概要
正式タイトルは「アウトブレイク・カンパニー~萌える侵略者~」。メディアミックス展開として、コミカライズが「月刊good!アフタヌーン」にて連載中。また、アニメ化が発表され、2013年10月から12月まで放送された。
本編には著者がかつて執筆した作品のパロディも登場する。
ストーリー
高校中退状態の慎一が、セッパつまったあげくの就活で得たのは、ファンタジー世界で、おたく文化を伝導するという仕事!?ほとんど騙された形で連れて行かれた場所は、ドラゴンが宙を飛ぶ、まさに異世界だった! が、このあまりにも異常な状況と展開でも、生粋のおたく育ち・慎一は苦も無く適応!! マジでハーフエルフの美少女メイドさんや美幼女皇帝陛下とラノベ朗読で親交を深める萌え展開に。だが、世の中はやはり甘くない。慎一の活動に反感を持つ過激な勢力がテロを仕掛けてくる。さらに、その慎一の活動そのものにも何やらキナ臭い裏が!? 『萌え』で、世の中を変革できるのか?それとも『萌え』が、世界を破滅に導く!?
(公式サイトより引用)
概容 | アニメ該当話数(注1) | |
---|---|---|
1巻 | 憂国テロリスト籠城事件。 | 1~4 |
2巻 | 加納慎一の反逆。 | 4~5、11~12 |
3巻 | サッカー騒動。 | 5~6 |
4巻 | 映画騒動。 | 10 |
5巻 | 慎一、バハイラムへ拉致。 | - |
6巻 | 綾崎光流登場。 | - |
7巻 | 短編集。 | 9 |
8巻 | 影武者と魔力消失。 | - |
9巻~10巻 | 日本への帰還。 | - |
11巻 | カメラ騒動とバハイラム政変。 | - |
12巻 | ペトラルカへの求婚。 | - |
13巻 | 禁忌の鎧。 | - |
14巻 | 短編集。 | - |
15巻~16巻 | バハイラム大災害。 | - |
17巻~18巻 | 原子力空母との決戦。 | - |
別巻 | 後日談。 | - |
注1…アニメ7~8話は原作に無いオリジナル。
登場人物
アミュテック
日本とエルダントで共同出資した、「総合エンタメ商社」。
ミュセル・フォアラン(CV:三森すずこ)
エルビア・ハーナイマン(CV:上坂すみれ)
ブルーク・ダーウェン(CV:富田貴洋)
日本
神聖エルダント帝国
アミュテックの拠点であり、本作品の基本的な舞台。中世的な専制君主国だが、周囲の国と比べると柔軟な政治を行う。
ペトラルカ・アン・エルダント三世 (CV:渕上舞)
ガリウス・エン・コルドバル(CV:三木眞一郎)
「学校」
アミュテックが運営する、オタク養成学校。結果的にだがエルダントの文化水準の底上げに貢献している。
バハイラム王国
「国父」の元に万民平等を標ぼうする管理国家。エルダントと敵対しているが、内部から改革の機運が高まる等、ただのディストピア国家という訳でもない。
ツェルベリク王国
エルダントの友邦だが、亜人種への差別意識が強い。国内の異種族を抑える為に、精神制御系の魔法に長ける。
憂国士団(ベイドゥナ)
日本政府の目論見を看破し、暴力的な手段で排斥しようとする、エルダントの国粋主義テロリスト。
フォグロン商会
ガルド工房
「竜の巣」
バハイラムが管理する古代遺跡と思われていたが…。
アニメ
2013年10月から12月までTBS、CBCおよびBS-TBS、MBSで放送された。
2016年4月にはTOKYOMXにて再放送。
スタッフ
監督 - 及川啓
シリーズ構成 - 荒川稔久
キャラクターデザイン - 豆塚隆
音楽 - 井内啓二
音楽制作 - ポニーキャニオン
アニメーション制作 - feel.
製作協力 - ポニーキャニオン / 講談社 / ダックスプロダクション / ポニーキャニオンエンタープライズ
製作 - OBC製作委員会 / TBS
主題歌
オープニングテーマ「ユニバーページ」
作詞・作曲 - 渡辺翔 / 編曲 - 増田武史 / 歌 - 三森すずこ
エンディングテーマ「私の宝石箱」
作詞・作曲・編曲 - ゆうゆ / 歌 - ペトラルカ・アン・エルダント三世(渕上舞)
関連タグ
神聖エルダント語:本作品で用いられる架空言語。未解読である。
外部リンク
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者|ラノベ文庫 - 講談社
響 - HiBiKi Radio Station -による、本作のラジオ番組『アウトブレイクカンパニー obcラジオ』紹介
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 - Wikipedia
アウトブレイク・カンパニー ~萌える侵略者~ とは (アウトブレイクカンパニーモエルシンリャクシャとは) - ニコニコ大百科
ネタバレ注意
終盤のネタバレがあります。
ファンタジー世界だと思われた世界は地球が辿る凄惨な結末の後に生まれたものだった。
そして、異世界の人類は未来の地球で生まれた人工生命体であった。