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境界戦機

きょうかいせんき

『境界戦機』とは、SUNRISE BEYONDとBANDAI SPIRITSによるオリジナルロボットアニメ。
目次 [非表示]

立ち向かえ、この未来に。


概要編集

SUNRISE BEYONDBANDAI SPIRITSが送るオリジナル本格ロボットアニメ

一部で「キョカセン」「kk」という通称が用いられている。


2021年10月から毎日放送及びテレビ東京に加えてBS11にて放送。U-NEXTなどでも配信されている。

最終話放送後、「第1部 完」と区切られた。その後流れた次回予告で第二部がアナウンスされ、2022年春季に放送された。

YouTubeでは2023年まではアニメ全話が無料配信されていた。


アニメのコミカライズの他、北海道で活動しているレジスタンス「際の極光」の活躍を描いた模型作例による外伝フォトストーリー『境界戦機 フロストフラワー』がそれぞれホビージャパンウェブにて連載されている。


アニメ放送終了後も商品展開は続くことが発表されていたが、2023年2月16日に新作アニメ『極鋼ノ装鬼』が発表、同年5月10日には2023年夏予定の全6話のYouTube配信であることが発表された。


評判編集

本作品、特にTVアニメシリーズ本編はハッキリ言って多くの視聴者から良い評価はされておらず、エピソードによっては現実のデリケートな話題に触れてしまいかねない様な人を選ぶ要素が含まれていたりなど、ネット上の一部の人々の間で時々話題に挙がる「バンダイが商品展開に力を入れるガンダム以外のコンテンツはコケる」を体現する様な作品になってしまっている。

一方、胡乱界隈では「真の日本人」と揶揄される熱烈な視聴者層が存在しカルト的人気を誇っている。また履修する敷居が他のアニメに比べて低かったもあり、現在でも継続的に履修者が生産されていることも特徴。

一通り展開が終わった後もゆうさくりん氏や境界戦機用語解説bot氏による布教活動が今なお続いている。


あらすじ編集

西暦2061年、日本は支配された。

4つの世界主要経済圏によって分割統治されるに至り、日本人は隷属国の人間として虐げられる日々を送っていた。

日本は各経済圏が投入した人型特殊機動兵器AMAIMが闊歩する世界の最前線となった。


機械好きの少年、椎葉アモウは、ある日、自律思考型AI「ガイ」と出会う。

これをきっかけに、アモウは日本を取り戻すための戦いに身を投じることになる。

自ら組み上げたAMAIM「ケンブ」に乗って。


登場人物編集

境界戦機の登場人物一覧を参照。


人型特殊機動兵器 AMAIM編集

メイレスケンブ

近接戦闘型のMAILeS。搭乗者はアモウ。搭載AIはガイ。


メイレスジョウガン

射撃・狙撃を得意とするMAILeS。搭乗者はガシン。搭載AIはケイ。


メイレスレイキ

MAILeS。搭乗者はシオン。搭載AIはナユタ。主な武器は薙刀。


用語編集

AMAIM

今作における機動兵器の名称。無人機が多く、有人機は珍しい。


MAILeS

AMAIMに自立思考AI『I-LES』を搭載したもの。


I-LES

自らの意思を持つ自立思考型AI


日本

今作の舞台となる国家。歯止めの利かない少子高齢化や、各種経済政策の失敗によって事実上経済破綻してしまっており、治安維持や経済援助の名のもとに4大経済圏の介入を受け事実上植民地化し国土が4つに分割されている。日本政府は健在であり、首都圏は北米同盟の傘下にある。

これによって日本人は属国の国民として進駐軍から様々な冷遇や差別を受けている。


4大経済圏

日本を支配する4つの世界主要経済圏。各陣営は独自にAMAIM開発を行い、日本列島に敷かれた国境線での睨み合いや小規模な戦闘を繰り広げている。


八咫烏

ガシンが所属する日本解放レジスタンス。構成員は皆、現在の支配体制によって辛いを過去を体験している。


北米同盟

アメリカなどを中心とした経済圏。首都圏、東海道、中京、京都奈良、関西圏、紀伊半島、若狭湾周辺地域など、日本経済の中心地や人口密集地を傘下に収めている。


大ユーラシア連邦

ヨーロッパを中心とした経済圏。東北地方および北海道全域を傘下に収めている。


アジア自由貿易協商

中国等アジア諸国を中心とした経済圏。北九州、山陰地方、北陸地方、上越地方など、東北以南の日本海沿岸地域を傘下に収めている。


オセアニア連合

南環太平洋諸国による連合国家。他の3勢力よりも規模や人員数、AMAIM開発技術で劣っており、戦闘員として傭兵を雇用している。南九州、四国全域、沖縄諸島、瀬戸内海沿岸地域を傘下に収めている。


アラハバキ

東北地方西部(日本海側)を拠点とするレジスタンス組織。日本国内でも有力な組織だったが、ユーラシア軍部隊の猛攻で壊滅の危機に瀕しており、同じブレンゾン社の取引先であった「八咫烏」の支援を受けることになる。


ブレンゾン社

ジェルマンが身を置く軍需企業。本社はヨーロッパにあるといわれているが正式な拠点は公表しておらず、アフリカなどの各地に分散しているともいわれている。以前は他社製のAMAIM用武装の製造を請け負っていたが、のちに採算を度外視した自社製AMAIMの開発に着手し、ケンブをはじめとするMAILeSを完成させる。しかし、4大経済圏のAMAIM市場は先行他社に独占され新規参入が困難であったため、経済圏に加盟していない国家や、経済圏と対立している日本のレジスタンス組織への売り込みに活路を見出している。


トライヴェクタ

槙・ミスズ・アネットが代表を務めるAI開発期間。ガイたちI-Lesもここで開発された。

社名は「3つの力・場」を意味する。軍事だけでなく教育・医療・芸術などの担当部門も持つ。ブレンゾン社との提携を継続するため、未完成であった自律思考型AI「プロトタイプ・ゼロ」を貸し出すが、搭載機体が暴走し「ゴースト」として数多くの戦闘に乱入する騒動を起こす。

元々はヨーロッパのソフトウェア開発部門だったが、ミスズの入社後に発展し独立した。


新日本協力機構

活動範囲を広げる北米同盟に対し、大ユーラシア連邦、アジア自由貿易協商、オセアニア連合の3つ、および八咫烏が設立した軍事組織。北陸を中心とした日本海側(新潟県)の一部を日本に返還し、そこに北米同盟に抱きこまれている現政権に並ぶ新政権の設立を目的としている。


主題歌編集

OP曲『enemy』(第一部)

作詞・作曲・編曲・歌:Blank Paper


ED曲『You're my perfect mirror』(第一部)

歌:富金原佑菜 / 作詞・作曲・編曲:eijun


OP曲『Overload』(第二部)

歌:富金原佑菜 / 作詞:ゆうり / 作曲:水野谷怜 / 編曲:如月結愛


ED曲『pARTs』(第二部)

歌:Natumi. / 作詞:cAnON. / 作曲・編曲:澤野弘之


スタッフ編集

監督羽原信義
シリーズ構成木村暢
キャラクターデザイン大貫健一
メカデザイン小柳祐也 / 海老川兼武 / 寺岡賢司 / 形部一平
メカデザインスーパーバイザー奥山清行
チーフメカアニメーター久壽米木信弥 / 有澤寛
美術スタジオなや
撮影監督元木洋介
編集小野寺絵美
音響監督明田川仁
音楽ラスマス・フェイバー
音楽プロデューサー黒田学 / 木村憲一郎
音楽制作サンライズミュージック
プロデューサー 小松紘起 / 紅谷佳和 / 田崎勝也
エグゼクティブプロデューサー小川正和 / 春山ゆきお
企画協力BANDAI SPIRITS / 電通

商品展開編集

プラモデル編集

BANDAI SPIRITSよりHGシリーズ・FULL MECHANICSシリーズ・Figre-rise Standardシリーズで展開。


HGシリーズは1/72スケールにてMAILeS全機、大ユーラシア連邦と一部バリエーション機を除く各陣営及びゴーストの計12機のAMAIMが発売(一部商品はプレミアムバンダイ限定)。人型兵器以外に特大型装甲特殊運搬車、ストークキャリー、ドレッドノータスの3種のビークルメカや各種武装・オプション装備を纏めたウェポンセット7種が発売された。


FULL MECHANICSシリーズは1/48スケールでケンブ、ケンブ斬が商品化。ケンブは初回特典としてクリア外装のパーツが付属した。


Figre-rise Standardシリーズは所謂美少女プラモデル枠として紫々部シオンが商品化。


2022年2月19日にプラモデルを2個購入した人にデカールを1枚プレゼントするキャンペーンが行われていた。


バンダイが商品展開に関わるオリジナルロボットアニメのプラモデルシリーズとしては比較的多い数の商品がリリースされたが、前述でも触れられた通り本編の評価があまり良くなかった他、殆どの機体がパイロットが居ない無人機、ジョイントが少ないモノが多くカスタマイズ性が低い(これに関しては『極鋼ノ装鬼』関係の商品で改善されている)、工業デザインを取り入れたMAILeSのデザインが少々人を選ぶなどの理由により、各店舗で長期間に渡り大量に売れ残る自体が発生。それにより関連商品はワゴンセールに回されたり、値引きされて投げ売りされたり、果てには某激安の殿堂500円(税抜き)で販売されたりした。


完成品トイ編集

ROBOT魂にてケンブが商品化。

レイキとジョウガンも参考出品されていたが、発売決定のアナウンスは未だされていない。


関連動画編集

PV


関連タグ編集

個別編集

SUNRISE_BEYOND BANDAI_SPIRITS ロボットアニメ

2021年秋アニメ 2022年春アニメ


users入り編集

境界戦機100users入り境界戦機500users入り境界戦機1000users入り境界戦機5000users入り境界戦機10000users入り


関連作品編集


外部リンク編集

公式サイト

境界戦機 - バンダイホビーサイト

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