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ギガントピテクス

ぎがんとぴてくす

かつてアジアに棲息した、史上最大の類人猿である。
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概要

中新世後期~更新世後期の中国インドベトナム森林に生息していた類人猿。現在の多くの近縁種と同様に植物食又はその傾向が強い雑食性で、果実等を食べていたと考えられている。

1935年に命名されてから現在まで、化石は僅かな下顎としか見つかっていないが、それらを基に推測されるサイズは身長約3m・体重最大540kgとゴリラの2倍以上あったといわれ、史上最大の霊長類とされている。ただし顎が大きいだけで、実際の大きさはゴリラやオランウータン、同じく絶滅種のキツネザルメガラダピスと同程度に過ぎなかったと主張する研究者もいる。

かつての復元図のほとんどはゴリラに似たものばかりだったが、近年の系統解析ではゴリラよりもオランウータンに近縁だと判明しており、外見も後者に似ていたと考えられている。とは言え、その巨体からオランウータンのような樹上生活はできず、専らゴリラのように地上で生活していただろう。

絶滅した原因としては、北京原人ジャイアントパンダとの生存競争に敗れたとも言われているが、パンダ同様に食べ物のえり好みが激しすぎて環境の変化についていけず終いだったのでは、ともされている。いずれにしろ、真実は不明。

余談

有名なビッグフットイエティ(雪男)など、世界中で確認されている類人猿型のUMAの正体は本種の子孫とも言われているが、近年、イエティの正体はホッキョクグマの古代種とヒグマのハイブリッドである可能性がでてきた。

「史上最大の類人猿」という肩書きから、絶滅種の霊長類としては非常に人気が高い古生物でもあり、数多くの創作物で取り上げられている。
代表的なのは2005年版『キングコング』で、同作におけるコングは本種から進化した設定となっている。
また、ディズニーによる『ジャングル・ブック』の悪役キング・ルーイも、1967年に公開されたアニメ版ではオランウータンだったが、物語の舞台であるインドには本来生息していなかったため、2016年に公開された実写版では本種の生き残りという設定に変更された。
その他にもゲーム『ARK:Survival_Evolved』や、日本国内の作品でも『エデンの檻』や『恐竜惑星』などに登場している。


関連タグ

哺乳類 霊長類 類人猿 古生物
ショウジョウ科 オランウータン

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