「こらぁ、どうして急ブレーキをかけるんだ!?」
CV:石井敏郎 人間態(順吉):大橋一輝 スーツアクター:河原崎洋夫
概要
『仮面ライダースーパー1』 第5話「跳べ一也!悪魔のマシーンレース」に登場。
ドグマ王国の近代美術館に陳列するための世界の秘宝を奪わせるべくメガール将軍が捕えた忍者の末裔をカメレオンと合体させて作られた怪人。
モトクロス大会に出場した沖一也をドグマファイターのマシン集団で襲撃し、崖下へ突き落とした。その後「やつめ口ほどにもない」と自信満々に報告するも、帝王テラーマクロから「沖一也の死体は確認したのか?」と問われ、あわてて戻る羽目に遭う。
モトクロス会場近くの山奥で忍者の末裔であるアカネという女性とその兄である順吉に出会った一也だったが、実は順吉こそがカメレキングの正体。兄は妹を人質に脅されやむなく投降した結果、改造されて妹に「これは兄の格好をした悪魔」とまで言われるほどの別人格となってしまった。アカネには命令に逆らうと自身の脳内コンピューターと連結して首を締めるリングを装着させており、殺す事も躊躇しない。このリングはカメレキングが死なない限り解くことはできない。
アカネが逃がそうとした一也を捕えることに成功するも、時間が来ると串刺しになる装置に仕掛けると、最期を見届けずに部下を引き連れて秘宝強奪に向かってしまった。先ほどテラーマクロに釘を刺されたのを忘れてしまったのだろうか。
美術館の帰りがけにスーパー1に邪魔され、自らオートバイにまたがりスーパー1のブルーバージョンと追跡戦を行った。
武器は爆弾となる左手(普段は5本指だが投げる際は3本指になる)と口内にある剣。
また、何故かスーパー1との戦いでは使用しなかったが、保護色で姿を消す能力も持つ。
左手はエレキハンドで破壊されたため剣で戦うも、剣は折られた上に投げ返されて刺さったところをスーパーライダー閃光キックを受けて爆死した。
その後アカネは、死んだ兄の遺骨を持って故郷に帰ることになった。
余談
劇場版にてドグマ復讐兵団の一員として復活した後、『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』にて同じドグマのカマギリガンや、他組織のガメレオジン、獣人大ムカデ、カミソリヒトデと共にバダン帝国の一員となっていた。(カメレオロイドとクモロイドはどうした?)。劇場版ではスカイライダーの両足キックでクラゲロン共々倒されている。
また、カメレオンモチーフにしては珍しく、舌を伸ばす能力を持っていない怪人である。(舌を出すように剣を出していたので、この剣をカメレオンの舌に見立てたと思われる)
関連タグ
ガメレオジン:同じくカメレオンモチーフでこちらもモチーフに見合わぬ牙が口にびっしりと生えている。
古代超獣カメレキング:『ウルトラマンA』に登場する同名の超獣。