プロフィール
概要
超進化鉄道開発機構西日本本部に所属するシンカリオン運転士のひとり。ガンマと同様私立京都進開学園高等部に在籍する高身長の部類に入る高校1年。出身は奈良だが喋り方は関西弁。
シンカリオン500こだまを駆り、パイロットスーツは現時点に於いて唯一ロングコートタイプでロングブーツを履く。カラーはスカイブルーとディープブルーのツートン。
見た目こそ少しヤンキーに見えるものの性格は非常に良く、仲間思いでもある。
名前の呼び方にはかなりの癖がありタイセイのことは少年、リョータのことはニャハハ、アカネのことはゴールデン(後にレトリバーになった)、テンのことはテンムスと読んでいる。
他にもガンマはガンガン会長、マイはマイマイ、シオンはシオシオ、ツクモはツクツクボウシ、モリトは元気モリモリ 夢がモリモリ。イナに関しては、おいなりおばはん(当然………)。アカネへの呼び方は変化が著しく、『ゴールデン→レトリーバー→ゴールドラッシュ』となってしまっていた。これには思わず、アカネも「ゴールデンに戻して下さい。というより僕の名前はフォールデンです!」と反応している(この間違いっぷりは、彼に近い…かも…?)
また、会話にはロボットアニメをパロディした様な言い回しが多く、某機動戦士を彷彿とさせる台詞回しが特徴的で「こいつ、動くぞ」や「見せてもらおうか、鹿カリオンの性能とやらを!」、それだけに留まらず某勇者特急の「定刻どおりに ただ今、到着や!」と言っている(大遅刻だと本部長にツッコまれたが)。
誰よりもシカを愛する人でもあり、シカタロウ、シカミ、シカティック、シカノスケの4頭を助け出すほど(ただし、飼っているかどうかは不明)。
更に、誰よりもよくロボットを愛する人でもあり、その効果と実力は鉄道部の中身をロボットコンテスト部に改造したり、零式人機を詳しく解説するほどである。そのロボット愛は鉄道オタクであるタイセイからも賞賛されるほど。
幼少期にTVで見て憧れた全国高校ロボットコンテスト優勝を夢見ており、そのために自作したのがマスターグレードガンプラサイズのリモコン操作メカ『起動天元装甲突破型ロボット 鹿カリオン』。
一方で自作ロボットを作れるほどに器用なのだが万全な状態でないと変なものを作ってしまう迷走癖もあり、大会直前に根を詰めすぎて開発し寝不足の際に作ったのは『鹿カリオン マークⅡ』と名付けられている単なるマトリョーシカであったほど。
友人は、ヒョロ田とメガネ山。ともにERDAのメカニック候補生。かつてシカと彼らが不良に絡まれた所をヤマトが助けようとするも返り討ちに会ってしまう。しかしこれがきっかけで彼らは仲間となった。
だがこの敗北が原因で戦いに対してトラウマができてしまい、本人はかなりのビビりと化してしまいシンカリオンの適正値が稼働可能域に到達しておらず、最初のうちは発車することすらできないほど。訓練の時もアンノウンの出現時もシンカリオンを動かすことができず諦めて逃げ出そうとした。そこに友人と鹿カリオン、さらには助けた4頭の鹿がヤマトの応援団として駆けつけるものの完全に自信を取り戻すことはできなかった。だが最終的にヤマトは友人達に『ビビりな心をシバいたらんかい!』と友人達に申請し、タコ殴りにされてボコボコにされるものの、想いが乗った拳に殴られたショックで目が覚めて自信を取り戻し適正値も無事に回復した(ちなみにERDAはどうしてこんな短期間に適正値が上がったのか分からずにいた)。
そして大会当日にもアンノウンが出現するも大宮進開学園鉄道部+テンのサポートもあり早期撃退し、ロボットコンテストも見事優勝。同じくロボット好きな人々を守る運転士と自らの夢を両立させるべく奮闘するのであった。
ロボットアニメパロ発言
会話にロボットアニメパロな言い回しが多い。
しかもタカラトミー系列のホビーアニメなのに平然と機動戦士ガンダムネタをぶち込んでくるレベル。その発言の数々から多くの視聴者が「こいつ、筋金入りだな」と察したであろう。
以下、代表的な発言。
発言 | 発言状況及び元ネタ |
---|---|
「またの名をERDAのごっつ赤い彗星や」 | 自己紹介にて。元ネタはガンダムシリーズを代表するライバルキャラシャア・アズナブルの二つ名。 |
「見せてもらおうか、鹿カリオンの性能とやらを!」 | 自作ロボットの紹介時に。同じく元ネタはシャアの発言から。 |
「こいつ動くぞ!」 | 初めてシンカリオン起動成功した際の発言。初代ガンダムにて主人公アムロ・レイ搭乗時の発言が元ネタ。 |
「定刻どおりに ただ今、到着や!」 | アンノウンと対峙した際の啖呵。勇者特急マイトガインの決め台詞。 |
「まだわいは、帰れるところがあるんや。こんなに嬉しい事はない」 | タイセイ達やヒョロ田とメガネ山に励まされ、感涙した際の発言。元ネタは上記と同様ガンダムシリーズで、崩壊する敵陣営拠点から脱出した主人公が仲間と合流する際の発言。 |
「シンカリオン500こだまは伊達やない!」 | アンノウンとのせめぎ合いの際に発した言葉。逆襲のシャアにおけるアムロの「νガンダムは伊達じゃない!」が元ネタ。 |
「人呼んでERDAのものごっつ青い巨星や」 | 自己紹介にて。元ネタはガンダムシリーズを代表するキャラランバ・ラルの二つ名。 |
なお、余談だが
発言 | 発言者 | 発言状況及び元ネタ |
---|---|---|
「この声援…エネルギー充填120%じゃないですか?」 | タイセイ | 戦いに怯えるヤマトに声援を送ろうとヒョロ田とメガネ山、さらにはシカタロウ、シカミ、シカティク、シカノスケ達も集結した際にヤマトの(心に溜まった)エネルギー状況をタイセイが例えた表現。元ネタは厳密にはロボアニメではなく宇宙戦艦ヤマト。 |
「これが若さか。」 | 烏丸室長 | 全国大会直前であるのにアンノウン出現の一報を受けて駆けつけたヤマトに対して、夢を諦めるのではなく両立したい本心を肯定した他運転士の面々に対してのERDA京都支部室長のコメント。機動戦士Ζガンダムに再登場したシャアの発言から。 |
と、彼がメインの24〜25話では他の面々までもこんな発言をしている。お前らまでつられてどうする。
余談
第19話OP終盤に早くも海風ツクモとともに登場した。
2回も警察(2回目は、警備員)に捕まった。(しかも、二話連続で…。)まぁ、仕方ない…か…
→捕まった原因
まぁ、仕方ない…か…
当て字演出では
- チェンジ、シンカリオン! → 血煙路 真狩恩
- エルダ式ジンキ、ビークル合体! → 恵流打式人機 美威来合体
- こだまセイバー → 虎蛇魔聖刄
- こだまニギニギ → 虎蛇魔賑賑
- ダイナミックギガスパナ → 大波駆十徳巣派奈
と、掛け声や必殺技の叫びが当て字で画面に表示されている。
彼が本編で初登場した第24話「人機と仁義」は、やたらと鹿が出てくるので驚いた視聴者がいるのは多いと思われる。しかも前の週の放送で丁度しかのこのこのここしたんたんのアニメが最終回をであった為、しかのこロスになったファンに衝撃としかのこ成分補給(!?)となったであろう。ちなみに作者も反応しており、シンカリオン公式も作者の反応に乗っかる対応をした
ちなみに本番組のBS放送版は、しかのこのこのここしたんたんのBS放送後から30分後に放送されていた為、併せて観ていたファンも多いと思われる。
関連タグ
リュウセイ・ダテ、エルネスティ・エチェバルリア:スーパーロボット大戦シリーズに参戦したら、意気投合するであろう、ロボ好き達。