「私はこれが大好物でしてねえ」
概要
『仮面ライダーストロンガー』第9話「悪魔の音楽隊がやって来た‼」に登場するカマキリ型改造人間。
両目の複眼が人間の頭蓋骨になっているという不気味なデザインとなっている。
鳴き声は「ギリギリギリ」。
子供と大人を特殊音波で操り互いに殺し合いを行わせて社会に大混乱を引き起こす使命をもつ。
カマキリ型改造人間だけあって虫が大好物で、人間に憑依している時でさえ、目の前に虫が横切ると思わず捕まえて食べてしまう癖を持つ。
とある地方都市で有名な音楽隊の指揮者(チャーリー石黒氏)に乗り移り計画を実行していたが、地方都市にそぐわないという失礼な理由だけで有名な音楽隊がやって来たことに疑問を持ち調査をしていた城茂=仮面ライダーストロンガーの介入で計画はご破綻し、最後は『電キック』を受け怯んだ所へ『エレクトロウォーターフォール』を喰らい爆死した。
なお、劇中では神父にも化けていたが、モチーフになったカマキリは英語で「Playing_mantis」(Playは祈るを意味する英単語)である。
能力
楽器を奏でる事により不協和音の特殊音波を流して人間を洗脳して操る事ができる。
なお、洗脳効果は大人の身に効果があるものと子供の身に効果があるものとに使い分けが可能で、これを使い分ける事により大人と子供を互いに憎み合わせて作戦を遂行しようとした。
左腕が先にトゲ付きの鉄球が付いている鎖分銅.右手がアタッチ式の切れ味抜群の鎌となっており、鎌で直接攻撃するほか取り外してブーメランの様に飛ばして攻撃することも可能である。
再生怪人としての活躍
第17話と第26話において再生怪人としてもカマキリ奇械人は登場している。
前者はタイタンの葬儀の参列者としてのモブ出演。
後者は死体のフリをしておやっさんに他の再生怪人たちと共に襲い掛かるが、救援に駆けつけたストロンガーにあっさりと倒されてしまった。
仮面ライダーSPIRITSでは、バダンの復活させた再生ブラックサタンの怪人として登場、他の奇械人達と共に多くの自衛隊員を惨殺した。
その後、ブラックサタン鎮圧にやって来た茂を迎え撃つ。
余談
チャーリー石黒氏と東京パンチョスは、当時人気であった音楽隊でありタイアップもかねていた。
予告編では、次回のハゲタカンのシーンが混ざって映ってしまっている。