ギレルモ・デル・トロ監督とドリームワークスがタッグを組んだ意欲作。
原作はギレルモ・デル・トロ著の同名の小説。つまり自身の小説のアニメ化である。
2016年のクリスマス頃に配信が開始され、2017年12月にシーズン2、2018年5月にシーズン3が配信され全52話で完結した。→「トロールハンターズ:アルカディア物語」(外部リンク)
しかし本作は3部作構想のアルカディア物語の第1部であり、SF色が強くなった第2部「ミッシング・スリー:アルカディア物語」が12月21日から配信されている。
こちらの時系列はトロールハンターズのシーズン3辺りから始まっている。
そして第3部の「ウィザード:アルカディア物語」が2020年8月7日から配信開始。
また、2021年に最終作である映画「Trollhunters:Rise of the Titans」が公開予定。
海外作品という事もあり、Pixiv内では英題の「Trollhunters」も合わせて検索する事が推奨される。
「トロールハンターズ OR Trollhuntersで検索する」
同名のノルウェーの特撮映画とは混同しやすいかもしれないので留意。
ストーリー
時は現代。アルカディアに住むジムとトビーは学校に向かう途中、謎の声に導かれ不思議なアミュレットを拾った。
その晩自宅の地下室で岩のような肌を持ったトロールであるブリンキーとアーに出合い、地下深くに存在するトロールの世界を守る戦士、トロールハンターに任命されたのだった。
キャラクター
「偉大なるマーリン!日の光は我のものなり!」
『ジェームス・レイク』通称ジム。CV:「高梨謙吾」
作中で16歳を迎える高校生。数奇な運命からトロールハンターに選ばれた本作の主人公。
トロールの世界、通称トロールマーケットだけではなく、地上の奪還を狙う悪のトロールとの戦いに巻き込まれてしまった。
正義感が強いイマドキの子。父は5歳で失踪し、母は多忙な医者という母子家庭で育った為、家事や料理などは彼が担当している。父性に飢えている節が若干ある。
歴代のトロールハンターと違い、初めて人間が選ばれたという事もあり序盤は非力で、自他共にトロールハンターには向いていないと考えていた。
しかし戦いの中で力を身に着けていき、誰もが認めるトロールハンターに成長していく。
前述のセリフと共に変身し、青い線の入った鎧と両手剣を身に着ける。
『トビー・ドムザルスキー』通称トビー。CV:「木村隼人」
随分とふくよかな体系をした、ジムの親友でクラスメイト。今作のコメディー担当。
見かけ通りに運動が苦手で、お祖母ちゃんと2人暮らしをしている。
ジムに巻き込まれる形でトロールの世界に関わることになり、最初はどこか浮かれている所があったが、物語が進むにつれ、ジムの仲間で世界を守ると意識が芽生えていく。
『クレア・ヌニェス』通称クレア。CV:「ゆうか」
ジムが想いを寄せるクラスメイト。前髪を青く染めた黒髪の乙女。
当初はトロールと無関係のはずだったが、彼の弟「エンリケ」がチェンジリングとすり替えられていると発覚。
その中でトロールの世界を知ったが、本当の弟を助けるために彼女もトロールの世界に関わっていく。
『ブリンカス・ガラドリガー』通称ブリンキー。CV:「高岡瓶々」
目玉が6個に腕が4本の博学なトロール。歴史や伝説に詳しく、ジム達の頭脳であり、トロールハンターの指導者でもある。
歴代のトロールハンター達にも訓練を施しており、たとえ他のトロールがジムを相応しくないと非難しても、彼はジムを信じ続けている。
変な薬を浴びて大変なことになった事がある。
『アー』CV:「酒井敬幸」
緑色の鬣を生やした巨大なトロール。念のため記載しておくが『アーグモント』が名前である。
ブリンキーとは対照的にアホの子ではあるが、その巨体に見合ったパワーはジム達を何度も救ってきた。
トビーと仲が良く、お互いを相棒と呼び合う間柄。
『ドラール』CV:「橘潤二」
大きな角を生やし鼻輪をつけたトロール。先代トロールハンターの息子であり、欠点らしい欠点もなく、彼がトロールハンターに選ばれると自他共に信じていた。
しかしジムが選ばれた事で、自分のほうが相応しいとジムに因縁をつけるが、次第に彼なりにジムを認めていく。