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概要

主人公スレッタ・マーキュリーの母プロスペラ・マーキュリーが、デリング・レンブランと協同で進めていると思われる謎の計画。

season1におけるプラント・クエタでの密談にて初めて明かされ、ガンダム・エアリアルの運用データを使用していた点から、GUNDフォーマットと深い関わりを持つ事実が示唆されていた。


season2にてプロスぺラがミオリネ・レンブランに語ったところによると

などとあるが、その実態は未だ不透明。



尚、仮にこれが事実である場合、ベネリットグループで開発されているものを含め全ての兵器の類が価値を失うため、事実上会社(以上に世界全体)の在り方そのものを全否定する計画となっている。

兵器を開発・販売して利益を得る傘下企業が軒並み反対する事態が容易に予想できるため、計画について知るのはプロスペラとデリング、およびその側近のみで御三家すらも知らない極秘事項となっている(ただし、GUNDフォーマットに偏執しているペイル・テクノロジーズに関しては、そ知らぬ振りをしている可能性も否定できないが)。



更に第15話におけるミオリネとラジャン・ザヒとの会話では

  • ノートレットが「植物が持つ多様性を人類にも応用できないか?」との考えを持って立案された。
  • デリングはそんなノートレットの描いた計画に賛同し、彼女と結婚した。
  • デリングが「〈決闘〉によってホルダーにミオリネを嫁がせると決めたのは『力のある人間に嫁がせれば一番安全』と考えたことと『クワイエット・ゼロのカモフラージュ』」も含まれている。

などが語られた。


第17話では本計画に関係があるかは不明瞭だが、気になる描写としてエアリアルがパーメットスコアを上げると、グエル・ジェタークが搭乗するダリルバルデのグスサー・イーシュヴァラの制御を奪取するシーンがあり、これは既出の“GUNDフォーマットを用いて、全兵器を掌握して戦争のない世界にする”のデモンストレーション(あるいはミスリード)のようにも見える。



関連タグ

機動戦士ガンダム水星の魔女


























その正体

クワイエット・ゼロクワイエット・ゼロ バトルスピリッツ

第21話でベネリットグループから離反したペイル社CEOにより暴露され、同時にプロスペラにより持ち出されたため、その存在が公となる。

ついに明かされたその全貌は、シェルユニットが組み込まれている全長数kmはあろう棺型の巨大要塞であった。


内部にはエアリアルを格納・接続するスペースがある他、侵入者を排除するためのハロを搭載した機銃ユニットや、護衛機兼データストーム領域展開の中継機として多数の無人MS・ガンドノードが収容されている。

エアリアル同様に領域内のパーメットリンクを使用した兵器を掌握が可能な上、ガンドノードを介したその範囲は著しく拡大している。

作中ではベネリットグループの強制捜査に向かう途中であった、宇宙議会連合の艦隊と艦載MSを十把一絡げにオーバーライドでシステムを掌握、制御不能に陥らせた後ガンドノードによる一方的な蹂躙・殲滅を行いその脅威を知らしめた。


第22話では再度進軍してきた議会連合の艦隊によるデータストーム領域外からの艦砲射撃を、特殊な力場(恐らくエスカッシャンが展開していた防御フィールドと同質のものと思われる)を発生させて防ぎ(それでもガンドノードが数機撃墜されている)、続けて掃射されたミサイルはオーバーライドで制御系を奪うと、それを放った艦隊に転向させる形で反撃、艦隊に撤退を余儀なくさせる程の大打撃を与えている。

また、この時点でプラント・クエタで建造していたコアユニットを欠いた状態で、稼働率は『6割ほど』である実態も判明しており、完全稼働状態ではデータストーム領域を一気に地球圏全体に展開可能になるとのこと。

その後、GUND-ARM.inc陣営によるクワイエット・ゼロ攻略戦でデータストーム空間を発生させたままエアリアルも出撃・戦闘が可能であるとも判明。


第23話ではスレッタの駆るキャリバーンとエリクトにより無人稼働するエアリアルとの姉妹対決が繰り広げられる中で、デミバーディングにより『クワイエット・ゼロ』への侵入を果たしたGUND-ARM.inc陣営(ミオリネ、ベルメリア、エラン5号)による『クワイエット・ゼロ』の停止コード入力が行われるも、プロスペラによる管理者権限でコードを書き換えられて追い詰められる。しかしその裏でミオリネの母親によるものと思われるバックドアが仕掛けられており、ミオリネが温室で育てていたトマトの遺伝子コード内に刻まれていたメッセージの入力により、遂に『クワイエット・ゼロ』のデータストーム空間展開の停止に成功。追撃するようにベネリットグループによる大規模ハッキングにより、システムの制圧に成功した。


だがその後、兼ねてよりベネリットグループを敵視していた議会連合議長の独断(表向きには不慮の事故)による、惑星間レーザー送電衛星の長距離狙撃が『クワイエット・ゼロ』を襲うが、それを察知したエリクトが残存するガンドノードを引き連れて上述した防御フィールドを展開。大惨事こそ免れたもののエアリアルは大破し、エリクトも生死不明に陥ってしまう。


最終回ではミオリネ達を拘束し人質とすることでエアリアルとクワイエット・ゼロの再リンクを画策するも、スレッタがキャリバーンとエアリアルをリンクさせることで再起動を実行したり、再度長距離狙撃が行われることを感知したスレッタが『スコア8の先』に到達し長距離狙撃の阻止を果たすなかで、4機のGUND-ARMと共にパーメットに変換・分解されて消失。


余談

それまでの説明などから「『クワイエット・ゼロ』は計画あるいはそれによってもたらされる現象の名前である」と思われていたため、まさかの宇宙要塞の出現に度肝を抜かれた視聴者は多かったようである。


実はseason2のOPに映っている(冒頭のイントロ部にクワイエット・ゼロのシェルユニットが確認できる)。

第22話以降はOP冒頭の映像がより鮮明になり、クワイエット・ゼロ内部である旨が分かり易くなっている。


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