「あれから20年以上は経つというのに まだ魔女が怖いのか?」
CV:青山穣
概要
禿頭と三つ編みが特徴的で屈強な黒人男性。「ゴドイ」であって、「ゴダイ」ではない。
シン・セー開発公社との関係は不明であるが、CEOのプロスペラと行動を共にしている事が多い事から側近や秘書、ボディガードと思われる。
CEOの子女とされるスレッタ・マーキュリーとは、インキュベーション・パーティの会場で対面した際彼のイメージに反して知人であるかのように挨拶を行っていた事から関係は良好のようである。
どのような人物像かは多弁ではなく出番も少ないためうかがい知る事は難しいが、温厚かつ調査力に優れている事は確かである。
動向
初登場は第5話だが、その時点では名を呼ばれる事はなくスタッフロールで確認出来るのみ。
プロスペラの長電話の現場に立ち会うと通話相手が子女かと推察し、ペイル社がエアリアルの調査を開始した事を彼女に伝えた。
インキューベション・パーティに出席したプロスペラに同行した際は、先述した通り内向的なスレッタにも特に怯えられる事もなく挨拶を行う。その後子女がペイル社主導の策謀に巻き込まれるが、ラウダ・ニールらジェターク・ヘビー・マシーナリーの者にプロスペラ共々足止めされていた。
ベネリットグループ所有開発プラント「クエタ」にベネリットグループ総裁デリング・レンブランが「クワイエット・ゼロ」の進展確認で訪れた際は、プロスペラと共にその場で待ち構えボディガードを務めた。
デリングとの密談で本名を名乗ったプロスペラに対し、拳銃を構え警戒心を露わにするラジャン・ザヒへ彼女を庇い皮肉をぶつけた。
その後襲撃者が現れ、エアリアルがあわや確保される事態となってしまったが、78ハンガー付近の通路にいた突入部隊をCEOと共に挟撃し殲滅。彼女が怯える子女をなだめる際はどこか思うところがありげな様子であった。
余談
- 概要で述べた通り、よく「ゴダイ」と誤記される。繰り返すが彼の名は「ゴドイ」である。
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ALERT
あなたは進める子。でしょ?
※Season2以降のさらなるネタバレ注意!!
うん、進める。進んできた。
逃げたら一つ。進 め ば 二 つ。
ALERT
Season2以降の解説
その正体は推測通りプロスペラに雇われた秘書兼ボディガードであった。
寡黙な仕事人とされており、荒事とはおよそ無縁と思われたプロスペラ=エルノラ・サマヤがまともに銃撃戦を行えるほどの腕前を見せていたのも、彼の指導の賜物と思われる。
プラント・クエタ襲撃後、襲撃者が用いたGUND-ARM二機の出所は彼の手腕をもってしてもつかめなかった。
ペイル社を事実上追放されたベルメリアに新型モビルスーツ「ガンドノード」の情報を見せ、スレッタがベネリットグループ本社を訪れていると知るとプロスペラに存在を伝える。
ミオリネ・レンブランがベネリット総裁選候補として、北アフリカの特定復興計画地区「クイン・ハーバー」でパフォーマンスも兼ねて調停に向かう事となりプロスペラも同行、自社を何者かが嗅ぎつけたと知るや否や懐柔されたベルメリア・ウィンストンを始末しようとするが、宇宙議会連合の回し者が妨害し仕留め逃してしまった。
さらに、クイン・ハーバー区の郊外にはモビルスーツ倉庫が秘匿されており、ゴドイは協力者から情報を得てプロスペラに通達。彼女はこれを破壊した。明言こそされていないが、クエタ襲撃直後は知りえなかったGUND-ARM二機の出所もCEOへの通達前に判明したものと思われる。
結局本編ではなぜ彼がプロスぺラに忠実であったかは明らかにされなかった。
Season2以降の余談
- Season1の時点で登場していたが長らく公式サイトに掲載されず、第19話にてようやく果たせた。フルネームは「ゴドイ・ハイマノ」。
- 公式Twitterではゴドイの設定画紹介と同時に、地球寮生のルームウェア姿の(第19話で披露されていない人物のものも含め)紹介もなされていたため彼のルームウェア姿の紹介と誤解されたり公開を求められるという珍事も……。
- いまだ彼の出自は不明であるが、かつて存在していたある組織(リンク先、物語の核心に迫る重大ネタバレ注意!!)を秘密裏に再建させていた宇宙議会連合に敵意を持っていたと思われる描写やラジャンへの発言を踏まえると、ヴァナディース機関もしくはCEOの夫のような組織の穏健派に属する人物であった可能性が高い。