概要
キャッチコピーは「楽器を持たないパンクバンド」。媒体によって、アイドルグループやアーティストグループにも分類されるが、ピクシブ百科事典においてはアイドルとして扱うものとする。
所属事務所はWACK。所属音楽レーベルはavex trax。プロデューサーは渡辺淳之介。
2015年1月に始動が宣言され、同年3月にメンバーが決定し、4月より本格的に活動を始めた。
かつて渡辺がプロデュースを手がけたアイドルグループBiSの姉妹グループというような立ち位置にあり、グループの始動にあたっては「BiSをもう一度始める」という宣言が行われている(ただし、のちにBiS自体もメンバーを入れ替えて再始動しており、所属レコード会社も異なるため音楽的な関係はそれほど強くない)。
基本的にはライブを中心として活動するライブアイドルである。『アメトーーク』で「〜クセがすごい女性グループ〜 BiSHドハマり芸人」として特集企画が組まれるなど幅広い層から支持を得ている。
BiSHは「Brand-new idol SHiT」(新生クソアイドル)の略で、これは前身にあたるBiSの「Brand-new idol Society」(「新生アイドル研究会」)にかけたもの。
ファンのことは「清掃員」(クソを掃除する者)と称するが、これもBiSのファンネームが「研究員」であることに由来する。
代表曲には「オーケストラ」「プロミスザスター」などがある。
2021年12月、2023年を目処に解散することを発表。翌2022年12月に、2023年6月29日に東京ドームで開催されるライブをもって解散すると正式に発表され、約8年間の活動に終止符を打った。
特徴
BiSと同じく、特に初期は脈絡のない駅伝企画、フェス出演のドタキャン騒動など、プロデューサーの渡辺による炎上を辞さないぶっ飛んだプロモーションで知られるが、メジャーデビューしていることに加え、初代BiSから時代が下って世間が炎上狙いのマーケティングに厳しい視点を持つようになったこともあって少々控えめとなっている。
下記するようにメンバーの名前・担当が、ある意味アイドルとは思えないものになっている。これはWACKのアイドルグループ全てに共通する特徴の一つでもある。
さらに、ライブで13曲連続で同じ曲を歌う、デビュー曲はアイドル本人ではなくプロデューサーが歌ったバージョンを配信、アイドルが破壊したCDケースを発売するなど、ライブや商品展開もかなり個性的なものとなっている。
ちなみに、BiS時代から作曲を担当する松隈ケンタはアイドルが嫌いで「気持ち悪いじゃないですか」とすら発言している。BiSHも一応アイドルなのに…。
振り付けは全てメンバーのアイナ・ジ・エンドが担当している。ダンス経験者であるという理由で選ばれたが、実際には「振付師を雇う費用を節約するため」であり、のちにアイナも渡辺から振り付け料をもらったことを明かしている。
作詞はモモコグミカンパニーを中心にメンバー全員が手掛ける。
メンバー
アイナ・ジ・エンド | 12月27日生まれ。大阪府豊中市出身。 | 送り人担当 |
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セントチヒロ・チッチ | 5月8日生まれ。東京都八王子市出身。 | 見た目はまじめ中身は悪女これでも彼氏は2人まで担当 |
モモコグミカンパニー | 9月4日生まれ。東京都出身 | あまのじゃく担当 |
ハシヤスメ・アツコ | 9月27日生まれ。福岡県育ち(東京都生まれ) | メガネ担当 |
リンリン | 3月9日生まれ。静岡県出身。 | 無口担当 |
アユニ・D | 10月12日生まれ。北海道札幌市出身 | 僕の妹がこんなに可愛いわけがない担当 |
元メンバー
ユカコラブデラックス…オリジナルメンバー。本格始動の前に、自律神経失調症となったことで脱退。もともと魅起法則(ミキノルム)というバンドで活動しており、脱退後はバンドを再開している。
ハグ・ミィ…オリジナルメンバー。全国ツアー直前の2016年6月に家庭の事情で脱退。デビュー前秋葉原ディアステージに在籍していた時期がある。