概要
ミオリネの温室に実っているトマトの開発者である。
解説
作中では既に故人である。デリングが妻の葬式に出席しなかった事が、長年ミオリネが父を嫌う一因となっていた。
ミオリネの容姿は灰色掛かった（小説版では銀色とされている）目以外デリングとは共通項が少なく、恐らく彼女譲りのものと思われる。
夫曰く、（娘を守るためなら）自己犠牲もいとわないリアリストな気質とされ、彼女と夫で娘ミオリネを守る約束をしていた。
葬式でのミオリネの容姿から、彼女が10歳前後となる時期に死去したとみられる。
動向
第12話にしてようやく名前が明かされたが、死の真相には謎が多い。
葬式の場面で手元以外が映し出されていない半面、遠目に立ち去る大人の人影がありデリングが欠席したというミオリネの主張は父への憎しみから曲解した可能性があり得る。
余談
- ファーストネームは夫デリングと同じく北欧神話に由来する『ノート』である。こちらは『夜』を意味する巨人族の娘である。
関連項目
ALERT
艦長、標準月到達軌道上に艦隊識別コード確認。
「スポイラー社」所属、艦名ネタバレ。
※Season2以降のさらなるネタバレ注意！！
百科事典宙域巡回艦隊の？
なんでそんな所に…。
ALERT
Season2以降の解説
2023年3月29日に発売された資料集『The Report of 機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season1』にて彼女がアーシアンと判明。
スペーシアンの有力者かつ権威主義者であるデリングとは立場も思想も折り合わないはずだが、如何様にして馴れ初めを迎え、別れを迎えたのだろうか？
Season2のOP『slash』にも幼少期の娘と触れ合う彼女と思わしき手と髪が映し出されている。
そして14話にてデリングとプロスペラが進行している謎の計画「クワイエット・ゼロ」の創案者であることが判明した。
また、植生エンジニアであり、植物の研究に従事していたとの事。22話ではミオリネの温室で育てられているトマトの遺伝子コードにミオリネへのメッセージが隠されていたこと、第23話でそれがクワイエット・ゼロのバックドア（制作者側が意図的に用意した非正規アクセス権）のパスワードだった事が判明。
