プロフィール
概要
超進化鉄道開発機構九州本部門司指令室に所属するシンカリオン運転士のひとりで、N700Sかもめの運転士。リョータは後輩と呼んでいたが、タイセイ達と同様に中学2年で私立小倉進開学園中等部在籍、実際は同期である。
実家は長崎県伊王島の出身だが、喋り方に博多弁のような訛りがある。
容姿はYシャツを全開にし、長ズボンの裾も脛まで巻いている。短髪オールバックを波模様のワンポイントバンダナ(もしくはカチューシャ)で巻くのが特徴。
パイスーカラーは赤&白で、インナーシャツごと袖捲りし、リョータ、テン、イッキと同じくハーパンスタイルだが、レギンスは履かない。
明るく何かと「気張る」ことで乗り越える性格であり、また面倒見の良い気さくな人物でもある。大宮進開学園鉄道部の面々が訪れた際、九州の交通機関の発達の研究を文化祭で発表するための(タイセイの性格ゆえに)分刻み計画九州巡りに案内役を勝って出る程。
カイという弟とスズという妹がおり、アンノウンの出現で彼らの乗る新幹線が運行停止した際には兄妹らを案じる良き兄である。ただし、他の運転士同様、ERDAやシンカリオンのことは家族にも秘密であり、アンノウンとの戦いで彼が住む福岡方面に赴いた兄妹らの出迎えに大遅刻し二人がムッスリしている姿を非常に気にしていた。
また故郷の産業遺産を巡りながら写真を撮り溜めるカメラ小僧でもある。
登場当時、実はシミュレーションのみで実戦は未経験。彼自身には問題はないのだが九州本部門司指令室のオペレーター二人はまだ新人でエルダビークルとの合体に失敗し続けていたのが原因。しかしERDA東日本本部の運転士の面々が赴いた際、またもやアンノウン出現の事件が発生するも戸惑ってキャプチャーウォールでの捕獲に失敗する彼女らに代わりミヨシが操作し捕獲、加えてエルダ輸送機を直接操縦してN700Sかもめ初のビークル合体を成功させた事で、彼女は二人から尊敬され指導を受けたいと願い出た事で、訓練の結果、合体問題は改善。
実は幼い頃にひとりで軍艦島へ写真を撮りに行こうとした際、乗っていた船が荒波に揉まれた結果恐怖心に囚われ、思い出作りのはずがかえってトラウマになってしまった過去を持つ。
そのため海の上で揺れるのが苦手という、海上戦闘用シンカリオンの運転士でありながら海が苦手という致命的ともいえる弱点を持っていた。が、ミヨシによる特訓と、アカネ発案の自身に戦場を海と思わず陸上を駆けるのと同じように認識させることで、波も敵の攻撃も障害物と同じようにジャンプで避けれるように意識させる『ホップ ステップ ジャンプ作戦』を受けて実践、一度は敗北を喫したアンノウン27に逆転することに成功、トラウマの克服を果たした。
家族
弟・海風カイ(CV:漆山ゆうき)
妹・海風スズ(CV:桑原由気)
毎年の夏休みはこの子たちだけの2人旅をするというのが定番らしい。
余談
名前の由来は1988年~2004年に仙石線で運行されていた快速「うみかぜ」と、1962年~1968年に博多駅〜佐世保駅間を運行していた準急「九十九島」(読みは「くじゅうくしま」)からか。
第19話OP終盤に早くも西大路ヤマトとともに先行登場。
本編よりも早めの登場となった。
担当声優の畠中氏の妻である千本木彩花氏は前作にて吾孫子カスミを演じていた為、夫婦でシンカリオンシリーズに出演したこととなった。
関連タグ
大空レイ/中洲ヤマカサ…前作、前々作の九州出身のシンカリオン運転士。
九十九遊馬:中の人が演じた"つくも"の名を冠するキャラ(こちらは名字だが)。畠中の起用により遊戯王シリーズの主役経験者としては本作通算3人目(既出はタイセイとアカネ)。
ウルトラマンゼット:こちらも中の人が同じ熱血ヒーローで、土曜の朝に活躍。更に年齢はゼットは5000歳だが地球人年齢に換算するとツクモとほぼ同年代という、ウルトラ奇妙な偶然も。因みにリョータの中の人はゼットもゲスト出演した作品でウルトラマンの人間態で出演。