概要
主に小説などで「架空の世界」を描くとき、その世界内で当たり前に存在するが、現実世界の我々にとっては当たり前でない事象を何らかの形で説明する必要がある。それを、「言語」という側面から説明するのが架空言語である。
実態は、日本語や英語を暗号的に並べ替えたり、無意味な記号の羅列などと言った簡便な作りのものが多い。しかし、中には、発音・単語・文法、そしてその背景となる文化や世界観までもをゼロから全て作り上げたものも(ごく稀だが)存在することは特記しておかなければならない。
「人工言語」とほぼ同じ意味で使われることもあるが、どちらかといえば「小説などの舞台背景となる異世界で話される言語」の意味で使われ、エスペラントやプログラミング言語のような実利を目的とする言語は含まない。
架空言語の例
アクア語(ドラえもんのび太の人魚大海戦に登場する架空言語)
アルベド語(ファイナルファンタジー10に登場する架空言語)
イカ語(スプラトゥーンシリーズに登場する架空言語)
イグニス語(遊戯王VRAINSに登場する架空言語)
エルフ語(指輪物語に登場する架空言語)
オーバーロード語(仮面ライダー鎧武に登場する架空言語)
ガミラス語(宇宙戦艦ヤマト2199に登場する架空言語)
ガトランティス語(同上)
ククト語(銀河漂流バイファムに登場する架空言語)
クリンゴン語(スタートレックに登場する架空言語)
グロンギ語(仮面ライダークウガに登場する架空言語)
ゲドンコ語(マリオ&ルイージRPG2に登場する架空言語)
サイバトロン語(トランスフォーマーに登場する架空言語)
ジャマト語(仮面ライダーギーツに登場する架空言語)
ジャマハルダ語(星のカービィスターアライズに登場する架空言語)
城ドラ語(城とドラゴンに登場する架空言語)
人工言語アルカ
神聖エルダント語(アウトブレイク・カンパニーに登場する架空言語。未解読である)
新世界語(星のカービィディスカバリーに登場する架空言語)
スカイランド語(ひろがるスカイプリキュアに登場する架空言語)
ゼントラーディ語(超時空要塞マクロスに登場する架空言語)
たまごっち語(たまごっちに登場する架空言語)
タンタログ語(リロ・アンド・スティッチに登場する架空言語)
チョウゾ語(メトロイドドレッドに登場する架空言語)
デジ語(デジタルモンスターに登場する架空言語)
トーラ語(デルトラ・クエストに登場する架空言語。七部族の言葉の一つ)
ナメック語(ドラゴンボールに登場する架空言語)
ナヴィ語(アバターに登場する架空言語)
ハイリア語(ゼルダの伝説シリーズに登場する架空言語)
Hiktan
パンツァー語(パンツァードラグーンに登場する架空言語。ファンサイドによる仮名であったが公式化された)
ファントマイル語(風のクロノアに登場する架空言語)
ホコタテ語(ピクミンシリーズに登場する架空言語)
ラフム語、オセロトル語(Fate/GrandOrderに登場する架空言語)
厳密には違うもの
オンドゥル語(仮面ライダー剣に登場する架空言語…とすること自体が架空というか…)
チキュー語(王様戦隊キングオージャーに登場する架空言語。喋ってる台詞は日本語そのもので、厳密に言えば架空文字。しかし一応、「チキュー語の台詞を日本語に訳している」と考えることも可能)