「嫌なもんだな 大人って言うのは…」
CV:柳田淳一
概要
恰幅の良い冴えない作業員を思わせる風貌のドレッドヘアーの男性であるが、上司であるフェン・ジュン共々運び屋を装った宇宙議会連合のエージェント。
優れた操舵技術を持つ。
人物像
寡黙であり、人となりを窺い知るのは難しいが仕事に忠実な人物。
上司のフェンとは無言で彼女の意図を理解して行動に移せるほどであり、信頼関係が窺える。
巨体を生かして物理的に相手の行動を封じる局面や手段を選ばない強引な方法を用いてでも職務を遂行しようとする点が印象的で、話術で手中に収めるフェンとは対照的。
ある人物から「おっさん」呼ばわりされた際には、まだそれほど年齢を重ねていなかったのかショックを受けていた。とはいえ、「大人」として良心の呵責は持ち合わせている。
動向
ミオリネ・レンブランの地球脱出にあたって、宇宙船を操舵していたが彼女の要望でベネリットグループの議会場に行き先を変更。
彼女を下ろした後は艦橋でフェンと会話していた。
その後はベネリット本社でデリング・レンブランにアドバイスを受けていたミオリネがアスティカシア高等専門学園へ戻る際に、自社用船として購入した改修船の宇宙船のスタッフを探そうとした矢先にフェンと共に現れた。
余談
- 柳田は『PROLOGUE』に登場したオックス・アース本社に勤務する日系人・ヤマオカを演じていた。
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ALERT
水星の魔女の話するんじゃなかったのか?
お客様の要望には応えないとね。
※以降からSeason2以降のネタバレが記されます! ネタバレが嫌なユーザーはブラウザバックを強く推奨します!
それに、未見の人なら貸しを作っておいた方がいいでしょ?
計算づくか。
ALERT
Season2以降の解説
宇宙船を学園まで航行させた後プラント・クエタへは同行せず、議会の本拠地と思われるフロント内の施設のオフィスにてクエタ襲撃やアスティカシア襲撃の報道を視聴していた。
本来の所属はフェンと同じく「INVESTIGATION DIVISION」(調査課)と思われる。
シン・セーの調査の一環として、ベネリットグループフロントと思われる通路内で移動していたベルメリア・ウィンストンを発見すると、大柄な体を生かしてフェンと挟み込むように拘束した。
フェンと共にベルメリアに聴取を行い、クワイエット・ゼロの詳細を知ると、3人でプラント・クエタを目指す事に。しかしその最中、ベルメリアの離反に感付いたシン・セーの者の襲撃を受ける。
銃撃されたフェンの命懸けの行動で、彼女と引き換えにグストンとベルメリアは脱出に成功した。
その後、ある目的からプラント・クエタではなく学園フロントへ移動しスレッタ・マーキュリーに接触する。
最初は彼女に母親を説得するよう依頼するが、彼女の出自と姉の話を聞いた事で困難だと認識すると、もう一つのプランを提示。
かつてヴァナディース事変で押収したGUND-ARM――「キャリバーン」――を彼女に与え、クワイエット・ゼロ阻止を提案する。
スレッタは承諾した一方データストームに対するフィルターが存在しない、まさしく化け物というべきガンダムの存在に同席していた地球寮は猛反対。最終的にはスレッタを一人で向かわせないと地球寮の面々も同行させる事で話は決着する。
さらに話を聞いていたエラン・ケレスも利害の一致などから協力し、共にクワイエット・ゼロに立ち向かう事になった。
そんな彼らの様子を見ながら、流石にグストンも年若い少年少女に命がけの戦いを強いらせる事に思うところがあったのか記事冒頭の台詞をぼやいていた。
作戦開始後は、病み上がりのデリングやラジャン・ザヒと共に、議会連合の艦隊に攻撃をやめるよう説得する。艦隊の司令は理解を示したようだが、連合の議長が攻撃を強行したためあまり成果はなかったが、彼なりのやり方で最後までスレッタたちを支援した。
3年後にはベルメリアと共に地球に降り、犠牲になった多くの人の墓参りをしている。
- 余談
キャリバーンという危険な存在を子供に使用させるという解決方法は皮肉にも、議会連合に飼い慣らされたオックスアースと同じやり方をしており、そのことへの非難も少なくない。ただし、記事冒頭の発言からも、本音ではこの解決方法をしたくない、あくまで最後の手段だったというのがうかがえる。