概要
奇形の少女3人で構成されているガールズポップグループ。
独特な容姿や、歌の内容から検索してはいけない言葉扱いされてしまうこともある。
同人CD、公式サイトの他、ニコニコ動画、YouTube等でも活動している。
メンバー
容姿は「目」がモチーフになっている。
また、彼女達には詳細なプロフィールが定められておらず、各個人の想像に委ねられている。
イキグサレ一号
イメージカラーは赤。
イキグサレ二号
顔の右半分に大きな縫い跡があり、右目が飛び出している(瞼が無い)。
イメージカラーは青。
イキグサレ三号
顔が二つ繋がった(双頭児に近い)姿。カメラ目線に定評がある。
イメージカラーは緑もしくは黄。
イキグサレ誕生の経緯
※以下の記述は公式サイトBBS及び公式ブログにおける山本生一郎氏のコメントを参考にしています。間違いがある場合は遠慮なくご指摘ください。
山本生一郎氏は元々、バックベアードやガンモンス等目を主体としたキャラクターに興味があった。自身がかつて趣味で想像したオリジナルキャラクターにも、その影響が含まれていたらしい。今の山本氏にとってキャラ作りは黒歴史となっているが、中には「上手くいけばイケるのではないか」と思われるキャラクターもいた。それがイキグサレの原型である。
後に新しい趣味として作曲を始めた山本氏だが、言いたいこと・伝えたいことが特に無かったので、「人と語り合いたいこと」を歌にしようと考えた。その結果行き着いたのが、怖い話・怪談・妖怪・ホラー映画をテーマにした楽曲であった。残酷な歌詞の曲が多いのには、こうした理由がある。
自作曲が増え始めた頃、自分の曲がまるでアイドルソングのようであることに気付く。その時「どんなアイドルが歌っているのか」を想像したところ、死んだような歌声・曲調・歌詞にピッタリと嵌ったのがイキグサレの三人だった。
山本氏曰くこの三人は「自作曲に興味を持ってもらうギミック」であり、プロフィールは特に考えておらず、三人の特徴にも深い意味があるわけではない。しかし決して冷めているわけではなく、「自身の創作にとってかなり重要な要素」とも語っている。
なお、世の中が変わった物を「排除する対象」か「哀れみの対象」にしてしまうこともあり、「奇形を面白がる後ろめたさ」もイキグサレの魅力ともとらえられていたが、山本氏は「自分が思っていたイキグサレと違う」と語っている。そこで「検索してはいけない言葉ではない」とコメントしたところ。そういったイメージがつくことに苛立ちを感じているととらえられたようだ。
ただ「検索してはいけない言葉」に関しては山本氏自身も理解がある。イキグサレが取り上げられたときは宣伝になっただけでなく、「ゆめにっきやタオルケットをもう一度といった創作物、内田温氏やぴろぴと氏といったクリエイターと肩を並べられた」とも語っている。