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ここらで白黒つけようぜ!


「自分を信じろ。」


概要編集

原題は『Kung Fu Panda』。

正式名称は「カンフー・パンダ」だが、タグを作る時は本項を推奨。


カンフーを題材に、擬人化された動物達が活躍するアクションアニメ映画。


ジャック・ブラックアンジェリーナ・ジョリージャッキー・チェンダスティン・ホフマンルーシー・リューセス・ローゲンJ・K・シモンズ等、声優が超豪華な事でも知られる。


また、音楽をハンス・ジマージョン・パウエルが担当していることでも話題を呼び、多数の著名な音楽家やアーティストなどがカバーするなどシリーズの楽曲は世界中で愛されている。著名な曲である『カンフー・ファイティング』も、本シリーズを経て多数のバージョンが生み出された(下記参照)。


ジャッキー・チェンマスター・モンキーの声優を務めただけでなく演技監修もしており、ポーの修行シーンはジャッキー自身の修行を再現したなど随所に中国香港のカンフー映画などに対するオマージュが散りばめられている。

  • ポーシーフー老師が箸で肉まんをつかみ合うシーンは、ジャッキー・チェンが修行時に実際に行ったこと(彼の監督主演作『クレージーモンキー 笑拳』の中でも再現)であり、それをそのまま再現している。
  • ジャッキーはオリジナル版(英語)に加えて中国向けの広東語北京語版でも吹替えを担当しており、3つのバージョンに出演した唯一の声優になる。また、日本語吹き替えの際にもジャッキーの専属吹き替えである石丸博也が起用された。

また、主人公のポーをはじめ、メインキャラクターの多くはジャック・ブラック達、実際の声優の性格や容姿などに基づいたデザインやキャラクター付けがされている。


また、「マスター・ファイブ(フュリアス・ファイブ)」の動物種は、蟷螂拳などカンフーの五大流派に由来している。


なお、ありがちな人間寄りのスタイルをした獣人とは異なり、キャラクターによって大きさに差があったり、頭や腕などが大きかったり短足だったりするが、これはモデルとなった動物の実際のプロポーションを参考にしているだけでなく、4足歩行のアクションを取り入れるためである。この様な描写は、後のディズニー作品の『ズートピア』にも見られた。


当初は、今までのカンフー映画をもとにしたパロディ映画として製作が予定されていたものの、その企画案に対し監督を含む多くの製作スタッフが難色を示し路線変更、最終的に安易なパロディに頼らない、オリジナルの武侠アニメ映画を製作することで落ち着いたという経緯がある。


ただし、あくまでも「アメリカ風に脚色したファミリー向けの映画」であり、本場のカンフー映画にほぼ必須な「カンフーは心のあり方であって必ずしも戦いの技術でない」という概念の要素が薄く、建物や街中に見られるの造形の頻度などは、本場の中国ではなくて「チャイナタウン」のイメージに近いとされる。

  • その代わり、「自分の経験を信じる事の大切さ」「大切なのはうわべの強さや見た目や経歴や肩書きではない」「ありのままの自分を受け入れられる心」「表面的なことに囚われないで本当の価値を見出だす観察眼」「一見無価値な者にも、正しい助力とチャンスを与えれば輝く」などの重要なメッセージが込められている。

ちなみに、日本のテレビ番組であるZIP!の今の決めポーズを作ったのは、『カンフーパンダ』の為に来日したジャック・ブラックとアンジェリーナ・ジョリーだった。


なお、大人の事情により、日本では地上波での放送が絶望的になってしまっている。


評価編集

原作の存在しないオリジナルの映画だったものの、公開するや否や全米でNo.1ヒットとなり、アメリカ国内のみならずオーストラリア、ニュージーランド、台湾、香港、ベトナム、南アフリカ、日本などでもNo.1スタートを飾るなど、結果として世界中でメガヒットを成し遂げた。


第1作目からアニー賞を独占し、第2作目では遂にディズニー社の『塔の上のラプンツェル』を抜き、アカデミー長編アニメ映画賞を受賞した。史上初のアカデミー賞アニメ部門を受賞したのもドリームワークス作品である『シュレック』だった。


今や、ドリームワークスの看板シリーズの一つとなっている。


ジャック・ブラックハリウッドの殿堂入りを果たした背景には、本シリーズにおける活躍が小さくない。


第3作目にて、ハリウッドと中国映画界がタイアップする異例の事態にもなった。


シリーズ化編集

第1作のヒットを受け、続編『カンフーパンダ2』は2011年に、中国とのタイアップで制作された『カンフーパンダ3』は2016年にそれぞれ公開された。2024年には『カンフーパンダ4』が公開予定である。


映画は第6作まで制作が予定されている。


また、映画と世界線や時系列や設定が異なるテレビシリーズやビデオ作品やNetflixシリーズも製作・放映されている。


この中で、『マスター・ファイブの秘密』と『カンフー・パンダ ホリデイ』は本編と世界線や設定を共有している。


『3』は日本未公開だが、これは『ヒックとドラゴン2』や『ガーディアンズ伝説の勇者たち』なども同様で、同社の経営状況が芳しくなかったのも拍車をかけており、ドリームワークスが収益が見込めない日本を市場対象から見限ったと言えなくもないのが原因。

  • 日本では、ドリームワークス作品や『モンスター・ホテル』シリーズなど「ディズニーやピクサー以外の海外アニメ」の知名度は海外と比べて非常に低く、日本特有の現象とも言える。
  • この他にも、日本映画界での宣伝と配給の制度などにドリームワークスが納得していないことが背景にあるとも言われている。

あらすじ編集

舞台は古代の中国


安住の地で知られる「平和の谷」が凶悪なカンフー使いのユキヒョウであるタイ・ランに狙われてしまう。


彼はかつて、伝説の「龍の戦士」の候補と目されながら任命されなかったことに怒り狂い、「平和の谷」を壊滅させた。


それ故にチョーゴン刑務所にて囚われの身となっていたが、20年の時を経て脱獄。復讐のために再び谷に現れたのだ。


そんな彼に太刀打ち出来るのは、平和の谷の開祖とリーダーであり、カンフーの始祖でもある伝説のガラパゴスゾウガメウーグウェイ導師が選んだ「龍の戦士」だけだとされる。そして、「龍の戦士」を決めるため、ウーグウェイを師匠に持ち、中国でも最も高名なカンフーマスターの1名であるレッサーパンダシーフー老師が育て上げた5名のカンフーマスター「マスター・ファイブ」 (原語では「フュリアス・ファイブ」)が腕を競っていた。


一方、主人公であるジャイアントパンダの青年であるポーは、養父であるガチョウのピンが営むラーメン店で彼を手伝っていた。ポーはカンフーへの熱意と食い意地だけは人一倍あるが、怠け者小心者お調子者。カンフーマスターに憧れるだけでカンフーの経験はゼロであり、カンフーへの憧れと自らの境遇を重ねては悶々としており、肝心の家業も、料理の腕前こそ達人級とはいえ、とこか今一つだった。


ところが、「龍の戦士」を認定するためのカンフー大会の会場に潜り込もうと画策するポーは、その大会の会場に忍び込もうとした挙句に、ひょんなことからウーグウェイに「龍の戦士」に何故か選ばれてしまう


そんな中、シーフー老師は、ポーが選ばれたのは偶然起きた出来事だと言うが、ウーグウェイに「この世に偶然はない」と言い返されるも納得ができず、カンフーの特訓を渋々ポーにも教える、という体でポーを追放しようと画策する。


そして、ポーは「マスター・ファイブ」と共に特訓することになったが、当然彼らからも快く思われていなかった・・・。


キャスト編集


※タイガレスに関しては、カタカナで「ティグレス」と表記されることもある。


※日本では、一部でヴァチール所長が「マスター・サイ」とも紹介されたが、これは完全に間違いである。

サイのカンフーマスターは「フライング・ライノ」と彼の息子の「サンダー・ライノ」(原語では「サンダリング・ライノ」)、『カンフー・パンダ ホリデイ』に登場したカンフーマスターがいる。


用語編集

平和の谷編集

ポー達が暮らす町。住民はウサギガチョウブタヤギが占める。マスター・ファイブという5人のカンフー戦士によって守られている。


マスター・ファイブ編集

原語版では「フュリアス・ファイブ」と呼ばれる。5名のカンフーマスターで成り立つグループ。本人それぞれの項目も参照。世界観が異なるアニメ版では、シーフー老師も嘗てはその一人という設定である。


チョーゴン刑務所編集

サイが所員を務めるモンゴル奥地の刑務所。脱獄不可能と言われていたが、唯一の囚人であるタイ・ランが脱獄を果たす。これが本作の始まりでもある。

  • 世界観が異なるアニメ版では、オリキャラであるフンドゥーンというサイがかつてそこの所員の一人だったが、タイ・ランがポーに倒され、囚人がいなくなったということを理由に閉鎖されて全ての所員が失職し、彼を恨む原因になってしまっている。だが、ポーを襲おうとした彼が逮捕され、復活した。それと同時に彼は最初の囚人になったのだという。

アクションフィギュア編集

ポーが自作して愛用しているマスター・ファイブのコレクション。ポーは5体を綺麗に自室に飾っている。ファイブ全員のフィギュアがあり、フィギュアより大きいが、カマキリだけはポーに原寸大と言われていた。しかし、これが『2』で大きな役割を果たすことになる。


スタッフ編集

監督:マーク・オズボーン/ジョン・スティーヴンソン

脚本:ジョナサン・エイベル/グレン・バーガー

原案:イーサン・リーフ/サイラス・ヴォリス

製作:メリッサ・コブ

製作総指揮:ビル・ダマスキ

音楽:ハンス・ジマー/ジョン・パウエル

製作会社:ドリームワークス・アニメーション

製作国:アメリカ合衆国

言語:英語

配給と公開日編集

アメリカドリームワークス2008年6月6日
日本アスミック・エース/角川エンタテインメント2008年7月26日

主題歌編集

原語版:カンフー・ファイティング

(完成作品で使用されたこれらのバージョンの他にも、アーティストたちによってカバーやリミックスされた物が存在する。)

余談編集

  • WOW』のパンダレンは共通点が多く、よくネタにされるが先行は『カンフーパンダ』である。
    • 厳密に言えば、パンダレンの設定などは以前からあったが、同族を代表する 「‎Chen Stormstout」は『カンフーパンダ』よりも後に生み出された。
  • 監督のマーク・オズボーン氏によれば、カンフーの要素だけでなく、様々な世界の作品を参考にしたとされ、それらの中にはスタジオジブリ作品などの日本のアニメのアクションも含まれているとされる。
  • 中国政府の顧問委員会で、「なぜ我が国ではこのように優れたアニメが作れないのか?」というテーマで議論が行なわれたことがある。
  • 中国では既に『虹猫蓝兔七侠传』という似た別の作品があったため、パクリだと誤解する声もあったが、現在では共に中国のアニメ文化の大家となっている。
  • 「亀が最強なのは玄武など古くからの中国の神話に由来」、「翡翠が目立つのは縁起が良い」など中国文化に深く根付いた描写が散見される。ただし、ポーの翡翠色の瞳は悪魔の特徴でもあるとされ、中国国内では一部から批判が上がったことがある。
  • ゾウワニゴリラサイコモドドラゴンなど、一見すると現在の中国とは馴染みがないように思える動物も登場するが、ゾウとワニは現在も少数が棲息している。ナウマンゾウマンモスなどの古代の象、サイ、ゴリラに似ているギガントピテクスも人間によって滅ぼされる以前は中国大陸に棲息していたとされている。コモドドラゴンの先祖や大トカゲの類も中国にいた。

関連イラスト編集

Kung fu Panda龍の戦士、参るマスターファイブ - カンフーパンダThe Dragon WarriorrTigress and PO功夫熊猫气氛临摹258/365 Kung fu panda

クロスオーバー編集

公式編集

ドリームワークス社のインテル等のCM等でも様々なキャラクターと共演しており、『カンフーパンダ3』の際には、『シュレック』シリーズの面々と共演した(該当項目を参照)。

ピクシブ上にて編集

ズートピア』とはクロスオーバーされやすい。共に、動物のプロポーションに拘った描写が目立つ。専用タグはこちら

カンフー・キツネ吃货的友谊センシティブな作品センシティブな作品KAI & BOGOKung Fu Panda 3 x Zootopia #1


関連動画編集

(予告編)

(『カンフーパンダ3』の公開時のシュレック達とのコラボレーションだが、シーフーの声が異なる)

表記揺れ編集

カンフー・パンダ

関連タグ編集

ドリームワークス

アニメ映画

カンフー パンダ

ケモノ Furry

外部リンク編集

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