平井ゆかり
4
ひらいゆかり
「灼眼のシャナ」の登場人物。
CV:浅野真澄
坂井悠二のクラスメートで隣の席だった少女。
“狩人”フリアグネ一味に家族もろとも“存在の力”を喰われてトーチとなって消えてしまい、シャナが学校に潜伏するために彼女に成り代わって行動している。そのため周囲の一般人には平井ゆかり=シャナと認知されている。
平井ゆかりが“絆”以外消えてしまったことを聞いた悠二が、自分だけでも消えてしまった「本当の平井ゆかり」のことを覚えているために、フレイムヘイズの少女と平井ゆかりが別人である証明として、名無しのフレイムヘイズの少女に「シャナ」と名付けることとなる。
アニメ版では彼女が消滅するエピソードは原作や漫画版以上に重く描かれており、トーチという存在の儚さと悲劇性が強調されている。また池速人に好意を抱いており、悠二ともそれなりに親しい仲だった。悠二は「消えてしまう前にせめて池と楽しい思い出を作って欲しい」という願いから二人の仲を取り持とうと尽力するも、存在の力が弱まっていたことから池は殆ど平井を無視してしまっていた。
原作終盤・及びアニメ3期最終回では悠二の活躍によって、オリジナルの平井ゆかりは両親と共に再生された。3期最終回EDでは一美の前に元気な姿を見せ、更にシャナが平井ゆかりとして築いてきた人間関係などもそのまま引き継がれたため、好意を持っていた池とも仲良くなれたようである。
オリジナルの平井ゆかりは原作では挿絵が存在せず、アニメ版と漫画版でキャラデザインが全く異なり、アニメ版はやや幼い顔つきなのに対し、漫画版ではおっとりしたおとなしそうな見た目だった。
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