概要
極鋼ノ装鬼とは、2023年2月16日に発表された『境界戦機』の新作アニメ。全6話。
正式名称は『境界戦機 極鋼ノ装鬼』で、ロゴの配置は極鋼ノ装鬼が大きく目立ち、境界戦機が下に小さくデザインされている。
公開されたアニメPVでは外伝小説『フロストフラワー』の主役機「メイレスビャクチ」が登場している。
監督はメカアクションに高評価を得ている大張正己氏を採用、キャラデザは前作同様でメカデザも一部継続されたが前作とは趣が異なっている(主な相違点は各部のバランス調整とハードポイントの採用)。舞台は小さな孤島内という極めてミニマムなものとなっている。
1話につきおよそ15分×6というOVAレベルの尺の短さだが起承転結はしっかりしており、主人公であるジンの因縁ともう一人の主人公イブキの戦場での体験を経ての成長を駆け足ながら描き切っている。
一方で新政府が誕生したもののなお続く外からの支配は泥沼化した戦場を産み続けていく、と言う結果は前作でのアモウたちの努力は何だったのか、という疑問を生み出している(一応自立できる可能性ができたという点では前進してはいるが目的である日本の完全奪還まで至っていないのが現状と言える)。それに関しては今後の展開に期待するしかないだろう。
ストーリー
北陸戦線終結後、新日本協力機構が統治する日本人のための新たな国土が誕生した。
しかし、それで日本を取り巻く状況が劇的に良化したかというと、そうではなかった。
国内における各勢力の実効支配は続き、日本人に対する抑圧も、緩和されたとは言え継続されていた。
南海に浮かぶ孤島も同様だった。
島を実効支配するオセアニア軍と、それに抵抗するレジスタンス組織『ヒヌカン』。
そこへ孤島占拠を目指す北米軍が攻めてきて――。
キャスト
登場メカ
ヒヌカンと協力者
ドレッドノータス