概要
魑魅魍魎が跋扈するRPGを謳う新感覚アプリゲーム。開発元はGrams。
妖怪は人間界を追われ、幻妖界と呼ばれる場所に移り住んだ。夜叉ノ國、山嶽ノ國、花魁ノ國、堺ノ國、鬼ノ國、天狗ノ國、大蛇ノ國、妖狐ノ國の八つに分かれており、それぞれの國に妖主が一人君臨している。
物語は、蘇った陰陽師安倍晴明によって夜叉ノ國が焼かれているところから始まる。
タイトルの語源はぬいぐるみを意味する「ラグドール」と「ラグナロク」か。
ゲームシステム
斬新でシンプルで奥深いスピードチェインバトルである。
以下、若干のネタバレを含む。
メインクエスト
2024年9月現在、NORMALは12章前編、HARDは10章まで配信されている。また、10月にはNORMAL12章後編が追加される予定である。
ここでは、ラグナドールの世界観をたっぷりと堪能することが出来る。
メインクエスト、サブクエスト、ストーリーの三つに分かれており、ストーリーではパートボイス(一部セリフフルボイス)付という豪華な演出を楽しめる。内容も濃く、動くイラストやアニメーションも見ることができる。
メインクエストは主にソロ専用とマルチ推奨に分かれており、周回クエストはマルチ推奨となっていることが多い。ちなみにマルチ推奨は他クエストよりも相手のパラメーターが高く設定されているので、ソロで挑戦する場合は編成を見直すことを勧める。
また、クエストクリアによって幻妖石が貰えるので王冠はコンプリートしよう。
デイリークエスト
千本鳥居
各クエスト一日に四回まで挑戦できる。スキップ可能。限界突破に使用するキャラクター専用の欠片が貰えるが、ステージによって貰えるキャラが変わるので注意。
一回の消費スタミナが30と普段の三倍なのでそこも注意。
幻影の間
一日に三回までアイテム消費なしで挑戦できる。スキップ可能。四回目以降は幻影の書というアイテムを消費する。
メインクエストにて討伐した大ボスに再び挑戦できるシステム。倒すごとに相手の妖力が上がっていく(以前の難易度を再チャレンジすることは可能)。2024年9月現在ではクリアしている難易度の+50まで挑むことが可能となった(例えば、難易度10をクリアしている場合は、60まで挑むことが可能)。
また知識レベルというシステムで妖力を上げることもでき、挑戦する間によって上がるパラメーターが変わる。
「暴走がしゃどくろの間」「遊覧の獣の間」「十六凶の間」にて物攻、「朱雀の間」「八岐大蛇の間」「空亡の間」にて魔攻、「白虎の間」「九尾の間」にて魔防、「玄武の間」「大嶽丸の間」にて物防、「青龍の間」「白面金毛九尾ノ狐の間」にて胆力、「大太法師ヨリ生レシ巌の間」「ダイダラボッチの間」にてHPのパラメーターが上がる。
最近では、「シナリオ」に加えて、「変異種」が追加されている。変異種は新キャラが登場するタイミングで大体追加されており、変異種マルチで追加された場合は「変異種ミッション」というパネルミッションが度々行われる。変異種ではマルチとソロ専用の2つが用意され、「変異種マルチ」はクリアする度にツクモの反映率が、「変異種ソロ」ではクリアする度に武器の反映率が増加する。また、変異種ではシナリオとは違い、幻影書や挑戦回数の消費がないため、好きなタイミングで挑むことが可能である。
ムゲンの塔
ストーリー配信済の國ごとに用意されており、一日の挑戦回数に制限がない。踏破階数に応じてデイリー報酬が貰える。原初のシステムではスキップすることは不可能だったが、現在では10の倍数のBOSS階層はクリア済み階層から+30階まで挑むことができるようになった。また、クリア済み階層から+10階までなら、下1桁が4,7の階層にも挑むことが可能である(例えば、200階までクリアしているなら、204,207,210,220,230階への挑戦が可能となる)。
ボスを倒すごとに報酬が貰え、各ボス撃破ガチャチケ(稀に幻妖石)、妖主撃破で補助枠が解放できる(補助枠が解放できない階も存在する)。またムゲンの塔の踏破報酬には累計の踏破報酬も存在しており、URカケジクランダムボックスやUR武器ランダムボックスが貰える他、累計踏破数が1100階を超したあたりから補助武器反映率も貰えるようになる。
また、月末に階数に応じた報酬が配布される(最近のアップデートにより、ムゲンの塔の総クリア数に加え、幻影の間(シナリオ・マルチ・ソロ)の総クリア数も総計してポイント制で算出されるようになったところは注意)。
希少種クエスト
ソロとマルチの二種類が用意されており、ソロは一日二回挑戦できスキップ可能、マルチはスキップは不可である(最近のアップデートにより、マルチ希少種の報酬獲得回数は最大9回までたまるようになった)。
選択した希少種を倒すことで、それに応じた希少種知識が上がる。
ちなみに希少種知識はタウンの討伐によっても獲得可能。
また、希少種マルチには、希少種と超希少種が存在する。超希少種は強敵ぞろいではあるが、初回クリア時に希少種クエストでしか獲得・限凸できない武器を必ず獲得できる。また、一部超希少種では強めの武器アビリティ『必殺心眼』を持つ武器を獲得できるものが存在するため、果敢に挑戦・周回しよう。
デイリークエスト
キャラ強化石と武器強化石を獲得できる。一日二回(妖怪パス購入者は三回)まで挑戦できスキップ可能。難易度11から相手のヨワミ玉が増えるので、初挑戦の際は留意しておくこと。
またアプデにより、武器強化石は魔法武器専用と物理武器専用で両方同じ量獲得できるようになり、育成が非常にしやすくなった。
現在は経験値、武器クエスト、共にLv.35まで解放されている。
選択クエスト
イロイロにて覚醒石かゼニ、種族クエストにて昇級素材が貰える。一日二回(妖怪パス購入者は三回)まで挑戦できスキップ可能。
ギルドクエスト
魔境争奪戦
ギルド対抗のリアルタイムバトル。敵を倒してミッションをクリアし、獲得したGP数で相手ギルドと競う。現在は初級と中級と上級の3つの難易度が存在する。上級のみ、PvP戦の概念が存在する。
また順位に応じて貰える魔境コインは交換所で交換可能で、ここでしか手に入らないぬらりひょんボックスなるものを入手出来る。
地獄アリーナ
ギルド対抗のバトル。攻撃PTと防御PTを合計六つ編成し、相手の防御PTを撃破して奪った星の数で競う。
四天王からは最大13個、六界衆からは最大7個、それ以外からは最大3つ奪うことが可能。
また、自分の攻撃PTが挑みたい相手の防御PTの総合妖力よりかなり下回っている場合は、ゼニを支払って「地獄バフ」を発動させることができる。地獄バフを使用すると、総合妖力の差をある程度までに縮めて対戦することができる(超すことはできない)。これは四天王・六界衆には適用外のため注意が必要である。
更にギルド毎に「輪廻タイム」が設定されている。輪廻タイムのルールは次のとおりである。
・輪廻タイム開始から1時間の間は、1回だけその試合の結果を無かったことにすることができる
・輪廻タイムの時間帯設定はギルドマスター、およびサブマスターが設定できる
・輪廻タイム中の時点で挑戦回数が残っているプレイヤーのみが使用できる
・輪廻タイムを使用した場合は、対戦に利用した攻撃PTは再び選択可能である
・輪廻タイムを使用した場合でも、対戦相手の隠されていたPT情報は開示された状態になる
という風に、ギルド全体や個人の戦術の幅が広がる良いシステムになっているため、積極的に利用していこう。
また報酬で地獄コインを獲得でき、交換所で交換可能。妖主のキャラボードに使用するアイテムや、閻魔ボックスなどが購入可能。
ツクヨミの塔
上弦の塔と下限の塔に分かれており、マルチ推奨のコンテンツ。
上弦の塔には上限があるが、下弦の塔にはない。階に応じて報酬が貰え、25階クリア時点で10連分の幻妖石(1500個)を獲得できる。
また、下弦の塔は開催されるごとに敵の『属性』が異なっており、各階層で待ち受ける敵が持つヨワミ玉の属性は1種類のみである。更に、敵が持つヨワミ玉の属性以外のキャラは使用できない(敵のヨワミ玉が火属性なら、水・土・風キャラを使用することができない)ので注意が必要だ。
百鬼夜行
90秒間にどれだけの敵を倒し、ダメージを与えられるかを競うもの。敵を倒すたびにレベルが上がっていき、その分敵のステータスも増加するため、油断すると挑戦中にやられてしまうこともしばしば(途中でやられてしまった場合はその時点でのスコアを獲得できる)。また、特定レベルに到達すると強制的に敵の必殺が発動する。
初級と中級と上級の3つの難易度に分かれている。また、中級・上級に挑んだ場合は、1回の挑戦終了後に獲得スコアに一定の倍率がかかり、中級では1.5倍、上級では2倍のスコアを得られる。
また、ギルドランキングと個人ランキング(各難易度の最大スコア合計ランキングと期間中に得たスコアの合計ランキング)の3つがある。
更に、百鬼夜行開催時は百鬼夜行に関係するパネルミッションも同時に開かれる。
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ガチャ
ピックアップガチャ
期間限定で開催されるガチャで、キャラ自体が期間限定のものと後に恒常入りするものの二つに分かれる。
最近のガチャのスタイルはキャラと武器/カケジク共通して『有償10連1回限りでUR1枠確定』と、キャラガチャの場合は10連で引けばランダムで指定されたボーナスが付いてくる『ボーナス付きキャラガチャ』、武器/カケジクガチャの場合は、10連1回ごとにボーナススタンプが押されていく(10連10回目でURが1枠確定する)『ボーナススタンプ武器/カケジクガチャ』が主なスタイル。
季節キャラの場合、恒常入りしても確率が低く入手は困難なため引いておくのが良いだろう。また、期間限定キャラを引きそびれた場合でも、周年などの重要なイベントのタイミングで一定期間の復刻ガチャが来ることがある。だけど結局は恒常では排出されないので、狙える時に狙うのがベスト。
國ガチャ
國ごとに一日一回(妖怪パス購入者は二回)無償で引くことができるガチャ。以降は有償石かゲーム内乱獲等で入手できるガチャ券で引ける。
このガチャでは國に応じた妖主が入手可能だが、確率は絶望的なので期待しない方がいいだろう。そのせいか、妖主難民が大量発生している。
また、地獄の國ガチャは存在しない。
大妖怪フェスガチャ
不定期で開催される、國ガチャの無償10連バージョン。
基本的に夜叉ノ國→山嶽ノ國→花魁ノ國→堺ノ國→鬼ノ國→天狗ノ國の順番で、三回ほどループする。
このガチャ限定で、確率は絶望的だが閻魔王が排出される場合がある。
キャラクター
ラグナドールのキャラクター一覧を参照。
用語
幻妖界
幻妖界を参照。
夜叉ノ國
妖主滝夜叉姫が収める國。
山嶽ノ國
妖主邪魅が収める國。荒涼とした山嶽地帯で荒っぽい妖怪が多い。
花魁ノ國
妖主紅葉が収める國。
花魁や身の回りの世話をする禿たちが暮らしている。全体的にネオン街を思わせるような煌びやかな都が特徴的で至る所に金魚鉢が飾られている。
堺ノ國
妖主隠神刑部が収める金の"表"と力の"裏"の顔を持つ國。清濁併せ呑むこの國には、様々な商人達が日々出入りしている。
人間界の道具や食べ物、文化も中心的に流行っている。
鬼ノ國
妖主酒呑童子が収める國。
天狗ノ國
妖主鞍馬天狗が収める國。
大蛇ノ國
妖主遠呂智姫が収める國。
妖狐ノ國
妖主天狐が収める國。
地獄
閻魔王が収める世界。
余談
土用丑の日や梅雨入り、新武器実装などの記念でガチャ10連以上の幻妖石をよく配る。
そのせいか石が貯まりやすく、天井まで回しやすい。
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