プロフィール
概要
『ライオンキング』シリーズのキャラクターのヒヒの老人。「ラフィキ」とはスワヒリ語で「友」を意味する。
呪術師であり、王の最初の子供の誕生の儀式をおこなう。
格闘に強く、中国拳法風の技を使用した戦いを得意とする。年老いてはいるが、格闘能力は衰え知らずの高さを誇る。1人で複数のハイエナ達を制圧することができ、作中では『ライオン・キング』同様、『燃えよドラゴン』のパロディを行っている。
『ライオンガード』ではマキーニという名のメスが弟子として判明している。好奇心旺盛で活発な性格で、名前はスワヒリ語で「落ち着いて」を意味する。
ミュージカル版
ミュージカル版では、「生命の繋がり」を意識するべく性別はメスに変更されている。また一部のシーンがよりコミカルに変更されている。
例えば、ティモンとプンバァに「王は戻られた」と告げるシーンで高笑いしながらターザンのごとく現れ、その後再び姿を見せるが突如真顔になって退場するなど。
- ロンドン版でラフィキを演じたリンディウェ・ムキゼは同役を卒業したのち超実写版に於いても『サークル・オブ・ライフ』を歌唱している。
持ち歌として、ラフィキとメスライオンがムファサの死を悼む『Rafiki Mourns(ラフィキの哀悼)』がある。
実写版
超実写版に於いては、吹き替えは『ライオンガード』で故・槐柳二氏の後任となった駒谷昌男が続投しており、設定も一部修正された。
例えば、杖は常時持ち歩いた状態ではなく決戦時に「懐かしき友よ」などと言って取り出すなどといったいわば「伝家の宝刀」的なポジションとなっているため、リアリティを重視しながらもアニメ版で見られた杖を使う格闘シーンはしっかり再現された。
- こちらではザズーが劣勢に立たされたときに救援として杖で格闘する立ち回りでありミュージカル版と同じ流れである。
楽曲
ティモンとプンバァにからかわれて落ち込んだシンバが星空を見上げ、その際抜けた毛が遠くプライドランドまで届き、ラフィキがシンバが生きているという事に気付くシーンで流れる『Under The Stars(星空の下で)』。
『星空の下で』を編曲した『Simba Is Alive(シンバが生きている)』。
ラフィキがシンバの壁画を描いているシーンで使われる『Rafiki's Fireflies(ラフィキのホタル)』。
余談
- 実は当初はムファサの親友である重鎮な政治家という設定で、この段階でロバート・ジロームが配役されていた。だが、製作途中でキャラを変える案が出たと言い、現在の役回りになった。
- 最初期は「ラフィキ」という名前のチーターがいたとされる。