概要
『星のカービィディスカバリー』の舞台「新世界」はかつて人が住んでいた場所。
文明の一環として随所に看板やポスターが残されており、熊崎信也ディレクターによると解読が可能となっているらしい。
文字
アルファベット26文字+数字10文字+記号6文字の全36文字。既存文字を回転・もしくは左右反転させたもの。
オープニングで流れる本作のメインテーマ「WELCOME TO THE NEW WORLD!」には歌詞テロップが付いているのだが、新世界語での文字は英語版の歌詞をそのまま新世界文字に変えたものとなっている。
(例)
さぁ準備は できたかい? 見えたよ NEW WORLD→Strange horizon. Ready to go. Feast your eyes on a new world!
単語
単語の発音は英語とは完全に別。日本語をもじったような、空耳にも聞こえる単語が多い。
ニンドリや『星のカービィ30周年記念ミュージックフェス』にて一部の単語の意味が明かされている。どことなくジャマハルダ語に似たものが多いが、関連は不明。
新世界語 | 意味 | 備考 |
---|---|---|
アドゥレシア | キャンバス | アドレーヌ+ドロシア? |
イレリィ | しない | |
ジャハ | 邪魔 | |
ニル | 君 | エンデ・ニル? |
ネイチェル | 自然、新緑 | エリア1のネイチェル草原や、「WELCOME TO THE NEW WORLD!」を歌った女性NEICHELも同じ由来 |
ノディルナ | お昼寝 | ノディ+ルナ(月)? |
ハァロア | ようこそ | ジャマハルダ語で「こんにちは」は「ジャマハローア」 |
マーシャス | 美味しい | ジャマハルダ語で「美味しい」は「マジシャス」 |
ファロォ | 笑う | 「笑って」は「ファロォネ」、「笑おう」は「ファロォー」 |
ファルダ | ハート | ジャマハルダ語で「心」は「ハルダ」 |
ラルゥダ | 愛 | |
レリィーノ | できない | 「リィ」が否定形(英語でいう"Not")に相当する表現である模様 |
ルゥ ワァ | 新世界 | 「ルゥ」が"New"、「ワァ」が"World"に相当 |
基本的に語順や動詞の活用は日本語と同じで、主語に付く助詞の「が」や「は」は「ア」、目的語の助詞「の」・「を」・「も」などは「ロ」・「オ」・「モ」が使われている模様。
これらの単語を組み合わせて話せば、気分は新世界人になれるかも?
ミュージックフェスにて熊崎ディレクターは「ニルロォ ノディルナ ラミォ ジャハ レリィーノ」→「君のお昼寝は誰にも邪魔できない」と即興で新世界語を披露している。