もしかして→ライオンハート
概要 (作品)
『THE ライオン・ガード』(原題:THE LION GUARD)とは、ライオン・キングシリーズの作品で、ライオン・キングの続編及びスピンオフTVアニメーションシリーズである。また、同作品に登場する組織の名前でもある。
2015年11月22日に実質的な第一話となる特別エピソード(事実上の第一話である中編アニメーション映画の「ゆうしゃのでんせつ」)が放送され、2016年1月15日から不定期で放送開始した。2019年11月3日に放送終了。日本では、主にディズニーチャンネルで放送され、2016年4月16日に特別エピソードが放送され、5月15日から不定期で放送開始した。一挙放送されることも多く、その後は、ディズニージュニアやDlife等でも放送された。2020年11月7日に放送終了。現在でも、ディズニージュニア等で再放送が行われている。ディズニープラスならいつでも視聴可。日本では、一般的にライオンガードと表記されることも多いが、正式にはライオン・ガードである。略称表記では、TLGやLGとされることが多い。日本ではLG表記も存在するが、殆ど使われておらず、海外ではTLG表記が一般的である。毎話毎にミュージカルシーンが、最低でも一回は入る。二回以上入ることも多い(シリーズ全体でミュージカル曲は100曲程度ある)。本作は『ライオン・キング』の正当な続編として制作された作品であり、シリーズでは、ティモンとプンバァ以来のTV作品となり、話の内容としても初の公式スピンオフTVアニメーション作品でもある。また、『ライオン・キング3 ハクナ・マタタ』が、ティモンとプンバァを主人公としたスピンオフであり、『ライオン・キング』本編の物語とは異なる為、『ライオン・キング』、『ライオン・キング2 シンバズ・プライド』、『ライオン・キング3 ハクナ・マタタ』のアニメ長編映画三部作とは別に、『ライオン・キング』、『ライオン・キング2 シンバズ・プライド』、『ライオン・ガード』のアニメ本筋三部作(本編三部作)という分類に入る。
現時点で、全3シーズン、75話(最大で78話とされることも)ある(シーズン1全26話又は28話、シーズン2全30話又は29話、シーズン3全19話又は全20話)。物語は既に完結している。アメリカでは、「ゆうしゃのでんせつ」が2015年、シーズン1が2016年〜2017年、シーズン2が2017年〜2019年、シーズン3が2019年に、日本では、「ゆうしゃのでんせつ」とシーズン1が2016年〜2017年、シーズン2が2018年〜2019年、シーズン3が2020年に放送された。
YouTube等で、度々「ライオン・ガード シーズン4」と言う表記を見かけることがあるが、公式ではシーズン3までしか存在していない。
シンバとナラの息子カイオンと、ライオン・ガードを始めとする仲間達の活躍を描く。字幕放送も実施されており、カイオンが黄色、バンガが水色、その他が白で表示される。ミュージカルの多さもあり子供向けに思われるが、スカーが悪堕ちしたのは別の悪に利用されたことがきっかけであったり、ディズニーヴィランズの中でも屈指の数奇な経歴を持つコブラのウシャリや彼の呪いで凶暴化するカイオンなど、かなりシビアな要素も持つ。
第一対象年齢は2歳~7歳であるが、その保護者世代(ライオン・キング世代)以上も対象である。
以前はライオン・キングから観始める人も多かったが、最近ではゲームのツイステッドワンダーランドから観始める人も多い。
時系列としては、ライオン・キングとライオン・キング2 シンバズ・プライドの間にあたり、正確には、『勇者の伝説』からシーズン1、シーズン2、シーズン3の途中までがライオン・キング2 シンバズ・プライドの前半3分の1(キアラとコブの少年期)から後半3分の2(キアラとコブの成人期)までの間で、シーズン3の途中からが、ライオン・キング2の後半3分の2と平行している。最終回では、ライオン・キング2のその後も一部描かれた。なぜカイオン達がライオン・キング2に登場しないのか、その理由もシーズン3にて説明された。
よくある誤解に関しては、コパの項目を参照。
概要 (組織)
プライドランドの王位継承者の弟(王位継承権第二位又は第三位。ビタニの代でその縛りが緩くなり、姉弟等でも良くなった)に課せられる任務であり、サークル・オブ・ライフを守るための警備集団である。最も勇猛な者(原語版ではfiercest、日本語版では最も強き者)であるリーダーの他、最も勇敢な者(原語版ではbravest、日本語版では最も勇ましき者)、最も素早い者(原語版ではfastest、日本語版では最も速き者)、最も力の強い者(原語版ではstrongest、日本語版では最も逞しき者)、最も見通しの良い者(原語版ではkeenest of sight、日本語版では最も見通せし者)が構成し、基本的には5名の雄ライオンのメンバーを持つ。カイオンの代では、シーズン3にて、最も賢い者(原語版ではsmartest、日本語版では最も賢き者)が追加された。メンバーの左肩には特有のマーク(ライオンの横顔の形をしている)が浮かび上がるが、資格を失うと消える。
大昔に、悪に堕ちたライオンたちがプライドランドを破滅させようとした際に、善のライオン達が最強のチームを作ったのが始まりであり、アスカリが最初のリーダーだった。そして、悪に対抗する為にライオンとアフリカゾウが同盟を結んだとされる。さらに、アスカリと彼のチームは恐ろしい悪と戦ったとされている。
歴代のライオン・ガードは文字通り雄ライオンで構成されており、シンバもそれをカイオンに求めたが、祖先の魂達が許可した為、カイオンの代でその縛りが消えた。(※祖先の魂達が直接何かを言った訳ではなく、黙認と言った所である。少なくともムファサ等はこのことを容認しており、肯定している。)
カイオンの代は雄ラーテルのバンガ、雌チーターのフーリ、雄カバのベシティ、雄シラサギのオーノ、雌ゴマバラワシのアンガと多種多様な種族が構成している。チーターのフーリが参入した際に、初めて雌が参入し、ゴマバラワシのアンガが続いた。アンガの加入によってメンバーの数の縛りも消えた。(※目を負傷したオーノの代わりにアンガが最も見通せし者として加入したが、この時オーノのライオン・ガードとしての資格も消えた。その後すぐにカイオンがオーノを最も賢き者として再びライオン・ガードに加えた。)
シーズン3にてカイオンとオーノが負傷し、治療の為にマキーニも同行してプライドランドを一旦離れ、生命(いのち)の木へ向かった。その後、ジラ達がプライドランドに攻めて来たと聞き、プライドランドに戻るが、既にライオン・キング2が終わった後であり、最終的に生命の木へと戻る。
シンバは当初、カイオンによるメンバーの選択に否定的だったが、後に受け入れた。シーズン3では、シンバは雌ハイエナのジャスィリとラフィキの教え子の雌マンドリルのマキーニもライオンガードのメンバーの様な扱いをしているが、最終決戦(プライドランドの戦い)後、ジャスィリはアウトランドの女王となり荒くれ者達を纏めており、マキーニも特殊なポジションにいる為、厳密にはメンバーではない。シーズン3第18話では、ジャスィリに加えてジャンジャとアザードもチームの一員として動いていた。最終回では一時、ハイエナやハゲワシ等も加わり行動していた為、正式なメンバーでは無いが、総勢14名程になっていた。その他にも協力関係となる動物達も多い。
少なくともカイオンの代以降のライオン・ガードの掛け声は、リーダーが「Till the Pridelands end?(直訳すると、プライドランドが終わるまでだが、日本語版では、プライドランドがある限り)」と言った後に、その他のメンバーが「Lion Guards defend!(直訳すると、ライオン・ガードが守るだが、日本語版では、ライオン・ガードは戦う)」である。
スカーの代に、スカーがライオン・ガードのメンバーにムファサの失脚または暗殺をするように命令したが、他のガードのメンバー達はスカーに反対した。このことに対して、なんとスカーはガードのメンバーをロアーで皆殺しにしてしまった。そして、祖先達の怒りに触れたのか、スカーはロアーを没収された。おそらく、その際にプライドランドでの地位も失ったと思われる(ザズーが生前のムファサに、「スカーはよい毛皮になる」という旨のジョークを言っていてムファサもあまり窘めなかった)。実は、この時スカーは悪のライオンの策略によってコブラに噛まれていた(ライオン・ガードでは、コブラの毒は冷静さを失ったり、凶暴化するとされている)。この時に出て来た場所は、後にヴィランズが集まる場所となっている(例:スカーが悪のライオンと出会った場所は、後にジラ達の拠点となっていたり、スカーがガードのメンバーをロアーで皆殺しにしてしまった場所は、後にジャンジャがキアラを呼び出した場所(ブロークンロック)となっていたりする(いずれもその他でも出て来る場所となっている))。
この時、ライオン・ガードの伝統が途絶えたが、カイオンの代に復活した。シンバの代に存在していなかったのは、スカーが悪に堕ちて解任されたことと、シンバに兄弟がいなかった事と関係していると思われる。なお、シンバに兄弟がいた場合に存在していたかどうかは不明。余談だが、もしもスカーがあの時点でムファサを殺していなかった場合、シンバに弟妹がいた可能性もある。
なお、職務のために捕食者の縄張りに入ることが少なくないため、トラブルになることも多い。その他でも、ライオン・ガードのせいで、トラブルになることがある。よく誤解されるが、ライオン・ガードは決して無秩序に捕食者を攻撃しているわけではない。あくまでもサークル・オブ・ライフに沿う意思のない存在や度の過ぎた捕食者に敵対しているのである。
しかし一方、ロアー・オブ・エルダーズが両刃の剣と化したり、コブラのウシャリはライオン・ガードの不注意が原因の一つでヴィランと化して最終的に死亡したりと、決して輝かしい面だけではない。『ライオン・ガード』という作品は、『ライオン・ガード』という主人公サイドの良い面とそうではない面の二面性が描かれた(※一応子供向けなので勿論軽く)、中々に深い作品である。
ストーリー
「キングの勇気を受け継ぐ…新たな伝説… 今、始まる…」
(ゆうしゃのでんせつ)
プライドランドの王 シンバの息子のカイオンは、幼馴染のラーテルのバンガとバオバブボール(バオバブの実)で遊んでいると、バオバブボールが危険なアウトランドへ落ちてしまう。カイオンはここまでだと諦めようとするが、バンガは気にせず、こっそり忍び込み、バオバブの実を取りに行ってしまう。そんな時、ハイエナのリーダー、ジャンジャに見つかってしまい、手下のチーズィとチュングに捕まってしまった。それを見たカイオンがバンガを離すようにと言ったが、チーズィとチュングに「じゃあ助けに降りて来い」、「(お父さんに)アウトランドに行って、トラブルになっちゃったから助けてって言うのか?」、「弱虫🎶弱虫🎶弱虫…」などと揶揄われてしまう。チーズィとチュングが「ジャンジャがランチを待ってる」とバンガをジャンジャの元へ連れて行こうとしたその時だった。「バンガを離せ!」と怒ったカイオンが、雄叫びをあげた。その雄叫びは今までに聞いた事がないほど大きなもので、強い風が吹き、雲がライオンのような顔の形に変化した。チーズィとチュングが口を大きく開け、呆然としている間に、カイオンとバンガは、なんとかアウトランドから逃げ出す事に成功し、プライドロックへ戻った。その後、ラフィキが「新たな伝説が生まれた!」、「時は来たり」と衝撃の一言を口にした。なんとカイオンは、ライオン・ガードのリーダーに選ばれたのだ。シンバはカイオンにはまだ早すぎると思っていたが、ナラからの助言もあり、カイオンがリーダーとなることを認めた。シンバによると、ライオン・ガードとはプライドランドの平和を守るチームのことであり、5人のメンバーで構成されるという。
ライオン・ガードは本来、雄のライオンしかいなかったが、カイオンはその伝統を打ち破り、バンガ、チーターのフーリ、シラサギのオーノ、カバのべシティと多種多様な動物の友達をメンバーとして加わえた。最初はバンガを除いた友達は不審に思っており、シンバには伝統を守らず、ライオンが1人しかいないことを叱責され、カイオンは落ち込んでしまい、「どうせ無理だよ、僕に出来る筈がない」と自暴自棄になってしまう。そんな時、カイオンの前に雲の中のムファサが現れる。ムファサに「シンバは心配している。だがそれはお前を愛しているからだ」、「恐れるなカイオン、自分を信じるのだ。雄叫びは常にお前と共にある。私もだ。プライドランドがある限りな」と励まされたことで、カイオンは「大変だとしても、やるよみんなが待ってる。ライオンだってこと、胸を張ってみせるよ。自分を信じて」と自信を取り戻し、その結果、先祖の霊達にも認められ、正式にライオン・ガードのリーダーとなった。
その時だった。なんとジャンジャ達がプライドランドでガゼルの群れを襲ったのだ。そのことをバンガから聞かされたカイオンは、正式にライオン・ガードを結成し、ジャンジャ達に立ち向かった。ライオン・ガードの活躍により、ジャンジャ達をアウトランドへ追い返すことが出来たが、ジャンジャ達に追われ、パニックになったガゼルの群れがキアラの方へ走って行き、キアラは囲まれ、孤立してしまった。しかし、フーリ、バンガらの活躍により、キアラの救出に成功した。それら一連の流れを見ていたラフィキは喜び、シンバはカイオンのライオン・ガードを認めた。
「ここから始まるんだ。新しい、ライオン・ガードの時代が!!」
勇者の伝説はここから始まった!! ジャンジャ達ハイエナを始め、ハゲワシの議長ムズィンゴやジャッカルのリーダーレイレイなどの宿敵に挑みながら、この大地とサークル・オブ・ライフを守るため!!「プライドランドがある限り、ライオン・ガードは戦う!」
カイオンたちの壮大な冒険が、今!始まる!
登場キャラクター
担当声優名は日本語吹き替え版のもの。
主人公
カイオン(Kion)
声-高倉有加
本作の主人公である、子供のオスライオン。プライドランドの王であるシンバと女王ナラの第2子の息子。ムファサとサラビの孫。ムファサやシンバと同じく、茶色と黄色の中間的な体色と赤い鬣(たてがみ)と目を持つ。言語によっては「キオン」とも発音される。新たなライオン・ガードのリーダーで、ライオン・ガードのメンバーの中の”最も強き者”。一人称は「僕」。
外見はシンバの子供時代とほぼ同じだが、絵本版のコパや青年期シンバと同じく、子供ながら鬣がわずかに生えている。後に成長し、体つき、牙、雄叫びの威力等が強くなっている。将来プライドランドの女王となる姉のキアラを支える為に、祖先の魂達が授ける雄たけびの力でプライドランドを守る力を得る。激怒した時に雄叫びを使ってはいけないと考えているが、シーズン1ではまだまだ未熟であり、力の制御ができない為、味方まで巻き込んでしまうこともあった。その後、ナラの励ましもあり、立ち直った(シーズン1第21話『おたけびのちから』にて)。シーズン3では、初代ライオン・ガードのリーダーのアスカリの霊に助けられ、雄叫びの真の力を完全に会得した。
正義感が強くお人好しである為、ライオン・ガードの仲間を部下としてではなく友として扱っている。口癖は「ヘイヴィ・カビーサ!(Hevi kabisa!)」(ねえ、完全に! または(ねえ、絶対に!)とも)。生真面目ではあるものの、キアラに対して頑固で口喧嘩をすることがあり、度々対立することもあるが、仲間や家族も守りたいと思っている。
シーズン3のスカーとの戦いでは、雨を降らせてスカーを倒すことに成功したが、スカーの策略により、ウシャリの毒の傷を左目に受けて、狂暴化したり自我のコントロールを失ったりしたため、その治療のためにプライドランドを離れていた。シーズン3では、自分を抑えることが出来ず、それ故に問題を起こすことも多くなっていき、一時はバンガ以上のトラブルメーカーとなっていた。生命の木へ近づくにつれて、傷は酷くなっていき、生命の木での治療を初めてからもなかなか回復の兆しが見えず、完治しないことも危ぶまれたが、”友達”に支えられ、リーダーとしての自信を取り戻したことで、一気に完治へと向かった。
前述の通り、公式の続編である『ライオン・キング2 シンバズ・プライド』では登場してはおらず、どのような扱いなのかは不明であったが、カイオン達が『シンバズ・プライド』に登場しない理由も明かされた。
シーズン3にて、最終決戦後、プライドランドから離れて生命の木へ向かった際に、インドライオンの姫君のラニと出会う。最初のうちはぶつかることも多く、ラニからは敵対視されていたが、次第に仲良くなっていき、惹かれ合うようになる。最終話では彼女と結婚し、生命の木の国王に即位する。なお、シーズン3にて成立した、フーリとアザード、バンガとビンガ、カイオンとラニのカップリングのうち、カイオンとラニのカップリングが打ち解けるまでに最も多くの時間を費やした。『ライオン・キング』のシンバとナラ、『ライオン・キング2』のキアラとコブのカップリングと比較しても、幼い頃から知っていたとはいえ、再会してから恋に落ちるまでの時間よりも、カイオンとラニが恋に落ちるまでの方が圧倒的に多くの時間を費やした。
「カイオン」とはスワヒリ語で「リーダー」を意味する「Kiongozi(キオンゴジ/カイオンゴジ)」が由来。
シンバ(Simba)
声-宮本充
『ライオン・キング』の主人公であり、カイオンの父親で『ライオン・キング2』の同様の準主人公にあたる。プライドランドの現王。
カイオンとキアラの父親でもあり先代のライオン・ガードでもあったスカーの事を語り、将来の女王になるキアラを支えるようカイオンにライオン・ガードとしての仲間を見つけるように伝える。初めは見つけた仲間がライオンでなかったので呆れていたが、キアラを救われると認めた。バンガとは後に互いを兄弟と認識して仲良くなった。
『ライオン・キング2』では、キアラに対して過保護な面が多く見られ、所謂「親バカ」というレベルであったが、今作では、育児に慣れたのか落ち着きが出ており、キアラとカイオンに対してある程度自由にさせている。しかし、今作は『ライオン・キング2』の後半部以前が舞台のため、王としては未だ未熟な部分が見られ、ちょっとしたことで、王になったことを後悔したり、辞めたりしようとする。例えば、シーズン1第4話『キアラじょおう』にて、アミニフの葬式に出席した際には、別れの言葉をゾウ語で話さなければならなくなり「王になんてなるんじゃなかった」などと後悔していた。その他にも、王として、また父親としてまだまだ未熟な部分が見られ、泣き言を言うこともあるが、普段、王としての仕事をしている際にはそのような様子は一切見られず、家族や本当の家族のように信頼している者の前でしか弱い一面を見せない。なお、シンバは『ライオン・キング』のNGシーンにて「アフリカの言葉は苦手」と語っており、同じようにゾウ語など他種族の伝統的な言葉を話すのは苦手なようである。シーズン3、つまり『ライオン・キング2』と並列の時間軸では、プライドランドの戦いや、その後の毒の傷を受けたカイオン、カイオンとライオン・ガードが旅立ったことなど、いくつもの心配事が重なり、シンバの心配性とキアラに対する過保護が再発した。これが、『ライオン・キング2』の後半部でもシンバがキアラに対して過保護に接していた理由であり、アウトランドのライオン達に対する敵対心が強まった理由でもある。
「シンバ」とはスワヒリ語で「ライオン」を意味する。
友達
『ライオン・ガード』のメンバー
バンガ(Bunga)
声-澁谷梓希
雄のラーテル(ただし、ラーテルの英語名が「Honey badger」であるため穴熊と紹介されていることもある)。
素晴らしいという言葉を「すバンガらしい」(字幕版では「すごバンガ」。原語版では「un-Bunga-lievable」)という事が頻繁にある。言語によっては「ブンガ」とも発音される。口癖は「ズカ・ザマ!(Zuka Zama!)」(恐れずに飛び込め!)。一人称は「俺」。
ライオン・ガードのメンバーの中の”最も勇ましき者”。大胆不敵で調子がいい性格をしている。恐れという言葉を知らず、恐怖や不安といった感情が殆どない。その恐怖感のなさは周りに引かれるほどであり、シャバハでさえも顔を顰めていた。蛇や毒に対して免疫があり、強力な防御力と屁が得意。その性格が災いして、問題を起こすことも多く、トラブルメーカーでもある。しかし、恐れないこと、身体能力が高いこと、防御力に優れていることなどから頼れる一面もあり、シーズン3では多少の落ち着きとカッコ良さが見られた。とはいえバンガはバンガのままであり、その問題の起こしやすさは健在である。また、子供の相手をするのも得意であり、プライドランドのベビーシッターとしても人気であった。ティモンとプンバァの養甥でシンバの養弟で、ハクナ・マタタのモットーを受け継いでいる。産みの親や家族は不明で、フーリ同様に幼いころから一人で生きてきた。虫(中でもプライド・ランドで一番珍しいフンコロガシの幼虫ウタム)が大好物。
カイオンとは大の親友であり、共に行動することが多い。互いの信頼も厚く、バンガが問題行動を繰り返してもカイオンは見捨てず、シーズン3にてカイオンが凶暴化してもバンガは離れず、バンガ自身は例えカイオンが悪になったとしてもずっと親友だと語っている。
シーズン3では、同じラーテルの雌ビンガと出会い、初めて出会った自分より臭い匂いの生き物なため対抗心を持っていたが、ラーテルとしての優劣を競う間に仲良くなり惹かれ合うようになった。
「バンガ」とはスワヒリ語で「おバカさん」を意味する。
フーリ(Fuli)
声-矢野亜沙美
雌のチーターで、キングチーターの特徴を持つ。額にハートの模様がある。ライオン・ガードのメンバーの中の”最も速き者”で、史上初の雌メンバー。まだ子供だがプライドランドで最速を誇る。
自信家で物事を割とはっきり言う性格。狩りの時一匹で行動するのが好きだが、仲間といるのも好き。毛皮がとても柔らかい。体が濡れるのを著しく嫌う。家族がいないため、ライオン・ガードのメンバーを家族の様に思っている。口癖は「フウェズィ!(Huwezi!)」(あなたには無理!)。一人称は「私」。
カイオンとは友達以上の関係性であり、互いを「きょうだい」のように思っている。2人は強い信頼で結ばれており、カイオンが不在の際にはライオン・ガードの2番目のリーダーとして活躍する。シーズン3にて、カイオンが正常な判断を下すことが出来なくなった際には、彼に頼まれて代理のリーダーとして指示を出すこともあった。
シーズン3では、初めて自分と同じチーターの雄アザードと出会い、お互いに惹かれ合う。
「フーリ」とはスワヒリ語で「とても速い」を意味する。
ベシティ(Beshte)
声-佐伯美由紀
雄のカバ。ライオン・ガードのメンバーの中の”最も逞しき者”で怪力を持つ楽天家。口癖は「トゥウェンデ・キボコ!(Twende Kiboko!)」(さぁ行こう、カバ!)。2番目の口癖は「ポア!(Poa!)」(クール)。一人称は「僕」。
かなりおしゃべりが大好きで、つい長話をしてしまう。誰に対しても友好的であり、初対面の相手でもすぐに仲良くなれる。カバの群れを初め、若い動物達にとっては頼れる兄貴分のような存在である。プライドランド全体からの信頼も厚く、友達も多いため、情報網が広い。彼曰く、プライドランドの全ての住民を知っている。しかし、話に夢中になり、肝心なことを話さないことも多い。モトトからはヒーローとして尊敬されており、後に兄弟のような関係になった。
「べシティ」とはスワヒリ語で「相棒」を意味する。
オーノ(Ono)
声-高坂宙
雄の白鷺(ただしショウジョウサギと紹介されていることもある)。
ライオン・ガードのメンバーの中の”最も見通せし者”なだけでなく聡明で博識。口癖は「ハパーナ!(Hapana!)」(拙い!)。シーズン3での口癖は「ナワザ!(Nowaza!)」(考えろ!)。一人称は「僕」。
幅広い知識を持っており、動物や自然に関する小ネタなどの説明役を担っている。なお、説明を終えた後には「まあ、誰でも知ってることだよ」というのが口癖である。シーズン3第16話『かがみのみずうみ』にて明らかになったが、実はライオン・ガードの最年少メンバーでもある。彼が産まれる前に、カイオン、バンガ、フーリ、べシティの4人で、ジャンジャらに盗まれた卵を取り返し、守ったが、その時その卵から産まれたのがオーノである。シーズン3にて目を負傷した際には、それまでの役目をアンガに委任し、代わりに”最も賢き者”として活躍した。
真面目な性格で少し抜けているところもあるが、世話好き。シーズン2第4話『オーノとたまご』では、生まれたばかりのシュモクドリの女の子、オーナに手を焼いていたが、自分の赤ちゃんと間違えたりした(なお、この際直後に自分で訂正した)。その後は、彼女の母親クリンダと共に親子ダンスをし、彼女らとは家族同然の関係になった。
「オーノ」とはスワヒリ語で「見る」を意味する。
アンガ(Anga)
声-柚木尚子
雌のゴマバラワシで紫の体色が特徴。オーノよりも上空を飛ぶことができ、スピードやアクロバット、パワーなどにも優れている。口癖は「アンガ・レンガ!(Anga Lenga!)」(空を目指せ! または(彼は託すことが出来ます!)とも)。一人称は「私」。
シーズン2第30話『そらからのこうげき』で初登場した。初登場した際は、無口で会話があまり成り立たなかった。シーズン3第1話『プライドランドのたたかい』にて、オーノが負傷したため、それ以降は”最も見通せし者”の代役を務めている。戦闘能力が高く、ガードの中ではべシティとほぼ同等以上の強さであり、カイオンに次いで2番目に強い。
冷静で優しい性格。単独でもチームでも動くことが出来き、無私無欲で全力を尽くす。無口で冷たいところもあるが、一度打ち解けると、とても優しく情に厚い一面もある。オーノと同じくハディシを尊敬しており、ハディシを前にすると興奮し、いきなり明るくなり、口数も多くなる。
「アンガ」とはスワヒリ語で「空」を意味する。
『ライオン・ガード』のメンバー以外
マキーニ(Makini)
声-ミルノ純
世話好きで場を盛り上げるのが得意な雌のマンドリル。ラフィキの弟子。ジャスィリ同様、正式なライオン・ガードのメンバーではない。一人称は「あたし」。
シーズン2第5話『スカーのかげ パート1』で初登場した。シーズン2では、まだ未熟でよく杖を失くしたり折られたりする。
好奇心旺盛で活発な性格。
「マキーニ」とはスワヒリ語で「落ち着いて」を意味する。
ジャスィリ(Jasiri)
声-橋爪紋佳
雌のハイエナで、姉のマドアがいる。一族のリーダー的な存在。笑いが魅力で明るく友達想いの優しい性格。モットーは「スィスィ・ニ・サワ(Sisi Ni Sawa)」(私達は同じ)。一人称は「私」。
シーズン1第2話『ハイエナらしくないハイエナ』で初登場した。アウトランドで暮らすが、ジャンジャたちとは仲間ではないと言っており、ジャンジャたちもジャスィリが縄張りを通り掛かると攻撃してくるが、何度も撃退してきた。オスよりもメスの方が体の大きい傾向にあるハイエナとしては珍しく、小柄な体格をしている。実はジャンジャ達よりも年下で、カイオンとほぼ同年代である。
ジャスィリは非常に懐が深く、最初はハイエナに偏見をもっていたカイオンを救い改心させ、自分達を殺そうとしたジャンジャたちを許している。シーズン3では、ジャンジャの一族とも仲間になり、スカーとの戦いの後、ジャンジャからアウトランドの動物達のリーダーに指名され、アウトランドの女王になり、プライドランドから離れたライオン・ガードの帰りを待つことになる。後にムズィンゴからは「ジャスィリ総理大臣」とも呼ばれるようになる。
最終的には、「スィスィ・ニ・サワ」の精神がスカーの軍団を壊滅させる切っ掛けとなり、カイオンとは愛とも取れる特別な絆を示す描写がなされている等、出番は多くないものの特別な存在である。また、二人が出会ったエピソードは個別に書籍化されている。
カイオンとジャスィリの関係は、絵本版の「The lion king Six new Adventures」に登場した、シンバの息子のコパと雌ハイエナのアサンテの関係に類似していたり(出会った際の描写や過去を乗り越え種族を越えた絆も結ぶ事も合致している)、カイオンとはかつてのシンバとナラを思わせる描写もなされている。実際、原語版ではカイオンとジャスィリの会話に度々「アサンテ(スワヒリ語でありがとうを意味する)」という単語が使用されており、日本語版でもシーズン3第1話『プライドランドのたたかい』と第19話(最終回)『あらたなるたびだち』の2話で使用されている。
シーズン3にて、カイオン、バンガ、フーリにはそれぞれ新たな同種の異性となるラニ、ビンガ、アザードが用意され、最終話にて結婚したカイオンとラニ以外のペアにも明確な恋愛を示唆する描写が導入されたが、ジャスィリとジャンジャに関してはそのような演出は最後までされなかっただけでなく、カイオンとジャスィリの絆を強調する場面が挿入された。なお、明確な恋愛を示唆する描写こそなかったものの、ジャスィリとジャンジャのかなり仲の良い姿は見られ、ただの友達以上の関係である。まあ、どちらかと言うと恋愛関係というよりも、家族関係と言ったところであり、ジャスィリはジャンジャの保護者のような存在である。
「ジャスィリ」とはスワヒリ語で「勇敢な」を意味する。
マドア(Madoa)
雌のハイエナでジャスィリの姉である。シーズン1第20話『アウトランドのライオン』で初登場した。妹がライオンと友達になった事に最初は驚いたが、後にカイオンにジャスィリ達の救出を請う。しっかり者で優しい。孤児の可能性があるウェマとトゥヌをジャスィリと共に育てている。最終回では、アウトランドまで戻って来たカイオンらと合流し、プライドランドの断片的な近況を語った。ビタニらと一戦を交えた後は、ジャスィリらと共に家へ帰って行った。
「マドア」とはスワヒリ語で「斑点」を意味する。
ウェマ(Wema)
雌のハイエナ。シーズン1第20話『アウトランドのライオン』で初登場した。マドアとジャスィリに家族のように暖かく育てられている。人見知りだが好奇心旺盛な性格。ウェマ、ジャスィリ、トゥヌはジャンジャたちに襲われて、火口に突き落とされただけでなく3匹が焼死するのをジャンジャたちが楽しみにするという残虐な罠にはめられたが、マドアがカイオンに助けを求めた事で、ライオン・ガードにすんでのところで救われた。ウェマとトゥヌは、シーズン3第1話『プライドランドのたたかい』のミュージカル、「A New Way to Go(新しい道がある)」にて成長した姿で登場した。
「ウェマ」とはスワヒリ語で「善良さ」を意味する。
トゥヌ(Tunu)
雄のハイエナ。シーズン1第20話『アウトランドのライオン』で初登場した。ウェマと仲良しで、マドアとジャスィリに育てられている。内気で大人しい性格。
「トゥヌ」とはスワヒリ語で「宝物」を意味する。
『ライオン・キング』より登場している仲間達
ラフィキ(Rafiki)
声-駒谷昌男
雄のマンドリル。呪術師のような存在。よく洞窟に絵を描いている。また、声優はこれまでのシリーズでは槐柳二が担当していたが、2017年に死去したため、駒谷に交代。
『ライオン・キングのティモンとプンバァ』には甥が登場し弟子入りしたが、マキーニとの血縁関係は不明。格闘に強く、中国拳法風の技を使用した戦いを得意とする。1人で複数のハイエナ達を制圧することができ、作中では『ライオン・キング』同様、『燃えよドラゴン』のパロディを行っている。
「ラフィキ」とはスワヒリ語で「友」を意味する。
ザズー(Zazu)
声-梅津秀行
雄のサイチョウ。先代ムファサよりプライド・ランドの王家に仕えている存在。幼い頃のカイオンとバンガに手を焼いていた。
スカーの命令でジャンジャ達に捕まってしまうが、ライオンガードが来るまでシンバの昔話や日常などの話で時間稼ぎをした。
「ザズー」とはスワヒリ語で「動き」を意味する。
ティモン(Timon)
声-三ツ矢雄二
雄のミーアキャット。バンガの養おじ。『ライオン・キングのティモンとプンバァ』、『ライオン・キング3 ハクナ・マタタ』の2作品では、相棒のプンバァとともに主役を務め、おじと母親が登場している。『ライオン・キング2 シンバズ・プライド』では、キアラのお目付け役として忙しい日々を送っていたが、本作ではキアラが成長したことにより、お目付け役を解任され、自由気ままな日々を送っている。やんちゃな子供の頃のシンバの子育て地獄の経験があった為、幼い頃のバンガが懐いてきたのが呆れていたが、すぐ仲良くなった。なお、ライオン・ガードがプライドランドを旅立って以降は、シンバの心配性が再発したため、再びキアラのお目付け役に任命された。
「ティモン」とはギリシャ語で「尊敬者」を意味する。
プンバァ(Pumbaa)
声-畠中洋
雄のイボイノシシ。バンガの養おじ。『ライオン・キングのティモンとプンバァ』、『ライオン・キング3 ハクナ・マタタ』の2作品では、相棒のティモンとともに主役を務め、おじが登場している。『ライオン・キング2 シンバズ・プライド』では、キアラのお目付け役として忙しい日々を送っていたが、本作ではキアラが成長したことにより、お目付け役を解任され、自由気ままな日々を送っている。幼い頃のバンガが懐いてきて、とっても可愛いと思ってすぐ仲良くなる。なお、ライオン・ガードがプライドランドを旅立って以降は、シンバの心配性が再発したため、再びキアラのお目付け役に任命された。
「プンバァ」とはスワヒリ語で「にぶい」を意味する。
家族・親族
家族は本人のカイオンや父のシンバを含めて、母、姉の4頭。4頭家族の他に『ライオン・キング2』から登場した在命中のコブとビタニ、そして過去における作中で亡くなったムファサとスカーとジラとヌカも登場する。
プライドランドのライオン
ナラ(Nala)
声-RICO
『ライオン・キング』のヒロインであり、シンバの愛妻でカイオンとキアラの母親。落ち込むカイオンを慰める優しい性格。
「ナラ」とはスワヒリ語で「贈り物」を意味する。
キアラ(Kiara)
声-佐藤藍子
『ライオン・キング2』の主人公であり、シンバの第一子(ただし実は第二子だが『ライオン・キング』の最終編では兄が登場しているが没キャラとなっているため第一子の長女と名乗る)で、カイオンの姉。将来自分がプライド・ランドの女王となることを強く自覚しているものの、ライオン・ガードを振り回していて、カイオンと口喧嘩になることもあるが、仲の良い姉弟である。シーズン3の最終回では、既にコブと結婚している。
「キアラ」とはスワヒリ語で「王女」を意味する。
ズーリ(Zuri)
声-宮島えみ
キアラの友達の雌ライオン。『ゆうしゃのでんせつ』で初登場した。ズーリとティーフは『ライオン・キング2』には登場しておらず、どういう扱いなのかは不明であるが、大人になり、キアラが独り立ちする為に関係が希薄になったと考えられ、サラビとサラフィナの様な関係性になったと思われる。青目のつり目。サバサバとして大人しい性格。いつも能天気なティーフを呆れている。かなりのおしゃれ好き。自らをキアラの「補佐」または「秘書」と語っている。ズーリとティーフは度々問題を起こしており、数回ライオン・ガードの世話になった。シーズン3では、セリフこそ殆どなかったものの、成長した姿で登場した。
「ズーリ」とはスワヒリ語で「良い」、「白い」を意味する。また、由来の一つである「ウズーリ」の場合は「美しさ」を意味する。
ティーフ(Tiifu)
声-米本早希
キアラの友達の雌ライオン。『ゆうしゃのでんせつ』で初登場した。『ライオン・キング2』には未登場。緑目とアホ毛。能天気で人懐っこい性格。キアラを「リーダー」と尊敬していて興奮が収まらないが、ナラの前では冷静になる。実は暗い場所は苦手であったが、シーズン2第25話『じめんのしたのぼうけん』にて克服した。自らをキアラの「秘書」または「補佐」と語っている。シーズン3では、セリフこそ殆どなかったものの、成長した姿で登場した。
「ティーフ」とはスワヒリ語で「忠実な」を意味する。
『ライオン・キング2』よりの登場キャラクター
コブ(Kovu)
ジラの末っ子の次男で、ヌカとビタニとは異父弟に当たる。スカーの実子ではないため、作中ではキアラの夫にあたるので『ライオン・キング2』のエンディングではキアラと結婚している。シンバとナラの娘婿でカイオンの姉婿でもある。スカーと同じく左目に傷があることが特徴。本作ではキアラの弟であるカイオンと出会ったりしている。カイオンがシンバの息子である事を知った際には嬉しそうな表情を見せており、キアラに会える事を期待していた。アウトランドのライオンで唯一、カイオンとジャスィリにも友好的な姿勢を見せ、唯一カイオンの「英雄の雄叫び」に吹き飛ばされなかった。その後はジラの元へ去った。
シーズン3では既にキアラと結婚して王子になった。ライオン・ガードが帰ってきた時、カイオンと再会する。初めはカイオンからスカーだと勘違いされたが、キアラによって誤解を解いた。
ビタニ(Vitani)
ジラの長女でヌカの妹、そしてコブの異父姉。『ライオン・キング2』の終盤にプライドランドへ降伏。母、兄、弟に同様でカイオンと出会う。カイオンとジャスィリが一緒にいるのを見て関心していた。シーズン3では、カイオン達の不在の間に独自のライオン・ガード(メンバーは全員雌ライオン)を結成していた。帰郷したカイオン達を敵と誤解し戦った後、正式なライオン・ガードの座を巡って挑戦した。結果としてカイオン達に敗北するが、彼等が解散したので跡を継いでリーダーとなる。
故人キャラクター
ムファサ(Mufasa)
声-大和田伸也
先代のプライドランドの王。キアラとカイオンの祖父であり現王シンバの父。実弟スカーの謀略によって殺害されている。
時折、迷うカイオンに天からアドバイスを与える幻のような存在。
死因は転落死もしくはヌーの群れによる事故死であり、実弟のスカーに崖から落とされて殺害された。死亡していることは肉体のことであり、『ライオン・キング』においてスカーに崖から落とされて暗殺された後もラフィキからは生きていると言っていることから天から思念体となった魂として現れるのでシンバ達を会いに来ることができ、本作では孫であるカイオンからは「ムファサおじいちゃん」と呼ばれている。
スカー(Scar)
声-壤晴彦
先代のライオン・ガードのリーダー。キアラとカイオンの大叔父であり現王シンバの父方の叔父。『ライオン・キング』のディズニー・ヴィランズでもある。本名は「タカ」。
かつてはライオン・ガードのリーダーとして精力的に行動していたが、とある悪のライオンとコブラに騙されて目に毒の傷を受けた。悪党たちをすぐに葬ったが、そのライオンの理論である「力ある者が統べるべき」という理論に同調していたこともあり、ムファサに悪党たちを倒した事を報告した際に、本当は褒められる事を期待していたのにムファサが「スカー」というあだ名をつけたことに恨みと(ムファサの王としての器に)失望を抱いた。後に、プライドランドをのっとる計画をガードのメンバー達に持ち込んだが拒絶され、怒ったスカーは、正義の力「英雄の雄叫び」をチームに向けて放ってしまう。それによって、プライドランドを守るライオン・ガードは全滅し、スカーは、正義の力である「英雄の雄叫び」を悪事に使ったために力を失った。
死因は戦死であり、実の甥であるシンバに崖から突き落とされ、その後はハイエナたちに食べられ殺害された。享年不明。
カイオンが雄叫びを火山で使用したことにより、マグマと炎と煙の霊体として復活し、再度プライドランドを乗っ取りシンバ達を葬る計画を立てる。しかし、部下への扱い方は以前より荒っぽく、密偵でスパイであるトカゲ達に手下達を見張らせたりした為、ジャスィリに助けられたジャンジャからは疑問を感じられてしまい、裏切られる。最終決戦ではカイオンによって倒される。
ジラ(Zira)
アウトランドのメスライオンのリーダーで、コブとヌカとビタニの母親。『ライオン・キング2』のディズニー・ヴィランズで、『ライオン・キング2』よりの登場キャラクターの一つではあるだが、本作にも出番の登場はあるが作中では故人の設定によりこの記事に該当する。死因は水死であり、『ライオン・キング2』の終盤に川へ転落し、救おうとするキアラを振り払って溺死。本作では、ジャスィリ達の水場を奪ったことが発端でカイオン達と遭遇する。スカーと非常に親しかったため、「英雄の雄たけび」の雨を降らせるという効果と、スカーが「雄たけび」の力を失った理由も知っていた。これらを利用し、「ジャスィリ達が困っていたのにカイオンは雨を降らせずに放置していた」や「雄たけびをライオンに使うと力を失う」という嘘の理由付けでカイオンとジャスィリの絆を割こうとしたり、カイオン相手に有利に立ち回ったが、カイオンとジャスィリの絆の強さが虚言を上回り、更にバンガが「肝心なのは誰に雄たけびを使うこと」と助言をした事で、カイオンによってアウトランドのさらなる奥地、『2』での彼らの本拠地に追放された。シーズン3では既に死亡しており未登場。
ヌカ(Nuka)
ジラの長子の長男でビタニの兄、コブの異父兄。『ライオン・キング2』よりの登場キャラクターの一つではあるだが、本作にも出番の登場はあるが作中では故人の設定によりこの記事に該当する。死因は丸太による脳挫傷であり、『ライオン・キング2』では血の繋がった従兄弟であるシンバを捕らえようとするのも失敗し、足を滑られた上に丸太が頭部を直撃し、死亡した。悪役ではあるが、カイオンがシンバの息子である事を知った際にはコブと共に期待した表情を見せていた。コブの友達として勘違いされたが、母親が同じだけの兄弟ではあるのでコブからは兄さんと呼んでいる。シーズン3では既に死亡しており未登場。
アスカリ(Askari)
初代ライオン・ガードのリーダーであり、今でも彼等を称える年間行事が開催される。
初めてライオンとゾウの同盟を結び、ライオンガードを結成し、悪のライオンたちからプライドランドを守ったとされる。
シーズン3で霊体として現れ、ウシャリの毒に苦しむカイオンに、勇者の雄たけびの秘められた力を授ける。
スカーの名は、実はアスカリに由来している。(スカーに力ある者が国を統べるべきと吹き込んだ)とある悪のライオンとスカーを凶暴化させる毒傷をつけたコブラをスカーが退治したが、その事をムファサに褒めてほしかったのに、ムファサは(称賛のつもりでア“スカ”リになぞらえて)「スカー(傷跡)」というあだ名をつけたが、スカーがそれを嘲笑と勘違いしたためにムファサを憎み、王として失望した。そして、ムファサの転覆に協力するようにスカーは自身のライオン・ガードのメンバーに命じたが拒否されたので逆上し、雄たけびの力でメンバー達を殺害したために祖先の魂達から雄たけびの力をはく奪された。
プライドランドの住民
ピム
雄のハイラックス。臆病な性格。バンガの臭いを嗅いで逃げ出したが、マクウとの対決でバンガの背中にしがみつくようになる。
自分がピンチの時にライオン・ガードに何度も助けられる。
バシ
雄のカバ。べシティの父親。賢いカバでライオン・ガードの協力者である。お人好しで、改心したマクーを許している。
サーストン
雄のシマウマ。心配性でかなり忘れっぽい性格。賢いから道案内が得意と自慢しているが、よく自分の事をライオンガードの弱点にしてしまいチーズィ達を怒らせたこともある。
トゥイガ
雌のキリン。温厚で明るくさっぱりした性格。
ンベヤ
雄のサイ。かなり物知りでべシティ同様おしゃべり。
モトト
雄のゾウ。正義感が強く好奇心旺盛。ライオン・ガードのべシティに強い憧れを持つ。まだ子供だがゾウとしての才能を持つ。
クワト
雄のシマウマ。友達思いでライオン・ガードに強い憧れを持っている。まだ子供だが素早くて防御を制御する。
ムヒム
雌のシマウマで群れのリーダー。
スワラ
雌のガゼルで群れのリーダー。
ライニ
雌のガラコ。明るくお転婆で、よくトラブルの時に駆けつける。
ブプ
雄のアンテロープで群れのリーダー。クールでぶっきらぼう。
ハム
雄のシマウマでムヒムの息子。弱気だがバンガと仲良し。
ジフーディ
雌のキリンでトゥイガの娘。いたずら好きなお転婆娘。
クリンダ
雌のシュモクドリ。温厚で母性豊かなシングルマザー。生まれてきた娘をオーノの名前にちなんでオーナと名付けた。
アウトランドの住民
ジャンジャ(Janja)
声-新田英人
カイオン達の宿敵であるアウトランドのハイエナたちのリーダー的存在。過去の記憶から、カイオン達とはほぼ同年代と推測される。彼とその一族は、シェンジたちの子孫または親戚とされている。頭の回転が早く気は荒っぽい性格だが、部族の仲間を思う心はある。あまり自分の計画をわかってないチャングとチーズィを「アホども」と呆れていて、ついには二人を追い出すこともあるが、自分をよく思わないネネとタノに罠にはめられてしまったため和解する。リーダーシップは優れているが、実は病弱で吐きそうになった事もある。ジャスィリ達を敵とみなしており、カイオンとジャスィリが一緒にいる事がますます気に入らない模様。スカーの命令もあり、彼女とその一族を殺す決意をしてしまう。
しかし、自身が絶体絶命の時にジャスィリに助けられたこと、ライオン・ガードとハイエナレジスタンスに必ず敗北してきた事、スカーの自分たちへの扱いの酷さ、ジャスィリやシンバ達が自分たちの罪を許したのもあり、善心が芽生えた事とスカーの側にいることに疑問を持ち、スカーを裏切る事となった。最終決戦後、ライオン・ガードがスカーを倒したことを報告し、ジャスィリを新しいアウトランドの女王と任命し、ジャスィリの一族との仲は改善し、ジャンジャの一族ごとジャスィリの一族に同化した。その後、旅に出たライオン・ガードを寂しげな表情で見送った。ジャスィリとジャンジャの間に恋愛感情を示唆させる描写は最終話でも一切描かれなかった。
チュング(Chungu)
声-白熊寛嗣
筋肉質で太めのハイエナ。かなり食い気で獲物のことしか考えてないが、チーズィと共に追い出されたとしてもジャンジャのことを心配したり、悩みこんでしまった彼を支えるほどお人好し。また、ジャンジャの理解者(本人曰く家族と思っている)でもあり、彼の一族と共にスカーを裏切ることになった。
チーズィ(Cheezi)
声-細谷カズヨシ
小柄でいつも舌を出しているハイエナ。笑い上戸でエドのようなポジション。脳は全くないがジャンジャ譲りの悪質を持つ。仲間想いな為、悩みを抱かえているジャンジャを気にかけて心配している。チャング同様ジャンジャの理解者であり、スカーを裏切る。その後、アウトランドの指導者と任命された。
ネネ
頭脳派のハイエナ。あらゆる計画を立てるが、リーダーであるジャンジャを罠をはめようとしたり、彼を利用してチャングとチーズィを追い出す卑劣な性格。タノと一緒にいるのが多く、顔つきはあまり良くない。チュング曰く「すごく意地悪でブサイク」らしい。
最終決戦では、ジャンジャと共にスカーを裏切り、ライオン・ガードと共戦することになった。
タノ
知恵者のハイエナ。礼儀正しいが腹黒い。ネネ同様、ジャンジャを罠にはめようとする。
最終決戦では、ネネ同様、ジャンジャと共にスカーを裏切った。
ムズィンゴ(Mzingo)
声-岡井カツノリ
『勇者の伝説』ではハイエナ陣営に於いてザズーのポジションにいた雄のハゲワシ議長。紳士的な行動をしているが、目標の為なら手段を選ばず老若男女とて容赦はしない。『勇者の伝説』以外ではジャンジャと別行動をとることも多く、ハゲワシの群れを率い議会を開く。初めはジャンジャとレイレイとはリーダー争いになっていた。しかし、最終決戦でジャンジャ同様考えを改めた。その後、ジャンジャとは友人になる。
ムウォーガ
声-佐野康之
ムズィンゴの手下のハゲワシ。頭の回転が速いが、ちょっとドジが多くよくライオン・ガードに痛い目にあわされる。
最終決戦では、ムズィンゴ同様考えを改めた。
レイレイ
声-福島桂子
雌のジャッカルでリーダー。ゴイゴイの妻。子持ち。姉御肌でしっかり者。ジャッカルは他の動物より賢いと思っているが、子供達のことで疑問を抱く事もある。ジャンジャやムズィンゴとはリーダー争いになっていたが、最終決戦ではジャンジャとムズィンゴ達同様、考えを改めた。
ゴイゴイ
雄のジャッカル。レイレイの夫でどこか抜けており憎めない部分もある。
最終決戦では、レイレイ同様考えを改めた。
ドーゴ
レイレイとゴイゴイの息子。母親の教育でずる賢さを持つようになるが、もともと素直で純粋は心を持っているため彼女の考えに疑問を持つ。いつか家族と共にプライドランドに住みたいと密かな夢を持っていた。
シーズン3では、家族と良好的になって、より素直になった。
キジャーナ
レイレイとゴイゴイの娘。母親の影響でずる賢い作戦を考える。お転婆で自己中心的な性格。
シーズン3では、ドーゴ同様に家族との仲が良好になり、自己中心的な性格から改心する。
キボリ
雄のクロコダイル。クールで、周囲が騒がしいのを呆れている性格。群れから追い出されてウシャリにスカーの元へ案内された。
最終決戦ではジャンジャ達同様、考えを改めた。
シュパル
雌のトカゲで見張り役のリーダー。赤い体で睫毛が長い。男勝りでジャンジャ達を捨て駒にさせるなど冷酷な性格。
ケンゲ
雄のオオトカゲ。暴れん坊で凶暴なため、周囲から恐れられている。
その他
ウシャリ
声-臼木健士朗
雄のコブラ。冷酷で卑劣な性格で、バンガによくからんだり周囲に気味悪がられている。
当初はプライドランドで暮らしておりヴィランでもなかったが、ライオン・ガードに何度か踏まれたことや、誰も自分の事を尊敬されなかったことで敵対し、復活したスカーに仕えたという珍しい経歴を持つ。
最終決戦ではジャンジャ達ハイエナを捨て駒として切り捨て、カイオンに毒の傷をつける。スカーが倒された後、怒り狂ってカイオンに襲いかかるが、バンガに阻止されて共に溶岩の中へ落ちてウシャリのみが死亡した。
マクウ
雄のクロコダイルで新リーダーになる。当初は頭の回転が早く乱暴者な為、まだ数の少ない魚を好き放題に食べるために川に来た。カイオンとも対立する。その後は改心して、魚が増えすぎたら食べに行くと頭に入れて、その場を去った。シーズン2では、以前より丸くなってリーダーらしい事を苦労する一方、少しずつ慣れてきた。
プーア
雄のクロコダイルで元リーダー。過去では群れに入り込んだカイオンとバンガを襲いかかるが、ザズーによって阻止された。
マクーチャ
雄のヒョウでヒョウ族の中でも力が強い。遠くから遥々来る。シーズン3に至るまでいくどか改心を見せるような描写があったものの、結局は敵になってしまった。最終戦では命の樹の動物達を襲いかかるが、カイオンの完全マスターした雄叫びで他の仲間と共に飛ばされた。
パディリ
雄のヒョウ。気弱な性格だが心優しい。
ハディシ
伝説のワシ。勇敢だが実は自分が作ったデタラメで自信なさげであったが、オーノから本当のヒーローとは何かを教わった。シーズン2,3で鳥達の良きリーダーとして活躍し、オーノにその代理を務めさせる本物のヒーローとしての活躍がある。
ンピシ
故郷にはない獲物を探しに遠くから来た雌のチュウヒタカ。秘境でしつこく高飛車な性格で新鮮な獲物しか狙わない。生まれたばかりのオナを食べようとしたが、オーノによってそれを阻止されてしまう。その後、諦めてプライド・ランドから去ることにした。
キニョンガ
声-高井舞香
雌のカメレオン。恥ずかしがり屋で臆病だが、スカーの計画を密告してライオン・ガード に報告するスパイで頼もしい協力者。
ラニ
雌のライオン。気が強く心優しい性格。ナイトプライドのリーダー。
最終話でカイオンと結婚する。
ビンガ
雌のラーテル。お転婆でお節介な性格。バンガと同じラーテルとして対立する度に、お互いに惹かれ合う。
エピソード
前述の通り、全3シーズン、75話(最大で78話とされることも)ある。(ディズニープラスでは全78話)
『ライオン・ガード ゆうしゃのでんせつ(原題:The Lion Guard: Return of the Roar)』本編44分
事実上の第1話である。この話は丁度2話分で作られている為、『ゆうしゃのでんせつ パート1(原題:Return of the Roar,Part.1)』22分、『ゆうしゃのでんせつ パート2(原題:Return of the Roar,Part.2)』22分の前後編に分けられ、第1話と第2話とされることもある。
DVD版等では『勇者の伝説』とも表記される。本記事内は漢字でも表記。
米放送日2015年11月22日 日本放送日2016年4月16日
ミュージカル曲:
「A Beautiful Day (Ni Siku Nzuri)(美しく生きよう(毎日楽しく))」
ライオン・ガードコーラスが歌う。
BGM的位置付けの挿入歌である。
「Zuka Zama(ズカ・ザマ)」
バンガ、コーラスとしてその他の動物達が歌う。
本シリーズ初の本格的なキャラクターが歌う挿入歌である。
「Tonight We Strike(食い尽くせ(今夜の作戦))」
ジャンジャ、ムズィンゴ、コーラスとしてチーズィ、チュング、ネネ、タノ、その他のハイエナ達が歌う。
本シリーズ初のヴィランズソングである。
「It is Time(Kion's Lament)(リーダーになるには(カイオンの嘆き))」
カイオンが歌う。
この歌は改作され、シーズン1第17話(又は18話もしくは第19話)やシーズン3第11話等でも使用されている。
シリーズで最も改作され使用されている歌である。
また、シリーズ開始当初の主要な歌(主題歌に匹敵)でもあった。
シーズン1(全26話又は28話)
※シーズン1はサイト等によって話の順序が前後し、『勇者の伝説』を加えるものもある為、話数も異なる。ディズニープラスでは全28話。
第1話(又は第2話又は第3話もしくは第4話等とされることもある)
『マクウとのたいりつ(原題:The Rise of Makuu)』21分
米放送日2016年1月15日 日本放送日2016年5月15日
ミュージカル曲:
「Don't Make a Stink(何とかして)」
オーノ、プンバァ、ティモン、バンガが歌う。
第2話(又は第1話又は第3話もしくは第4話等とされることもある)
『ハイエナらしくないハイエナ(原題:Never Judge a Hyena by Its Spots)』22分
ミュージカル曲:
「Sisi Ni Sawa(We're the Same)(スィスィ・ニ・サワ(二人は同じ))」
ジャスィリ、カイオンが歌う。
この歌はその後もたびだび使用されており、シーズン3第1話でも重要な歌となっている。
シーズン3第1話では、ジャンジャやスカーも一部を歌っている。
第3話(又は第5話)
『けんじゃバンガ(原題:Bunga the Wise)』21分
ミュージカル曲:
「Bunga the Wise(賢者バンガに聞こう(バンガのアドバイス))」
ティモン、プンバァ、バンガ、コーラスとしてその他の動物達が歌う。
「Make Way for Bunga the Wise(賢者バンガに道を開けろ)」
ティモン、プンバァ、その他の動物達が歌う。
この歌はキャラクターたちが歌っているものの、実際にはライオン・ガードコーラスが歌っている。その為、この歌のみティモンやプンバァなどのキャラクターたちの声優(歌)は不明であり、サイトによってはキャラクターの声優の欄に『歌:不明』と表記されることがある。
第4話(又は第6話)
『キアラじょおう(原題:Can't Wait to Be Queen)』21分
ミュージカル曲:
「Duties of the King(王の務め)」
ザズー、シンバが歌う。
第5話(又は第7話)
『オーノのめ(原題:Eye of the Beholder)』21分
ミュージカル曲:
「Outta the Way(いなくなれ(ヤツらがいなけりゃ食い放題))」
ジャンジャ、チーズィ、チュングが歌う。
第6話(又は第8話)
『クパタナのおいわい(原題:The Kupatana Celebration)』21分
ミュージカル曲:
「Kupatana Community(クパタナ全てが一つになる日)」
トゥイガ、ムブニ、ムトト、ムハンガ、バシが歌う。
「Jackal Style(ジャッカルらしく)」
レイレイ、コーラスとしてドーゴ、その他のレイレイの子供達が歌う。
第7話(又は第9話)
『フーリのがぞく(原題:Fuli's New Family)』21分
ミュージカル曲:
「My Own Way(自分らしくいくよ)」
フーリが歌う。
第8話(又は第10話)
『ウタムのおもいで(原題:The Search for Utamu)』20分
ミュージカル曲:
「Utamu(ウタム)」
バンガ、ティモン、プンバァが歌う。
この歌はこの回の中で複数回使用されている。
また、この回のエンディングソングとしても使用されている。ここでは割愛するが、少なくとも、「バンガバージョン」、「ティモン&プンバァバージョン」、「リプライズ」の3バージョンが存在する。エンディングソングがこの歌になるのはこの回のみである。
「All Hail the Vultures(素晴らしきハゲワシ)」
ムズィンゴ、ムウォーガ、その他のハゲワシ達が歌う。
第9話(又は第11話)
『ちいさなライオンガード(原題:Follow That Hippo!)』21分
ミュージカル曲:
「Hero Inside(君はもうヒーローさ)」
ベシティが歌う。
第10話(又は第12話)
『オウチュウのとくぎ(原題:The Call of the Drongo)』21分
ミュージカル曲:
「Bird of a Thousand Voices(自由に声変えられるモノマネ上手な鳥)」
タマアが歌う。
第11話(又は第13話)
『ラフィキのえ(原題:Paintings and Predictions)』21分
ミュージカル曲:
「Panic and Run(ほら逃げろ、さあ急げ(シマシマ シマウマ))」
ジャンジャ、チーズィ、チュングが歌う。
第12話(又は第14話)
『ンバリへいげんをめざせ(原題:The Mbali Fields Migration)』21分
米放送日4月22日 日本放送日
ミュージカル曲:
「A Trail to Hope(希望があるなら(遠くへ思えても))」
ライオン・ガードコーラスが歌う。
BGM的位置付けの挿入歌である。
また、この回のエンディングソングとしても使用されている。エンディングソングがこの歌になるのはこの回のみである。
第13話(又は第15話)
『バンガとおうさま(原題:Bunga and the King)』21分
米放送日4月29日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Hakuna Matata(Bunga And Simba Version)(ハクナ・マタタ(バンガ&シンババージョン))」
バンガとシンバが歌う。
「Hakuna Matata(The Lion Guard Version)(ハクナ・マタタ(ライオン・ガードバージョン))」
シンバ、バンガ、ティモン、プンバァ、カイオン、キアラ、コーラスとして、フーリ、ベシティ、オーノ、ナラ、その他の動物達が歌う。
それぞれが歌う歌詞がある歌としては6キャラ(6人)とシリーズ最多のキャラクター数で歌う歌である。
第14話(又は第15話もしくは第16話)
『あたらしいともだち(原題:The Imaginary Okapi)』21分
ミュージカル曲:
「Life in the Pride Lands(毎日が楽しいよ)」
ベシティ、アジャブが歌う。
第15話(又は第16話もしくは第17話)
『シロアリがいっぱい(原題:Too Many Termites )』21分
ミュージカル曲:
「We'll Make You a Meal(最高のご馳走様)」
レイレイ、ゴイゴイ、コーラスとしてツチオオカミ達が歌う。
第16話(又は第17話もしくは第18話)
『ガラゴのおおさわぎ(原題:The Trouble With Galagos)』21分
ミュージカル曲:
「Find Your Roar(叫ぼう)」
ライオン・ガードコーラスが歌う。
BGM的位置付けの挿入歌である。
第17話(又は第18話もしくは第19話)
『ジャンジャのてした(原題:Janja's New Crew)』21分
ミュージカル曲:
「Chungu's Lament(Cheezi Why song)(チュングの嘆き)」
チュングが歌う。
この歌はシリーズ唯一のチュングが単独で歌う歌である。また、この歌は「It is Time(Kion's Lament)(リーダーになるには(カイオンの嘆き))」の改作(替歌)である。
第18話(又は第19話もしくは第20話)
『フーリとヒヒ(原題:Baboons!)』21分
ミュージカル曲:
「Baboons(まったくもう)」
フーリが歌う。
第19話(又は第20話もしくは第21話)
『かいぶつズィムウィ(原題:Beware the Zimwi)』21分
米放送日10月14日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Beware of the Zimwi(怪物ズィムウィ)」
ラフィキが歌う。
第20話(又は第21話もしくは第22話)
『アウトランドのライオン(原題:Lions of the Outlands)』21分
米放送日11月11日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Lions Over All(百獣の王)」
ジラとカイオンが歌う。この歌はライオン・ガードシリーズ唯一のジラが歌う歌である。
第21話(又は第14話もしくは第23話)
『おたけびのちから(原題:Never Roar Again)』21分
米放送日11月18日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Stand Up, Stand Out(気にしないで)」
バンガ、コーラスとしてフーリとベシティが歌う。
第22話(又は第24話)
『ゴリラのきょうだい(原題:The Lost Gorillas)』21分
米放送日12月2日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Kuishi Ni Kucheka(クイシュニ・クチェカ)」
ライオン・ガードコーラスが歌う。
第23話(又は第25話)
『ウドゥグゥへのみち(原題:The Trail to Udugu)』21分
米放送日2017年1月6日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Running With the King(王様気分)」
バンガが歌う。
第24話(又は第26話)
『オーノのヒーロー(原題:Ono's Idol)』21分
米放送日2月24日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Hadithi the Hero(ハディシはヒーロー)」
ハディシ、コーラスとしてその他の鳥達が歌う。
第25話(又は第27話)
『ベシティとカバのみち(原題:Beshte and the Hippo lines)』21分
米放送日3月17日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Makin' Hippo Lanes(カバの道)」
ベシティ、コーラスとしてその他の動物達が歌う。
この歌のメロディはその後もたびだびベシティが口ずさんでおり、シーズン3第14話でも(改作したものが)重要な歌となっている。
第26話(又は第28話)
『サイのあいぼう(原題:Ono and the Tickbird)』21分
米放送日4月21日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Tickbirds and Rhinos(サイとウシツツキは相棒)」
キファルとムウェンズィが歌う。
シーズン2(全30話又は全29話)
※シーズン2はサイト等によって『スカーのかげ』パート1、パート2を同じ話とするものもある為、話数が異なる。ディズニープラスでは全30話。
第1話
『いさましきこどもたち(原題:Babysitter Bunga)』21分
ミュージカル曲:
「Teke Ruka Teleza(テケ・ルカ・テレザ)」
バンガ、コーラスとしてハムを始めとした子供達が歌う。
第2話
『サバンナかいぎ(原題:The Savannah Summit)』21分
ミュージカル曲:
「Everyone is Welcome(みんな仲間)」
シンバ、ザズーが歌う。
第3話
『たべものどろぼう(原題:The Traveling Baboon Show)』21分
ミュージカル曲:
「The Traveling Baboon Show(サルのサーカス)」
ウロホが歌う。
第4話
『オーノとたまご(原題:Ono and the Egg)』21分
ミュージカル曲:
「A Real Meal(本当に美味しい最高のごちそう)」
ンピシとムウォーガが歌う。
第5話
『スカーのかげ パート1(原題:The Rise of Scar,Part.1)』24分
『ゆうしゃのでんせつ』、『プライドランドのたたかい』を除くと、シリーズ唯一の前後編の話である。また、『ゆうしゃのでんせつ』、『プライドランドのたたかい』と同じく、オープニングがなく、放送も連続放送である為、事実上の中編TV映画である。パート1とパート2を合わせると、『ゆうしゃのでんせつ』よりも少し長くなる為、シリーズで2番目に長い話でもある。また、サイト等によっては、パート1、パート2を同じ話としているものもある。
ミュージカル曲:
「Fujo(フージョ)」
ライオン・ガードコーラスが歌う。
BGM的位置付けの挿入歌である。
「Path of Honor(プライドランドがある限り(リーダーらしく胸を張って))」
シンバ、カイオンが歌う。
第6話(又は第5話)
『スカーのかげ パート2(原題:The Rise of Scar,Part.2)』24分
ミュージカル曲:
「Bring Back a Legend(呼び出そう)」
ジャンジャ、ウシャリ、コーラスとしてチーズィ、チュング、ネネ、タノ、その他のハイエナ達が歌う。
「Today Is My Day(今日は私の日)」
マキーニが歌う。
第7話(又は第6話)
『めをさましたワニ(原題:Let Sleeping Crocs Lie)』21分
米放送日8月11日 日本放送日
ミュージカル曲:
「I Have a Plan(計画を与えよう)」
スカー、ウシャリ、ジャンジャが歌う。
第8話(又は第7話)
『きえたベシティ(原題:Swept Away)』21分
米放送日9月15日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Gotta Look on the Bright Side(楽しく行こう)」
ベシティが歌う。
第9話(又は第8話)
『きのあうなかま(原題:Rafiki's New Neighbor)』21分
米放送日9月22日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Three of a Kind(気の合う仲間さ)」
ライオン・ガードコーラスが歌う。
BGM的位置付けの挿入歌である。
第10話(又は第9話)
『ハイエナをすくえ(原題:Rescue in the Outlands)』21分
米放送日9月29日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Worst Hyena We Know(ひどいハイエナさ)」
ジャンジャ、チーズィ、チュングが歌う。
第11話(又は第10話)
『ウクンブショのでんとう(原題:The Ukumbusho Tradition)』21分
米放送日10月27日 日本放送日
ミュージカル曲:
「May There Be Peace(プライドランドの平和)」
カイオン、バンガ、フーリ、ベシティ、オーノが歌う。
第12話(又は第11話)
『ケンゲのどく(原題:The Bite of Kenge)』21分
米放送日11月3日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Big Bad Kenge(大きいケンゲ)」
ウシャリが歌う。
シリーズ唯一のウシャリが単独で歌う歌である。
第13話(又は第12話)
『ティモンとプンバァのクリスマス(原題:Timon and Pumbaa's Christmas)』22分
ミュージカル曲:
「Christmas in the Pride Lands(プライドランドのクリスマス)」
バンガ、ティモン、プンバァが歌う。
また、この回のエンディングソングとしても使用されている。エンディングソングがこの歌になるのはこの回のみである。
「The Twelve Ways of Christmas(12の贈り物)」
バンガ、カイオン、オーノ、フーリ、ベシティが歌う。
この歌は途切れることなく続いている歌としては、シリーズ最長の4分間ある。また、この歌はクリスマスソングとして有名な「The Twelve Days of Christmas(クリスマスの12日間)」の改作(替歌)である。
第14話(又は第13話)
『あさのほうこく(原題:The Moning Report)』21分
ミュージカル曲:
「I Do Have a Great Deal to Say(私は相談役、何でも知ってる)」
ザズーが歌う。
第15話(又は第14話)
『きんいろのシマウマ(原題:The Golden Zebra)』21分
米放送日1月9日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Fabulous Dhahabu(それがダハブ)」
ラハ、スタレへ、ダハブ、コーラスとしてその他シマウマ達が歌う。
第16話(又は第15話)
『ワニになりたい(原題:The little Guy)』21分
米放送日1月10日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Give a Little Guy a Chance(チャンスをちょうだい)」
ホダリが歌う。
第17話(又は第16話)
『ハイエナとジャッカル(原題:Divide and Conquer)』21分
米放送日1月11日 日本放送日
ミュージカル曲:
「We're the Smartest(一番賢い)」
レイレイ、ジャンジャ、コーラスとしてチーズィ、チュング、ネネ、タノ、その他のハイエナ達、ドーゴ、キジャーナその他のジャッカル達が歌う。
第18話(又は第17話)
『サソリのどく(原題:The Scorpion's Sting)』21分
米放送日4月2日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Good King Simba(シンバ陛下(最高の王様))」
ラフィキ、コーラスとしてその他の動物達が歌う。
第19話(又は第18話)
『コングウェのちえ(原題:The Wisdom of Kongwe)』21分
米放送日4月3日 日本放送日
ミュージカル曲:
「The Faster I Go(The Faster I Go, The More That I See)(早く行こうよ(早く行こうよ、もっと見られる))」
フーリが歌う。
第20話(又は第19話)
『キリオのたにのかじ(原題:The Kilio Valley Fire)』21分
米放送日4月4日 日本放送日
ミュージカル曲:
「I'm Gonna Run This Dump(俺がリーダー)」
ジャンジャ、レイレイ、ムズィンゴが歌う。
第21話(又は第20話)
『みえないキニョンガ(原題:Undercover Kinyonga)』21分
米放送日4月5日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Now You See Me, Now You Don't(いつの間にか消える)」
キニョンガが歌う。
第22話(又は第21話)
『ひみつのばしょ(原題:Cave of Secrets)』21分
米放送日9月4日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Wisdom on the Walls(どの絵も全部、意味がある)」
マキーニが歌う。
第23話(又は第22話)
『おしゃべりなシマウマ(原題:The Zebra Mastermind)』21分
米放送日9月5日 日本放送日
ミュージカル曲:
「The Zebra Mastermind(賢いシマウマ)」
サーストン、その他のシマウマ達が歌う。
第24話(又は第23話)
『ハイエナ・レジスタンス(原題:The Hyena Resistance)』21分
米放送日9月6日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Kwetu Ni Kwetu(クウェツ・ニ・クウェツ(ここが家))」
ジャスィリ、コーラスとしてその他のハイエナ達が歌う。
第25話(又は第24話)
『じめんのしたのぼうけん(原題:The Underground
Adventure)』21分
米放送日9月7日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Nothin’ to Fear Down Here(ここに怖い物はない)」
クチンバが歌う。
第26話(又は第25話)
『ベシティとやじゅう(原題:Beshte and the Beast)』22分
米放送日11月12日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Shujaa Ponda(スジャア・ポンダ)」
スジャアが歌う。
「Shujaa Ponda Reprise(スジャア・ポンダ・リプライズ)」
スジャアが歌う。
第27話(又は第26話)
『ちからをあわせよう(原題:Pride Laders unite!』21分
ミュージカル曲:
「Pride Landers Unite(戦おう)」
ライオン・ガードコーラスが歌う。
BGM的位置付けの挿入歌である。
第28話(又は第27話)
『じょおうのガード(原題:The Queen's Visit)』21分
米放送日2月18日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Prance With Me(一緒に踊ろう)」
ダハブ、コーラスとしてその他の動物達が歌う。
第29話(又は第28話)
『ミズィム・グローブへのこうげき(原題:The Fall of Mizimu Grove)』21分
米放送日3月25日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Tujiinue(ツジイヌエ(仲間が居る))」
ティモンとプンバァが歌う。
「Tujiinue Reprise(ツジイヌエ・リプライズ)」
フーリが歌う。
第30話(又は第29話)
『そらからのこうげき(原題:Fire from the Sky)』21分
米放送日4月22日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Height and Sight(飛ぶこと、見通すこと)」
アンガとオーノが歌う。
「Hadithi the Hero(ハディシはヒーロー)(アンガバージョン)」
アンガが歌う。
シーズン3(全19話又は全20話)
※シーズン3はサイト等によって『プライドランドのたたかい』を前後編に分けるものもある為、話数が異なる。ディズニープラスでは全30話。
第1話
『プライドランドのたたかい(原題:Battle for the Pride Lands)』54分
この話は『ゆうしゃのでんせつ』と同じく、丁度2話分で作られている為、『プライドランドのたたかい (前編)(原題:Battle for the Pride Lands (Part One))』28分、『プライドランドのたたかい (後編)(原題:Battle for the Pride Lands (Part Two))』26分 の前後編に分けられ、第1話と第2話とされることもある。
また、『ゆうしゃのでんせつ』、『スカーのかげ』よりも長い為、シリーズで最も長い話でもあり、ミュージカル曲数が最も多い話でもある。
ミュージカル曲:
「Till The Pridelands End(We Will Defend)(プライドランドがある限り(仲間たちと共に戦おう))」
ライオン・ガードコーラスが歌う。
BGM的位置付けの挿入歌である。
この歌の中でタイムスキップが行われ、カイオンらは成長し、少年期から青年期へと移る。その他のサブキャラ達も成長、変化している。
「A New Way to Go(新しい道がある)」
ジャンジャとジャスィリが歌う。
この歌の中でジャンジャはこのままスカー側に付くべきかプライドランド側に付くべきかを迷う。
「On The Last Night(明日へ)」
カイオン、フーリ、バンガ、ベシティ、オーノが歌う。
このメンバーで歌うのはシリーズ最後である。
「How I Got My Scar(When I Got My Scar又はWhen I Led The Guard)(俺がスカーになった訳、又は俺はその日からスカーになった、俺はあの日からスカーになった、もしくは俺の顔には傷がある)」
スカーが歌う。
この歌の中でスカーの過去が歌われる。狭義の意味の公式作品で、スカーの過去がはっきりと明らかになったのはこれが初である。
「Leave The Pride Land(旅立ち)」
ライオン・ガードコーラスが歌う。
第2話(又は第3話)
『マルハッタン(原題:The Harmattn)』21分
ミュージカル曲:
「The Tree of Life(生命の木)」
マクーチャが歌う。
シリーズ唯一のマクーチャが単独で歌う歌であり、マクーチャが歌うのもこの歌のみである。
第3話(又は第4話)
『ゆきやまとおたけび(原題:The Accidental Avalanche)』21分
ミュージカル曲:
「A Snow Monkey's Home(住みたい家)」
サル達が歌う。
第4話(又は第5話)
『やまのゆうれい(原題:Ghost of the Mountain)』21分
ミュージカル曲:
「Ghost of the Mountain(山の幽霊)」
レッサーパンダ達が歌う。
第5話(又は第6話)
『ぬまにうくひかり(原題:Marsh of Mystery)』21分
米放送日9月15日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Anything(なんでも)」
マキーニとオーノが歌う。
第6話(又は第7話)
『ドラゴンのしま(原題:Dragon Island)』21分
米放送日9月21日 日本放送日
ミュージカル曲:
「That's the Dolphin Way(イルカのやり方(それがイルカのやり方なの))」
ルンバ・ルンバが歌う。
第7話(又は第8話)
『たびのきおく(原題:Journey of Memories)』21分
米放送日9月22日 日本放送日
ミュージカル曲:
「As You Move Forward(忘れずに振り返ろう)」
キテンドとフィキリが歌う。
第8話(又は第9話)
『トゥリザのために(原題:The Race to Tuliza)』21分
米放送日9月28日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Flamingo Dance Party(フラミンゴダンスパーティー)」
フラミンゴ達が歌う。
この歌の様な曲調はシリーズ唯一である。
第9話(又は第10話)
『ママ・ビントロング(原題:Mama Binturong)』21分
米放送日9月29日 日本放送日
ミュージカル曲:
「You Best Not Mess With Mama(逆らっちゃだめ(従うのよ))」
ママ・ビントロング、コーラスとしてヤマアラシ達が歌う。
第10話(又は第11話)
『ともだちがいるかぎり(原題:Friends to the End)』21分
米放送日10月5日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Friends to the End(友達がいる限り)」
フーリ、ベシティ、オーノ、マキーニ、アンガが歌う。
この歌はバンガに対してカイオンとのことを歌った歌である。
第11話(又は第12話)
『いのちのき(原題:The Tree of Life)』21分
米放送日10月6日 日本放送日
ミュージカル曲:
「With My Friends(Kion's Reckoning)(友だちと一緒に)」
カイオンが歌う。
この歌は「Chungu's Lament(Why Cheezi song)(チュングの嘆き)」同様、「It is Time(Kion's Lament)(リーダーになるには)」の改作(替歌)である。
第12話(又は第13話)
『がまんのかわ(The River of Pitience)』21分
米放送日10月12日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Welcome to the Tree of Life(ここへおいで、生命の木へ)」
ラニが歌う。
第13話(又は第14話)
『ママ・ビントロングのけいかく(原題:Little Old Ginterbong)』21分
米放送日10月13日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Who is Better Than Who(どっちが凄いか(競走しようよ))」
バンガとビンガが歌う。
第14話(又は第15話)
『らんぼうもののスゴーイ(原題:Poa the Destroyer)』21分
米放送日10月19日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Poa the Destroyer(らんぼうもののスゴーイ)」
ペングイーノが歌う。
第15話(又は第16話)
『じょおうよ えいえんなれ(原題:Long Live the Queen)』21分
米放送日10月20日 日本放送日
ミュージカル曲:
「Long Live the Queen(明るい未来へ)」
ニルマラ、フーリ、アンガ、コーラスとしてライオン・ガード、ナイトプライドを含むその他の動物達が歌う。
第16話(又は第17話)
『かがみのみずうみ(原題:The Lake of Reflection)』21分
米放送日10月26日 日本放送日
『かがみのみずうみ』、『おたけびのちから』は、『プライドランドへのみち』、『あらたなるたびだち』ほどでは無いものの、直接的に繋がっている為、事実上の前後編である。
ミュージカル曲:
「Remember What Makes You You(今のあなたを作ったもの)」
フーリとアンガが歌う。
この歌は間に会話シーン、回想シーンが入る。
第17話(又は第18話)
『おたけびのちから(原題:Triumph of the Roar)』21分
ミュージカル曲:
「The Power of the Roar(おたけびのちから)」
アスカリが歌う。
また、シーズン3のエンディングソングとしても使用されている。
第18話(又は第19話)
『プライドランドへのみち(原題:Journey to the Pride Lands)』23分
『プライドランドへのみち』と『あらたなるたびだち』は、直接繋がっている為、事実上の前後編である。
ミュージカル曲:
「Of the Same Pride(一緒にいたい、又は心の奥で繋がってる)」
ラニ、カイオンが歌う。
この歌の中で初めてカイオンとラニのはっきりとした恋愛表現が描かれる。
『ライオン・キング』の「Can You Feel the Love Tonight(愛を感じて)」、『ライオンキング2シンバズ・プライド』の「Upendi(ユペンディ)」、「Love will find a way(愛の輝き(愛は道を探し出す))」に当たる歌である。
また、シリーズ最後のキャラクターが歌う歌である。
「As You Move On(進もう)」
ライオン・ガードコーラスが歌う。
BGM的位置付けの挿入歌である。
第19話(又は第20話)(最終回)
『あらたなるたびだち(原題:Return to the Pride Lands)』23分
ミュージカル曲:
「Returns to The Pride Land(Leave The Pride Land Reprise)(プライドランドへの帰還)」
ライオン・ガードコーラスが歌う。
「Long Live the King (Long Live the Queen Reprise)(明るい未来へ)」
ライオン・ガードコーラスが歌う。
BGM的位置付けの挿入歌である。
この歌は「Long Live the Queen(明るい未来へ)」の改作(替歌)である。
その他の歌
オープニングテーマ
「Call of the Guard(The Lion Guard Theme Song)」
本シリーズの主題歌。シーズン1〜シーズン3までの全話で使用されている。作中でもBGM的位置付けの挿入歌として最も多く使用されており『ライオン・ガード ゆうしゃのでんせつ(原題:The Lion Guard: Return of the Roar)』から使用されている。また、フルバージョンは約4分間ある。
この歌はほぼ全てがスワヒリ語で歌われているが、一部ズールー語も使用されている。
オープニング版は、シーズン1バージョン、シーズン2バージョン、シーズン3バージョンがあり、シーズン2バージョンはシーズン1バージョンの後半部の映像と楽曲を一部変更したもので、シーズン3バージョンはシーズン1バージョンと楽曲は同じだが、映像は本編の内容が大きく変わる事もあり完全に変更されている。また、シーズン3バージョンはシーズン3前半部と後半部でラストの映像が変わり、シーズン3バージョン前半版(1)と後半版(2)に分かれる(オープニング3と4とされる事もある)
シーズン1バージョンはシーズン1第1話からシーズン2第4話まで使用、シーズン2バージョンはシーズン2第7話から第30話まで使用、シーズン3バージョン前半版(1)はシーズン3第2話から第11話まで使用、シーズン3バージョン後半版(2)は第12話から第19話(最終回)まで使用されている。
『ゆうしゃのでんせつ』(シーズン1第1話と第2話とされる場合も)とシーズン2第5話と第6話、第13話、シーズン3第1話(第1話と第2話とされる場合も)はオープニングがなく、そのまま本編に突入する。
シーズン1バージョン
勇者の伝説&シーズン1ミュージカル全曲
シーズン2バージョン
シーズン2ミュージカル全曲
シーズン3バージョン前半版(1)
シーズン3バージョン後半版(2)
シーズン3ミュージカル全曲
フルバージョン
エンディングテーマ
「Here Comes the Lion Guard(ほら来たぞ、ライオン・ガード)」
シーズン1〜シーズン2まで使用されている。
『ゆうしゃのでんせつ』のみは歌詞が付いており、その後は歌詞はなく、伴奏と一部歌詞(始まりと終わり)のみ使用されている。
なお、エンディングで使用されているのは1番のみであり、2番以降は使用されていない。
エンディング版
フルバージョン(ミュージックビデオ)
「The Power of the Roar(おたけびのちから)」
シーズン3で使用されている。
この歌はシーズン3第17話のミュージカル曲として使用されているものである。
第1話から第16話までは伴奏のみ使用されていたが、第17話、第18話、第19話は歌詞が付いている。
なお、エンディングで使用されているのは一部のみであり、フルバージョンは使用されていない。
エンディング版
特別放送概要
ディズニー・チャンネル内での特別放送・特別編成では、新エピソードや特別エピソードなどが放送された。
『「ライオン・キング」3部作連続放送』
ライオン・ガードの放送開始を記念して、ライオン・キング3部作が3夜連続放送された。
『ライオン・ガード/ゆうしゃのでんせつ』
TVシリーズ「ライオン・ガード」の序章となる特別エピソードが無料放送された。
『TVシリーズ放送開始記念』
2016年5月15日 7時~9時30分(特別放送) 9時30分~10時(第1話)
TVシリーズ「ライオン・ガード」の放送開始を記念して、映画『ライオン・キング』、特別エピソード『ライオン・ガード/ゆうしゃのでんせつ』、第1話『マクウとのたいりつ』が連続放送された。その後のTVシリーズは、毎週日曜日8時30分~9時にかけて放送。
『うたおう!ライオン・ガードのおんがくかい』
『ハイエナらしくないハイエナ』、『クパタナのおいわい』、『バンガとおうさま』など素敵な歌が楽しめるエピソードが6話連続放送された。
『こどもの日「ライオン・ガード」れんぞくほうそう』
子どもの日にちなんで、『ハイエナらしくないハイエナ』、『けんじゃバンガ』、『オーノのめ』など様々な動物の子どもたちが登場するエピソードが連続放送された。
『つよいぞ がおお! ライオン・ガードのにちようび』
2018年1月28日 7時~9時30分 うち8時30分~9時30分特別エピソード
『ライオン・ガード/ゆうしゃのでんせつ』、『オーノとたまご』、特別エピソード『ライオン・ガード/スカーのかげ』が連続放送された。
『クリスマスエピソード連続放送』
2018年12月24日 7時30分~9時 うち7時30分~8時ライオン・ガード
7時30分~歌に挑戦「ライオン・ガード」、8時~サンタと遭遇「パグ・パグ・アドベンチャー」、8時30分~ミニー達が大活躍「ミッキーマウスとロードレーサーズ」など、ディズニージュニアのクリスマスエピソードが連続放送され、ライオン・ガードからは『ティモンとプンバァのクリスマス』が放送された。
『ライオン・ガード新シリーズ開始特集』
特別エピソード『ライオン・ガード/プライドランドのたたかい』、『マルハッタン』、『ゆきやまとおたけび』、『やまのゆうれい』などが連続放送された。
『さいごのガオオ!ライオン・ガードだいほうそう』
『おたけびのちから』、『プライドランドへのみち』、『あらたなるたびたち』などが連続放送された。この放送により、ライオン・ガードは放送終了した。
ロアー・オブ・エルダーズ
アスカリを始めとする歴代のリーダーは、任務を遂行する為の能力「ロアー・オブ・エルダーズ」(日本語版では「英雄達の雄叫び
」であるが、原語は「祖先達の咆哮」という意味になる)を授かる。それは、祖先の魂達が授ける、様々な特殊効果を持つ強大で超自然的な吠え声である。その際、雲や暴風がライオンの形を取る(4体以上のライオン)。霊の力を借りたエネルギーである為、熟練すればエネルギーを自在に調整・操作出来、周囲の環境にも作用出来る。アスカリが最初の使用者とされる。どのようにロアーが発現したのかは不明。
ラフィキも似たような現象を起こせる。
(初代ライオンガードのリーダーでスカーの名前の由来のアスカリが、カイオンに更なるロアーの効果を教えている)(シーズン3第17話『おたけびのちから(原題:Triumph of the Roar)』より「The Power of the Roar(おたけびのちから)」)
「ロアー・オブ・エルダーズ」には、衝撃波と暴風のほか、雨を降らせる、霊体を呼び覚ます、特定の対象に絞ることで滝や川を逆流させて空中で水流ごと投げ出された動物達を助ける、崖を崩壊させる、地割れを起こす、竜巻状の風を起こして物を持ち上げる、石柱を作り出す、雷を落とす、などの効果がある。
だが、使い方を誤ると、スカーのように仲間を殺してしまったり、地割れや洪水等の天変地異等をも引き起こしてしまう。折角のロアーも、スカーの一件以降は諸刃の剣的な力と捉えられる節があった。
シーズン3ではカイオンによるロアーの威力が更に上がっており、何と海を割く程の威力になっている(シーズン3第6話「ドラゴンの島」)。更に、最終的には、プライドロックを周辺の地盤ごと持ち上げている(シーズン3第19話(最終回)「あらたなるたびだち」)。また、慈悲の心を持って放つ「息吹き」もある。
ジャンジャに挑発されたカイオンが怒りの余りに「ロアー」を火山で使用したことにより、スカーが炎/マグマ/煙の霊体となって復活してしまった。
ゲーム
「The Lion Guard App(The Lion Guard AssembleやThe Lion Guard :To The Rescueとも呼ばれる)」
- 2016年1月21日にiOS及びAndroidシステムでプレイ可能なゲームとしてディズニージュニア・ゲームスよりリリースされた。
- ※複数種類のゲームが利用可能なゲームアプリ。
- カイオンを操作してステージをクリアしていく横スクロールアクションゲーム
- ライオンのカイオンがアフリカの大草原を舞台に様々なアクションを駆使し、バンガ、フーリ、ベシティ、オーノの協力を得ながら切り抜けていくと言うもの。
- サークル・オブ・ライフを守る為のアクション満載の冒険が出来るゲームで、様々な障害物が行く手を阻み、更に困難な障害物の場合、ライオン・ガードのメンバーに協力してもらい、日が沈む前に任務を完了させなければならない。
- 途中で登場する、ハイエナやハゲワシ等のヴィランズにも注意しながら進めて行かなくてはなら無い。
- レベルは、草原、ビッグ・スプリングス、ハクナ・マタタの滝、峡谷、アウトランドの全5段階ある。
- 本作中では、アサンテ(スワヒリ語でありがとうと言う意味)と言う言葉が度々使われている。
「The Lion Guard :Protect Of The Pridelands」
- 2016年1月にiOS及びPCでプレイ可能なゲームとしてリリースされた。
- 上記のゲームと同じく、ディズニージュニア・ゲームスのゲームで、同じ様なものだが、カイオン、バンガ、フーリ、ベシティ、オーノの5人を操作でき、ステージによっては上からの目線や、斜め上からの目線のものもある。
「The Lion Guard :To The Rescue」
- 2017年8月にiOS及びAndroid及びPCでプレイ可能なゲームとしてリリースされた。
- 前述の「The Lion Guard App」でのみプレイ出来ていたものをDisnyNowでもプレイ出来るようにしたものである。
その他複数のゲームがある。
DVD
ライオン・ガードには、主にシーズン1のエピソードを収録したDVDが4枚存在する。
『ライオン・ガード 勇者の伝説(原題:The Lion Guard: Return of the Roar)』
米発売日:2016年2月23日 日本発売日:2017年3月17日
事実上の第1話である『ゆうしゃのでんせつ』がメイン収録されている。
ボーナス・コンテンツには、『ミュージックビデオ ♪ほら来たぞ ライオン・ガード』が収録されている。
『ライオン・ガード 最強のチーム(原題:The Lion Guard: Unleash the Power)』
米発売日:2016年9月20日 日本発売日:2017年5月24日
シーズン1第7話『フーリのがぞく(原題:Fuli's New Family)』、第3話『けんじゃバンガ(原題:Bunga the Wise)』、第5話『オーノのめ(原題:Eye of the Beholder)』、第9話『ちいさなライオンガード(原題:Follow That Hippo!)』、第8話『ウタムのおもいで(原題:The Search for Utamu)』、第2話『ハイエナらしくないハイエナ(原題:Never Judge a Hyena by Its Spots)』の6話がこの順番にメイン収録されている。
『ライオン・ガード 生命の大地(原題:The Lion Guard: Life in the Pride Lands)』
米発売日:2017年1月10日 日本発売日:2017年7月19日
シーズン1第1話『マクウとのたいりつ(原題:The Rise of Makuu)』、第6話『クパタナのおいわい(原題:The Kupatana Celebration)』、第13話『バンガとおうさま(原題:Bunga and the King)』、第21話『おたけびのちから(原題:Never Roar Again)』、第14話『あたらしいともだち(原題:The Imaginary Okapi)』の5話がこの順番にメイン収録されている。
ボーナス・コンテンツでは、『ミュージックビデオ』、『これはすバンガらしい!』の2つに分かれて収録されており、『ミュージックビデオ』には、『♪遠くへ思えても』、『♪テケ・ルカ・テレザ』の2本が、『これはすバンガらしい!』には、『どっちがはやい?』、『どっちがおおぐい?』、『どっちがかっこいい?』、『どっちがかわいい?』、『どっちのこえがおおきい?』、『どっちがつよい?』の6本が収録されている。
『ライオン・ガード スカーの影(原題:The Lion Guard: The Rise of Scar)』
シーズン2第5話『スカーのかげ パート1(原題:The Rise of Scar,Part.1)』、第6話『スカーのかげ パート2(原題:The Rise of Scar,Part.2)』、シーズン1第16話『ガラゴのおおさわぎ(原題:The Trouble With Galagos)』、第17話『ジャンジャのてした(原題:Janja's New Crew)』、第18話『フーリとヒヒ(原題:Baboons!)』、第20話『アウトランドのライオン(原題:Lions of the Outlands)』の6話がこの順番にメイン収録されている。
サウンドトラック
ライオン・ガードには、主にシーズン1の楽曲を収録したサウンドトラックが存在する。
『ライオン・ガード(オリジナルTV・サウンドトラック/にほんごうた)(The Lion Guard (Music from the TV Series))』
米発売日:2016年1月8日 日本発売日:2017年7月19日
収録曲は「1.ライオン・ガード オープニングテーマ(Call of the Guard(The Lion Guard Theme Song))」、「2.毎日楽しく(A Beautiful Day (Ni Siku Nzuri))」、「3.ズカ・ザマ(Zuka Zama)」、「4.今夜の作戦(Tonight We Strike)」、「5.リーダーになるには(It is Time(Kion's Lament))」、「6.ほら来たぞ ライオン・ガード(Here Comes the Lion Guard)」、「7.二人は同じ(Sisi Ni Sawa(We're the Same))」、「8.ヤツらがいなけりゃ食い放題(Outta the Way)」、「9.王の務め(Duties of the King)」、「10.バンガのアドバイス(Bunga the Wise)」、「11.自分らしくいくよ(My Own Way)」、「12.ジャッカルらしく(Jackal Style)」、「13.シマシマ シマウマ(Panic and Run)」、「14.イット・イズ・タイム(英語歌)(It is Time)」、「15.ライオン・ガード オープニングテーマ(フル・バージョン)(Call of the Guard(The Lion Guard Theme Song)full version)」の15曲が収録されている。
日本語版の発売は、DVD『ライオン・ガード 生命の大地』と同時発売である。ライオン・ガード サウンドトラック
余談
- 本作の主題としては、『力を合わせる』、『みんな仲間』、『心を一つに』などといったものがある。『みんなが力を合わせる事』の重要性や、『一つになる事』の重要性、『自分の個性、力を発揮しながらも、周りの事を理解、尊重し、合わせていく事』の重要性をシリーズを通して描かれている。特にシーズン2、シーズン3ではその事が色濃く描かれている。これは『私たちは一つだ』というライオン・キング2 シンバズ・プライドから受け継がれているものでもある。
- また、主人公サイドの良い面とそうではない面の二面性が描かれているというのも、ライオン・キング2から受け継がれているものである。
- 作中で、カイオンは仲間達と共に様々な困難を乗り越え、成長して行った。それがシーズン3では更に色濃く描かれており、多くの困難を乗り越えて行った。第16話で傷が完治した後も第17話では、アスカリから雄叫びやリーダーについて様々な事を学んでおり、以前よりも優れたリーダーとなっていった。最終回での選択を経て、大きく成長した。『ライオン・キング2 シンバズ・プライド』がシンバが真の王へとなっていく話だとすれば、『ライオン・ガード』はカイオンが真のリーダーへとなっていく話である。
- ナラの父親は子獅子の時に当時のライオン・ガード(明るい毛並み)に木から落ちたところを救われた(シーズン1第11話又は13話「ラフィキの絵」)。この時、初めてナラの父親の存在が明かされた。つまり、シンバとナラが近親婚でない事が証明された(作品世界のライオンは一夫一妻制であるものの、現実のライオンの群れは主にハーレムで構成されているため、長年論争が絶えなかった)。
- ただし、近年では複数の雄が同じ群れに所属したり、雄同士が徒党を組んだり、他の雄の子供でも受け入れる事例も判明している。
- シンバの子供時代にも、ムファサとスカー以外にも群れに他の雄がいる事が、一瞬だが確認できる。また、サラフィナの夫、つまりナラの父親も一瞬だが登場する。しかし、はっきりとは登場しておらず、ライオン・ガード以前は、公式で言及された事はなかった。その他にも、スカーがライオン・ガードのメンバーの雄達を少なくとも4頭殺害してしまった。
- プライドロックで暮らす、プライドランドの王族、つまりシンバの群れは、その他の作品では多くの雌ライオンや少数の雄ライオンが登場するが、ライオン・ガードでは、シンバ、ナラ、キアラ、カイオンの家族と、ティーフ、ズーリ以外のライオンは登場していない。しかし、シーズン2第11話『ウクンブショのでんとう』のミュージカル「May There Be Peace」とその直前のシーンにて、雌ライオンらしき姿が、5人程確認できる。
- 本作では数多くのパロディシーン(オマージュシーン)が存在する。無関係作品も複数ある。当然だが、ライオン・キングシリーズ内でのパロディシーンがかなりある。ライオン・ガードシリーズも進んで行くと、ライオン・ガードシリーズ内でのパロディシーンも多くある。
(ライオン・ガードのライオン・キング1、2、3のパロディシーン集。)(※この動画で紹介されるパロディシーンはごく一部であり、シーズン1とシーズン2のみである。)
- ライオン・ガードシリーズでは、「Hakuna Matata(The Lion Guard Version)(ハクナ・マタタ(ライオン・ガードバージョン))」等、ライオン・キングの挿入歌が使用されている。また「This Land(アフリカの大地)」や「To Die For(命をかけて)」、「Under The Stars(星空の下で)」、「King Of Pride Rock(キング・オブ・プライド・ロック)」等、ライオン・キングのBGM的位置付けの挿入歌も使用されている。「This Land(アフリカの大地)」は特に頻繁に使用されている。ライオン・ガードシリーズの始まりである『勇者の伝説』も「This Land(アフリカの大地)」で始まる。
(本編のBGMは異なるが、ライオン・キングのBGM的位置付けの挿入歌を、ライオン・ガードシリーズの動画で最も集中して使用したシーン。上記のパロディシーンの中にも含まれる。)
- ライオン・ガードシリーズでは、ムファサやスカーなど、過去の作中で亡くなったキャラクターも出て来る。
- ムファサは、ライオン・キングでラフィキがムファサは生きていると言う発言をしており、その後ムファサの幽霊のシーンで、雲の上から霊体の姿で姿を表し話をしていた。更に、ラストシーンで「思い出せ」と言うセリフを言っていた。ライオン・キング2シンバズ・プライドでは、空の上から見守っており、冒頭の「He lives in you (ヒー・リブズ・イン・ユー)」のシーンでは太陽と重なり姿を表していた(前作よりもはっきりと)。更に、コブとキアラを結ばせようとラフィキに伝えていた(このシーンでは、ムファサは風として存在しておりセリフなどは無かった)。そして、ラストシーンで「よくやった。息子よ。」と言うセリフを言っていた。このように、シリーズが進むと1作目よりもはっきりとしてきていたが、ライオン・ガードにまでなると姿は更にはっきりとしており、更に、普通にカイオン達と話をしており、カイオン達を見守りながらカイオンに対して助言をするなどしており(この助言がいつも重要になってくる)、しょっちゅう出て来ている。
- スカーはこれまでは、ライオン・キングシリーズ本編内では、過去の時系列や夢のシーンでのみ登場したが、ライオン・ガードでは、シーズン2第6話にて復活し、肉体は無いものの、ムファサのような雲の上の霊体ではなく、前述の通り炎/マグマ/煙の地上での霊体である。更に会話は勿論、雄叫びを上げることも出来(過去の時点で失ったため、ロアー・オブ・エルダーズとは異なり、比べると全く及ばないが、至近距離の相手を数m程度吹き飛ばす位の威力はある)、火がある場所ならどこへでも行くことが出来る。また、大きさを変えることも出来、小さめのサイズからプライドロックを越す程の巨大化することも出来る。
- ライオン・ガードでは、かつての偉大なライオン達は空の風の中(や雲の中、星など)に存在しており、悪のライオン達は大地の炎の中に存在しているとされている。
- 前述の通り、少なくともカイオンの代以降のライオン・ガードの掛け声は、リーダーが「Till the Pridelands end.(プライドランドがある限り)」と言った後に、その他のメンバーが「Lion Guard defend!(ライオン・ガードは戦う)」であり、少なくともラニの代以降のナイトプライドの掛け声は、リーダーが「With Strength and Respect.(力と誇りをもって)」と言った後に、その他のメンバーが「Night Pride protect!(ナイトプライドは守る!)」と言い、最後にリーダーが「Night Pride together.(ナイトプライド、行くよ)」と言うものである。(defendとprotectはどちらも守ると言う意味だが、その対象や意味が若干異なる)
- 前述の通り、ライオン・ガードの主題歌「Call of the Guard(The Lion Guard Theme Song)」はほぼ全てがスワヒリ語で歌われているが、一部歌詞はズールー語で歌われている。その為、『simba(スワヒリ語で「ライオン」という意味)』と『ingonyama(ズールー語で「ライオン」という意味)』が共に使用されている。
- 2019年8月~11月の最終シーズンの公開後に、クリエイターであり監督であるフォード・ライリーのとあるトピックに関する発言や新規キャラクターの登場と案の定いきなり発生したバウムクーヘンエンドにより、作品の終了際にきて過去に例をみないほど波乱をよんでいた。というか、ディズニー作品にあるまじきレベルで荒れていて、監督のSNSが炎上し更新停止してしまい、それまで視聴者の質問を受け付けていた監督が雲隠れする事態となってしまった。その後にも非常に危険な内容のコメントが寄せられたりしている。
- 本作中でも、ミスシーンがあり、殆ど無いものの「ライオン・キング」同様、ライオンキャラクターの目の部分での塗り忘れが存在する。
- 前述の通り、ロアー・オブ・エルダーズを使用した際には、雲や暴風がライオンの形をとる。この時のライオンの数は、TVシリーズ本編では4体であるが、「ゆうしゃのでんせつ」のポスターやDVD表紙、イメージ画の中には5体描かれているものも存在する。
- 本作ではハイエナのキャラクターデザインが見直され、本作の制作段階で初期映像を観客に観せた際にも、変更した方がいいという意見が出ていた。また、後に発見された初期のコンセプトアートでのハイエナトリオはジャンジャ、チュング、ネネとなっており、チーズィではなくネネが本来のメンバーであったことが明らかとなった。
- バンガの初期デザインでは、現在の子供向けの姿とは異なり、より現実のラーテルに近く、体色も現在の水色ではなく黒と赤であった。
- フーリの初期デザインでは、目の色が現在の緑ではなく青であった。また、絵本版『Return of the Roar』の数ページでは、初期デザインの目の色が残っている。
- べシティの初期デザインでは、右耳に切り込みが入っているものが含まれており、プレビュートレーラーではその姿が確認出来ていたが、土壇場での決定により最終的にはその殆どが削除された。しかし、アニメ本編でもそのデザインが残っているエピソードも多く、少なくとも24話が確認されている。
- プライドロックにいる、シンバ、ナラ、ムファサ、カイオンを描いたシーンは予告編では見られたが、アニメ本編では一度も登場しなかった。これは、このシーンがオープニングから削除されたシーンの一部であり、予告編の素材として再利用された為である。
- アメリカ放送時、『ゆうしゃのでんせつ』を除いて、シリーズで最も視聴者数が多かったエピソードは、以外にもシーズン1第10話(又は第12話)『オウチュウのとくぎ(原題:The Call of the Drongo)』であり、197万1千人が視聴した。逆に、シーズン2までで最も視聴者数が少なかったのはシーズン2第23話(又は第22話)『おしゃべりなシマウマ(原題:The Zebra Mastermind)』の44万人であったが、第25話や第30話等その後のエピソードでも同程度を繰り返しており、特にシーズン3ではそれを下回るエピソードも多くある。最終的に、シリーズ最低の視聴者数を記録したのは、シーズン3第17話(又は18話)『おたけびのちから(原題:Triumph of the Roar)』の37万人である。シーズン3は展開的に嫌われることも多い為、その影響が大きいと思われる。
- シーズン1第19話(又は第20話もしくは第21話)『かいぶつズィムウィ(原題:Beware the Zimwi)』、第21話(又は第14話もしくは第23話)『おたけびのちから(原題:Never Roar Again)』、第25話(又は第27話)『ベシティとカバのみち(原題:Beshte and the Hippo lines)』、シーズン2第26話(又は第25話)『ベシティとやじゅう(原題:Beshte and the Beast)』の4話はアメリカで放送されるよりも先に、その他の国で放送された。
- 『かいぶつズィムウィ(原題:Beware the Zimwi)』:2016年10月7日(イギリス)、2016年10月14日(アメリカ)
- 『おたけびのちから(原題:Triumph of the Roar)』:2016年9月6日(オーストラリア)、2016年11月18日(アメリカ)
- ベシティとカバのみち(原題:Beshte and the Hippo lines)』:2017年1月30日(韓国)、2017年3月17日(アメリカ)
- 『ベシティとやじゅう(原題:Beshte and the Beast)』:2018年10月30日(ブラジル)、2018年11月1日/12日(アメリカ)
- 現在のライオン・ガードのマークは、ライオンの横顔の形をしているが、初期デザインでは足跡(肉球)の形をしており、初期の絵本等ではその姿が確認出来る。これまでに公開されたのは、カイオンとべシティのものだけであった。
- 2021年頃に続編制作、特にシーズン4が制作されるのではないかと、海外で話題になっていた。しかしその後、その話は一度も出ておらず、単なる噂に過ぎないものであった。更に、現在では、ライオン・ガード制作のオリジナルメンバーは、既に別の作品等にまわっている為、暫くの間は望み薄である。しかし、2024年に入り、ライオン・キングが30周年、ライオン・ガードの制作発表第一弾から10周年、そしてライオン・ガードがアメリカで放送終了してから5周年の節目を迎える事に伴って、続編制作への機運が再燃している。
- 『ツイステッドワンダーランド』に登場するジャックのモデルは、本作のレイレイらジャッカルであると言われている。ジャックと同じサバナ寮のキャラクター達のモデルが『ライオン・キング』シリーズに登場したキャラクターであることを踏まえて、ジャックのモデルも『ライオン・キング』シリーズの登場キャラクターと推測されるが、ジャックは狼のキャラクターであり、狼は『ライオン・キング』シリーズに登場しない為、ジャッカルがモデルなのではないかと言われている。これに関しては複数の説があり、あくまでもこれが最有力説というだけである。もっとも、ジャックのモデルは特定のキャラクター・動物ではなく、複数のキャラクター・動物である可能性が高い。
- ジャックのモデルに関しては、『ライオン・キング』のヴィランズとなる予定だった、イヌ科の肉食獣のリカオンがモデルである可能性もある。リカオンは元々、スカーの手下の動物となる予定であり、現在のハイエナの立場のキャラクターとなる予定であったが、リカオンをヴィランズとすることに対して、抗議や反対の声が多かったため、最終的に出演を取り消された。※詳しくはライオン・キングページのさらなる余談を参照。このリカオンを、ジャックというキャラクターを通して、25年以上もの時を超えて登場させたのかもしれない。
- 全く話題にもなっていないが、本作もライオン・キング同様、ジャングル大帝と類似したシーンや設定、展開等がある。と言うか、ライオン・キング以上に似ている部分も多く感じられる。特に、外敵から仲間や国等を守るという点では酷似している。少なくとも、1989年版ではレオも一時的とは言え、レオをリーダーとして少数の動物達で作られたチームを率いていた事があり、そもそもレオはパンジャの森の動物達の王ではなくリーダーとして君臨し、パンジャの森の動物達と共にパンジャの森を守っていた。
関連動画
(ロアーに憎悪を込めて威力を上手く加減しなかった例)(シーズン1第21話(又は第14話もしくは第23話)『おたけびのちから(原題:Never Roar Again)』より)
(1分37秒付近の部分にみられるのが、スカーの時代のライオンガード)(シーズン3第1話 『プライドランドのたたかい(原題:Battle for the Pride Lands)』より「How I Got My Scar(When I Got My Scar又はWhen I Led The Guard)(俺がスカーになった訳、又は俺はその日からスカーになった、俺はあの日からスカーになった、もしくは俺の顔には傷がある)」)
サークル・オブ・ライフ(ディズニージュニア・ワンダフルワールド・オフ・ソング)
予告編
原語版
2015年版予告編(短編)
2015年版予告編(長編)
2015年版予告編(ファミリーツリー)
日本語吹き替え版
2016年版予告編(日本語吹き替え版)
2020年版予告編(日本語吹き替え版)
ゆうしゃのでんせつ本編(原語版)
前編
後編
シーズン1第1話『マクウとのたいりつ』本編(日本語吹き替え版)
外部リンク
関連タグ
カンフーパンダ…TVシリーズの雰囲気が似ている。