概要
CV:三石琴乃
歩の兄・清隆の妻で、職業は警視庁の警部補である。旧姓は「羽丘」。
作者曰く『スパイラル~推理の絆~』という物語の真のヒロイン、すなわち公式ヒロインなのだが、いつも美味しいトコロを持っていくのはおさげの娘なので、作者は各巻のあとがきでとっても悔しがっている。
性格はやや身勝手に歩によく八つ当たりをし、遠慮なしに鉄拳制裁を喰らわす。しかし、根は真面目で清隆や歩のことを一番に考えている、本当は優しい女性である。逆にその性格ゆえに不器用さが目立ち、プライドが高く、歩と喧嘩することも多い。
生活適応能力は極めて低く、そのことを物語る事実として「塩と砂糖を間違える」、独り暮らし時代は家にあった調理器具は「錆びた包丁ひとつ」などがある。
ノンキャリアでその年齢で警部補に上り詰めたこともあり能力的には高いのだが、詰めが甘いために、最終的には歩が事件を解決する。清隆と歩が外見だけでなくその才能が似すぎていることを知っており、また、歩の危うさもまた危惧している。
『スパイラル・アライヴ』では本編のキャラクターで唯一初期(連載中断前)から登場している。
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原作でのネタバレ
実は鳴海歩の初恋の相手である。
歩は外見や才能が清隆に酷似しているが、好きな異性のタイプまでもが清隆と被っていたのだ。清隆に初恋の人を奪われた歩の精神的なダメージは大きく、本編でも未だに初恋を引き摺っている。
この事実は清隆が裏で言いふらしていたため、歩に関わったブレードチルドレンやその関係者はほぼ周知の事実であり、遅くともカノン編までには自分だけが知らない状態になっていた。カノン編終了後に歩から告白された時は衝撃を受けていた。