概要
第14話に登場したアスティカシア高等専門学園の学生。学年・所属寮は不明。演者については後述。
クリバーリ・ドゥンに搭乗しているので、おそらくダイゴウ寮所属と思われる。
解説
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※以降、第14話以降のネタバレ注意!
ALERT
学園への入学希望者のための催し「オープンキャンパス」、その最終日に行われるMSのバトルロイヤル方式模擬戦「ランブルリング」に参加する。ジネーテやラコウィーのパイロットと共闘し、ホルダーであるスレッタを狙おうとしていた。
しかしそこにソフィのルブリス・ウルとノレアのルブリス・ソーンが乱入。異変に気付いたセセリアがイベント中止と緊急退避をアナウンスするが、混乱の中、逃げ遅れたジュベジュ機にノレアが「スペーシアンはみんな死ね…!」と容赦なくビームを撃ち込む。
「あ…ああ~!」
恐怖の絶叫を上げたジュベジュは、哀れにもクリバーリもろとも爆死してしまった。
ガンダムにはありがちな、一瞬だけ出て来て、名前も不明のまま悲惨な死を遂げるモブキャラであり、彼もまたこの時点では名前が出ていなかった事、そして最後の表情が妙に老け顔だった事から、一部では「老け顔のモブ」と呼ばれていた。
だが話はここで終わらず、第16話にて彼の仲間が登場し、亡き彼の名前が「ジュベジュ」と判明した。
前述の騒乱の際、地球寮の生徒がソフィ達を手引きしたと思い込んだ仲間達は、地球寮の壁にスプレーで落書きをし、それを見咎められても悪びれず、逆に地球寮の面々をテロリスト呼ばわりして罵倒する。
「ジュベジュは大切な奴だったんだ。なのに…ジュベジュを返せよ、人殺し!」
スプレー缶を投げつけられたマルタンは負傷し、一触即発の空気になるが、その一部始終を録画していたミオリネが「引き下がらないなら学園に通報する」と制止した事で、ようやくその場は収まった。
仲間達のした事はお世辞にも褒められた行為ではないが、それだけジュベジュは愛された存在だったのだろう。さらに一同の中には、泣き崩れるショートボブの女子生徒の姿もあり、ジュベジュの彼女という説もある。
ジュベジュは単なる「老け顔のモブ」などではなく、リア充だったのかもしれない。
余談
- 第14話のモブ生徒としてクレジットされているのは田丸篤志、松岡洋平、加藤渉の三名であるが、この時点ではジュベジュの名称は設定されていないため誰が担当かは不明。
- 下手人のノレアはランブルリングから生還するが、その末路は彼と対比されたものであった……。