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概要編集

東京メトロ千代田線のうち、JR常磐線綾瀬駅から分岐し車庫のある北綾瀬駅までを結ぶ1区間の通称。

路線記号はC。本線と同じであり、方南町支線と異なり専用のものはない。

元々綾瀬駅から綾瀬車両基地への回送線として建設された線路であり、その後地元民の要請により北綾瀬駅を設置し旅客化された。

線路は複線だが、両駅共に1面1線という珍しい路線。

先述の通り綾瀬車両基地への回送線だった為本線とも線路は繋がっているが、駅ホーム有効長が3両分だった関係上本線との直通列車はなく、専用の3両編成のみの運行が長らく続いていた。

そして2019年、北綾瀬駅の10両対応工事が完了し、10両編成での運行が開始された。


停車駅編集

駅ナンバリングは本線から連番。

駅番号駅名乗り換え路線備考
C20北綾瀬駅
C19綾瀬駅JR常磐緩行線3両と10両で発着番線が異なる。
千代田線代々木上原方面へ直通(10両編成のみ)

車両編集

線内運用には3両編成、直通運用には10両編成が使用される。

現在の使用車両編集

東西線で引退した車両を大規模改造、3両化して使用している。車内は東西線時代の面影がないほどに大改造。同型の車両が新木場の総合研修センターでも使用されている。

本線の10両編成。16000系を中心に北綾瀬対応工事完了後から直通列車として使用されている。


過去の使用車両編集

初期はステンレス車が投入されて使用された。その後東西線で引退したアルミ車によってステンレス車を置き換え、アルミ車3両編成2本が使用されていた。2014年、05系に置き換えられ引退。現在は綾瀬車両基地で動態保存されている。

1次試作車としての試験終了後、この仕様に改造されて使用された。2014年、5000系と共に引退し現在は新木場の総合研修センターで訓練車として余生を過ごしている。


余談編集

本路線の歴代3両編成は東西線を走行したことがあるという共通点を持つ。


綾瀬車両基地への回送線なことは開通前から変わらない為、10両対応前から回送として本線の10両編成や有楽町線南北線の車両が入線していた。


現在は3両編成と10両編成が混在しているが、05系の車齢的な問題(同期の03系は引退済、02系も廃車が進んでいる)、同じく3両だった方南町支線の本線との車両共通化などの事例もあり、北綾瀬支線が完全10両化される可能性もあるが、果たして…。


関連タグ編集

帝都高速度交通営団 東京メトロ 千代田線


方南町支線…本線との直通、線内運用が3両編成(現在あちらは6両編成に統一済)、車両基地への線路があることなど共通点が多い。

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