概要
プリンセスレッスンの一環として、芸道も極めたいとしている春野はるかは、バイオリンに目を付けた。グランプリンセスを目指しているだけあって、目の付け所と美的センスは流石に素晴らしいモノがある。
だが、はるかはバイオリンを全然弾いたことがないド素人。初モノに弱いゆえに、その音色は鉤爪で硝子をギーコーギーコーと引っ掻いたようなヒドイ代物だったのである。その結果、みなみ・きららは耳を塞ぎ込み、アロマは狼狽え、パフは逃げ出そうとし、シャムールは「基礎の基礎からレッスンでーす・・・」と言い残して気絶した。
その光景はあの国民的アニメの伝説な元祖ヒロイン・源静香のバイオリンを彷彿させることから付けられたネーミングである。
実際、しずかちゃんのバイオリンは、ジャイアンこと剛田武の歌声にも匹敵するビッグノイズであり、ドラえもん・野比のび太・骨川スネ夫・出木杉英才・セワシ・ドラミちゃんにも大変恐れられている始末である。
因みに、同じ国民的アニメのムコ殿のバイオリンも、しずかちゃんのソレに匹敵する酷いノイズぶりである。
終息
しかし、この殺人音波は、13話で早くも収束もとい終息する。ああ、良かった。
もともと努力型で、やり続ければ上達するはるかがトワイライトにバイオリンを教わったことで、上手くなったためである。