8637F
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はっせんごひゃっけいのあおおびへんせい
東急電鉄(東京急行電鉄)8500系電車のうち、青帯を纏っていた8637編成を描いたイラストを対象としているタグ。
東京急行電鉄(→東急電鉄)が所有、田園都市線・新玉川線用で活躍した東急8500系の第37編成。
8500系は通常赤帯を纏っていたが、この編成に限り東急ケーブルテレビジョンの広告編成「TOQ-BOX」仕様にするために1987年に青帯に改められた。1991年には第42編成・8642Fと中間車3両の交換を行っている。
1991年からは車体にはシャボン玉が貼られていたが、広告は2002年に解除。その後2008年に側面のラッピング・2010年に前面のラッピングが剥がされ「青帯だけ」の姿となった。2018年には渋谷の「Bunkamura」PR目的とした「Bunkamura号」としてのラッピングが施され、側面のドアに青・黄・緑・赤の塗装が追加された。
8500系の廃車が進み、最後の赤帯車である第31編成・8631Fが2022年5月に廃車されると、8637Fが東急線内で現役で稼働する8500系の最後の編成となった。2022年11月に東武伊勢崎線系統のデジタル無線使用開始に伴い東武乗り入れ非対応となった事で運用範囲が狭まり、以降は平日の朝夕ラッシュ時のみ稼働していた。
2023年1月23日に最終運用を終えて長津田検車区に入庫。1月25日に長津田工場に入場し運用を離脱。8500系全編成が定期の営業を終了した。
2024年からは一部帯色を変更(渋谷方先頭の赤帯化、側面は片方のみ帯を撤去)し4両編成に編成短縮。こどもの国線を始めとした各路線でイベント・臨時列車用として在籍しており、東急唯一の直流モーター車として動態保存されている。
- CATV号:1987年~2001年。
- iTSCOM号:2001~2002年。「東急ケーブルテレビジョン」の社名変更に伴うもの
- Bunkamura号:2018年~2023年。東急グループの「Bunkamura」の広告
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