「ウーメイ、オッシュ タイミング合わせろ!」
スペック
デザイナー | 寺岡賢司 |
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形式番号 | BTz-48 |
頭頂高 | 17.9m |
重量 | 88.6t |
パイロット |
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製造 | ダイゴウ社 |
固定兵装 |
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携行兵装 |
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概要
ダイゴウ社が製作した砲撃用モビルスーツ。推進器が内蔵されている両脚と大型リアスカートで三脚を構成しており、ホバー走行による機動戦を展開する。学生用モビルスーツには珍しく実弾が装備されている。
ビーム兵器の複数ドライブが可能でダイゴウ社自体も学園に独立した寮を所有している事から、ハンマー・フィールド社と比較して高い技術力と発言力、潤沢な資金を持ち合わせており非御三家のスペーシアン内でも格差が窺える。
ザウォートに乗るエラン・ケレス相手に三対一で決闘を申し込んだワンジー(CV:佐藤悠雅)、オッシュ(CV:古屋亜南)、ウーメイ(CV:坂田将吾)の3人の学生が使用したが、エランが繰るザウォートの性能と搭乗者の力量、そしてそもそも中遠距戦闘タイプが近接格闘戦を挑むという無謀な行動が仇となり、あっさりと破壊された。挙句の果てにワンジー機は撃墜後ショートを起こし爆発炎上してしまう始末。
余談
- 第5話の放送直後は名称が明かされていなかったが、関係者の発言で明かされた事を皮切りに公式サイトにも情報が掲載されるようになった。
- 端役の先輩と同じく長らく用語集に掲載されていたが、2023年4月16日以降は『OTHER MOBILE SUITS』となっている。
- 学生用モビルスーツには珍しく実弾が装備されているが、宇宙空間での実体弾の使用を禁じられている事から条約に抵触しており、機体の特長からも登場シーンのようなひらけた場所での運用を前提とした陸戦用と思われる。
関連項目
カペル・クゥ:同デザイナーの端役機。
ALERT
ネタバレは条約違反だ!
※Season2以降のさらなるネタバレ注意!!
百科事典を汚しやがって!
ALERT
バリエーション
形式番号 | BTz-50hv |
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全高 | 10.4m |
重量 | 91.1t |
パイロット | ジュベジュ |
固定兵装 |
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クリバーリ・ドゥン
解説
タンク形態への変形機構を有しており、腕部をクロー搭載の重装甲型に変更し機動力と防御力の向上を図ったバリエーション機。
パイロットは第14話EDの担当声優からして、クリバーリの3人ではないと推定されていたが、第16話で「ジュベジュ」という名前が明かされた。
ホルダーであるスレッタ・マーキュリーには2週間ごとの〈決闘〉義務のみならずバトルロイヤル方式の決闘イベント、「ランブルリング」の参加義務も課せられており、本機は彼女が参加したA.S.122年度にて用いられた。
ジネーテやラコウィーのパイロットと共に中小企業同士で協力してホルダーを討ち取ろうとするもエラン・ケレスのファラクトにより足止めされてしまいエアリアルには辿り着けず。さらに乱入した謎のモビルスーツ二機に加え、地中から現れた六機もの乱入者の類似機による破壊活動に驚愕する。他二機と異なり退避が間に合わず、乱入者の片割れノレアが「スペーシアンはみんな死ね…!」と放ったビームでコクピットを狙い撃たれ、ジュベジュは悲痛な叫び声を上げながら閃光に呑まれていった……。
モブとはいえ初の戦闘による学生の死者となってしまった(厳密な学生初の死者は「彼」だが学外での死亡で、かつ対外的にその死が認知されていない)。その後ジュベジュの死を惜しむ友人達がテロの容疑をかけられていた地球寮に、その怒りや悲しみをぶつけている。
クリバーリ・ドゥンに関する余談
- 原型機含め、登場するなり必ず爆発シーンが描かれており不憫かつ縁起の悪い機体である。
- 本作では珍しい非人型のモビルスーツであり、ガンタンクR-44やロト、ザウートなどに近い方式のタンク形態への変形機構を搭載している。
クリバーリ・ドゥンの関連項目