衣に鎧や装飾品をあしらったもの。(アイテム数に加え、高級感も出さねばならぬことから多くのレイヤーが嘆いているとも)
内番の衣装は作務衣にリブニット風のインナーを着用。
詳しくは審神者御用達"刀剣乱舞絢爛図録"をご一読あれ。
骨喰藤四郎とは彼が燃えて記憶を失うより以前、足利家の頃に繋がりがあった刀剣なことから一緒の部隊で出陣すると回想イベント其の12が発生する。
回想イベントでは三日月宗近の器の大きく実直な人柄を窺うことができる。
2016年1月1日に新年の挨拶ボイスが実装された。初日の出について話していることから早朝の時間帯の台詞なようだ。通常ボイスよりもかなりゆったりとした優しい口調で審神者に語りかけている。
ジジイだからととぼけた言い方をしているが、初日の出が見たくて早起きしたのかもしれない。初日の出が見れたことで上機嫌なのが声に表れているのだろうか。
そして、「刀剣乱舞Pocket」のCMでは彼が現世に現れる様子が描かれるばかりか、「でぃーえむえーむどっとーこむ♪」と歌ってみせ、偶然にもお茶の間でテレビを見ていた審神者を驚かせた。
元の主についての余談
三日月宗近は創作において、山中鹿之助が所持していたとか、足利将軍家にあったとか、日野内光が所持していた等といわれる事があるが、史実として残っている歴史は豊臣秀吉の妻の高台院(ねね)が所有していたという所からである。高台院の死後は遺品として徳川秀忠に渡っている。
極
2022年4月12日のアップデートで「極」が実装された。
レベル75以降、四日間の修行を経ることで極の姿になることができる。
三日月宗近の様子がいつもと違うようだ。
「主よ、頼みがある」
三日月宗近が修行に旅立ちたいようです。
修行に行かせますか?
▶はい(三日月宗近極の頁に飛びます)
いいえ
カードファイト!!ヴァンガードのユニット性能
「カードファイト!!ヴァンガード」のコラボとして参戦した2枚の三日月宗近もこちらで説明する。
一つは沈黙の騎士ギャラティンとおなじくグレード2のバニラでPRカードとして出たが、
もう一つはG4のGユニットでタイトルブースター収録。封入率がやや低いGR(ジェネレーションレア 通称:爺レア)とサイン付きのSPで収録されている。
後者のユニット性能はGゾーンの裏側のカードを表にしカウンターブラストを1枚払うことで表側のGゾーン1枚に付きヴァンガードのパワーが3000上がり、更に2枚以上であれば2枚に付き前衛の相手リアガードを退却し、そしてクリティカルが+1になるという豪華仕様極まりない性能になっている。
まさに切り札にふさわしいGユニットである。
フレーバーテキスト
「まあ、人も刀も大きいことはいいことだ、そうだろう?」(PRカード)
「やるか」(刀剣乱舞収録)
メディアミックス
刀剣乱舞-花丸-
第5話で登場。作中本丸の審神者が長らく待っていた刀であるため、初期刀である加州清光は「三日月がきたら可愛がってもらえなくなるかも」と不安視していた。
その珍しさに恥じない霊力を持っており、顕現時には部屋の襖が飛んでいってしまったほど。
マイペースぶりを早々に発揮し本丸案内をする前に一人で歩き回り、最終的には縁側で鶯丸とお茶を飲んでいた。
その後隊長として加州と五虎退と一緒に出陣し、真剣必殺も披露。加州はこの出陣を「慢心してた自分を見直すため」と考えていたが、三日月は主から「自分が一番頼りにしている加州の戦いを見てほしい」と言われたことを伝える。
この回ではEDも担当、曲は賑やかであるが、映像は史実として三日月を所持した高台院の「高台寺蒔絵」と呼ばれる蒔絵群(菊・萩・桔梗・楓・薄(すすき)・撫子といった秋草をモチーフにしたねねの好みの意匠)や、ゲーム内で回想のあった足利関連の逸話がちりばめられていて、骨喰の姿も確認されている。
活撃/刀剣乱舞 蒼天のえにし
Cygames提供のソーシャルゲーム「グランブルーファンタジー」で開催された、アニメ版刀剣乱舞「活撃/刀剣乱舞」とのコラボイベント「蒼天のえにし」にて和泉守兼定、陸奥守吉行、山姥切国広、骨喰藤四郎と鶴丸国永と共に登場。属性は光属性。配布キャラとしては初SSRである。また刀自体もSSR武器として登場。
奥義 | アビリティ | サポートアビリティ |
---|---|---|
奥義・三日月宗近 | 五阿弥の閃/刃文の煌めき/刀刃結界 | 散華の境地 |
月明の太刀 | 天下五剣/三条宗近の作 | ※:キャラクターではなく武器として刀のステータス |
スキルに倍率こそ低いものの回転が早いダメージカットと間隔がやや長い物のクリア付きヒールがあり、奥義に1ターンの間ダブルアタック確定効果とかなりバランスが取れたキャラ性能。闇属性のカタリナと近い構成である。
しかし特筆すべきはこのアビリティ構成で上述したそれぞれの効果を発揮するアビリティの何れかを持つキャラが光SSRでは貴重なものとなっている中、彼だけはこれ等全てを1人で行なう事が出来るのである。
このためにコラボから入った人にも使いやすく、これから色々戦っていく場合にも重宝するだろう。
尚クリア持ちという関係上、強力な効果を発揮する反面ショート状態になってしまうというデメリットが発生してしまうアビリティのヒン・リヒテンを持つSSR版フェリとの相性は抜群のものとなっている。
リミットボーナスはDAを2つ所持。これは足の速い光属性の中では平均的。HPUPを3つ持ってるので、かなりの高HPになる可能性がある。そのほかには奥義上昇が1、光属性攻撃UPが1と、攻撃性能はややおとなしい。ゲージ足は速いので、真剣必殺の発動条件を維持できるかがカギ。
リミットアビリティは「アビリティ封印耐性」。火力には直結しないが、確率で封印を回避できるので、味方がアビリティを封印されても解除できる可能性がある。
ただし、アビリティ封印やアンデッド付与による回復をダメージに変える行動を起こすセレストとセレスト・マグナとの相性は最悪(三日月の回復で800~1100ダメージを受ける)なので、別に状態異常の防止や解除を行うディスペルマウント役やクリア役が必要になる。必ずアンデッドをクリアしてから回復しよう。
また、コラボで実装された刀剣男士は「種族不明」のカテゴリに入るので、バハムート武器の恩恵を多く受けられるのもミソである。
弱点もあまりないが、強いて言えば、奥義効果のDA確定は奥義枠である為、四天刃と被ってしまうあたりか。
ミュージカル刀剣乱舞
第一弾『阿津賀志山異聞』から登場。
飄々とした自称じじいで、ちょいちょい自由に行動するので部隊長の加州清光は当初振り回されて大変だった。
『真剣乱舞祭2016』では清光を気に入って三条の面々と共に彼をかどかわし、新選組の男士とあわやの場面になるが……
『つはものどもがゆめのあと』では仲間にも秘密で歴史上の人物と会話を持ち、元の史実通りの残酷な運命に引き戻した。しかし刀剣男士としての使命を逸脱しているとして、小狐丸に疑義を向けられる。その理由を「歴史の中で悲しい役割を負わされた者を助けたい」と語るが、それに端を発した人間の協力者「物部(もののべ)」は、後の作品にも様々な形で登場する。
その後も不可解な行動をとり続け、『東京心覚』では江の刀たちに「人と人ならざるものを繋ぐものとなれ」と告げる。その真意は見えないままだったが、『陸奥一蓮』において、過去の出陣において「始まりの刀」が破壊された場に居合わせたという衝撃の事実が判明。なにがしかの想いを胸に、ただ一振で様々な時代に出陣している事が明らかにされた。
その袖に鶴の羽を忍ばせた鶴丸国永に捕捉され、殺し合いにも等しい斬り合いの果て、彼の望みが朧げながらに見えたが、決着はつかぬままに物語は続く事になる……
舞台刀剣乱舞
第一弾『虚伝 燃ゆる本能寺』から登場し、『義伝』『悲伝』『无伝』と続く。
『虚伝』では近侍の座を山姥切国広に譲り、いろいろ助言をするが、今後の本丸の行く末を知っているかのような、謎の行動をとっている。
その後『悲伝 結いの目の不如帰』でその真意が明らかになるのだが、衝撃的内容と最後の姿にトラウマになる審神者も多かったとか。
『无伝』は『悲伝』より前の出来事であり、大坂夏の陣に出陣する。
元主である高台院と出会い、彼女の望みをかなえる事を約束するかわり、物語より生まれた刀剣男士と似て非なる「真田十勇士」の本懐を遂げさせる為、不戦の約定を破棄させる。
ラストのスクリーンでは『悲伝』が燃え尽きて『陽伝』の文字となり、満開の桜の下で何処かで見た刀剣男士が顕現するのだが……?
『七周年感謝祭 -夢語刀宴會』では冒頭、小烏丸と共に登場。
悲伝の記憶を残す山姥切国広が驚く傍らで、刀剣男士が集うこの場所が主の夢である「はちゃめちゃ本丸らんど」であると紹介し、一同の度肝を抜いた。
その後謎のアイテム「夢籤」(と鶴丸国永)のせいで、三日月宗近と山姥切国広の中身が入れ替わってしまう。この時の両演者の演技は必見であり、「特別手合わせ 名前鬼大合戦」では役に入り込んで「山姥切国広」の名前を呼ばれ反応してしまう(そして笑ってはいけない刀剣男士達が噴き出す)という一幕も。
後半の歌パートにおいての出番では要所に登場するのみだったが、これまでの役柄もあいまって強い存在感を見せている。アンコールの「刀剣乱舞音頭」では軽装姿で登場し、会場を沸かせた。
映画刀剣乱舞
キャストは鈴木拡樹。なお映画と舞台は別の物語であり、同一個体ではない。
本丸の近侍であり、老いた審神者とも軽口を叩き合える仲。しかしある理由から審神者はここ最近他の刀剣男士の前に姿を見せず、時間遡行軍の攻撃も勢いを増している為、大半の刀剣男士が遠征任務で出払っている。
「本能寺の変」で死んだ筈の織田信長が時間遡行軍の手引きで生き延びていた為、「織田信長暗殺」の任務に隊長として出陣。へし切長谷部の追及をのらくらとかわしながら、突如として信長を助けて安土城へと帰還させるという、裏切りとも取れる行動に出る。
しかしその意味は、彼だけが目にし、信長の最期を看取ったある短刀が忘却していた「真実」にあった……
2023年公開の『映画刀剣乱舞-黎明-』にも登場。
西暦995年、大江山の鬼退治へ向かう源頼光たちを時間遡行軍が急襲する場に顕現し、これを退ける。しかし酒呑童子の呪詛によって山姥切国広が光の中に消滅してしまったのを追い、辿り着いたのは西暦2012年の東京だった。
大幅に力を削がれながらも時間遡行軍と戦うが、そこに居合わせた女子高生・琴音を仮の主とする事で窮地を脱する。その琴音によって東京国立博物館に所蔵されている本体から力を受け取り、往時の力を取り戻した。
そうした中、人々が突如として意識を失うという事例が多発し、また時間遡行軍が白昼堂々現れるという異常事態が発生。山姥切を追いかける中で、敵の狙いが明らかになってゆく。
映画独自の設定として、対象の気を逸らす認識阻害の術を使う事が出来る。
一方で琴音と一緒にカフェで寛いで衆人の注目を集めまくる中で「抹茶らてまきあーと」を大層気に入るなど、彼女曰く「自由すぎる」一面を見せた。ちなみにこの「抹茶らてまきあーと」は来場者特典としてゲーム内アイテムとして入手が可能。
余談
2017年4月1日に、制作会社繋がりでもある『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』のキャラクター・凜雪鴉と三日月(※中の人繋がりでもある)の共演映像が1日限定で配信された(この共演に際し、三日月の布袋劇人形も製作されている)。
なお、こちらの本編映像は「2205年4月1日公開」。もしかして:エイプリルフール
2020年9月5日放送の「美の壺」では刀をテーマとして扱ったためか、ゲストとして登場。演じたのは刀ミュの黒羽麻璃央で、草刈正雄との軽妙なやり取りが話題となった。
関連イラスト
※イラスト検索の際は、無印(三日月宗近)での検索を推奨する。