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概要

ホープキングダムに伝わる宝物で、プリキュアに変身するための香水。全部で3つが伝わっている。

ドレスアップキーをこれに差し込むと、ボトルが光り輝く液体で満たされ、プリキュアに変身するためのエネルギーが放たれる。

3つのパフュームは妖精のアロマに託され、人間界にちらばったドレスアップキーが選んだプリキュア候補者に一本ずつ渡す予定となっていた。

春野はるか海藤みなみの二人までは順調にパフュームを託すことができたが、第2話で妖精2匹3人目用のパフュームを戦闘の最中に落としてしまい、そのまま所在不明になってしまうと言う失態を犯してしまう。

しかし、続く第3話でそのパフュームをいつの間にか天ノ川きららが持っていたことが明らかになった。

きらら曰く「いつの間にか楽屋にあったので、誰かの差し入れだと思ってありがたく頂いた」とのことだが、どのようにして楽屋にまでパフュームがたどりついたかは不明である。

ただ、ドレスアップキーがプリキュア候補者と引き合うように、パフュームも同様の(あるいは類似した)性質があると見るのが妥当。

なぜならこの後の第19話にて、「パフュームの意思」のようなものに導かれた新しいプリキュア候補者が登場したからである。

それはなんと敵方・ディスダークの幹部トワイライトであった。

4つ目のプリンセスパフューム

プリンセスプリキュアはホープキングダムの歴史上3人しかいないはずだったが、第19話にてトワイライトが何かに導かれるようにしてとある古城にたどり着き、そこで4つ目のプリンセスパフュームを発見する。

翌週の第20話にて、はるか達がドレスアップキーに導かれてホープキングダムへ行った際、3人はそれぞれ先代プリンセスプリキュアが祀られた霊廟へ向かい、4つ目のプリンセスパフュームの存在を知らされた。

先代たちのメッセージによると、ディスダークを封印したあと、彼らが将来更なる強大な力を持って復活することを悟り、そのときの対策として4つ目のプリンセスパフュームを作り出した、ということだった。それが、第19話でトワイライトが見つけたパフュームであった。

そのパフュームはディスピアが産み出したブラックキーによって闇の力に染まってしまった。

闇に染まったパフュームは使用したトワイライトを4人目のプリンセスプリキュアではなくブラックプリンセスへと変身させる。

続く第21話ではプリンセスプリキュアと壮絶な戦いを繰り広げるが、最終的に敗れ、トワイライトはトワの姿に戻った。

第22話では、トワは元に戻ったものの、パフュームはいまだに闇に染まったままであった。

しかしトワがプリンセスプリキュアとして覚醒した際にパフュームも闇の力が祓われ、トワ専用のプリンセスパフュームとして本来の力を取り戻した。

当初、カナタ王子はドレスアップキーが12個揃う事でホープキングダムが救えると語っていたが、30話でロックがかつてのディスピア以上の力を得たと豪語して初期メンバー3人を追いつめるという、先代が警戒した通りの状況が起こった事で、対抗手段として生み出されたキュアスカーレットの存在意義が初めて成立した事になる。

なお、先述の『闇に染まった状態のパフューム』は<月刊『アニメージュ』2015年9月号 P.85>にて『ロストパフューム』と称されている。

しかし劇中では呼ばれず、ファン内でもこの名が用いられることは少ない。

小ネタ

ドレスアップキーがロックシード極ロックシード)を連想させ、こちらもボトルが液体で満たされていく演出がゲネシスドライバーに似ており、一部ではGaim!プリンセスプリキュアとも言われている。

また、第39話ではるかが変身出来なかった原因がパフューム本体の電池切れだったというネタも投稿されている。

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