「コブラ男、仮面ライダーに傷つけられたお前の体を復元してやる」
「仮面ライダー…、ショッカーの力は無限だ。今度は私がお前の脳改造手術をしてやる。そして、ショッカーの一員になるのだ」
概要
演:新井茂子
『仮面ライダー』第10話「よみがえるコブラ男」に登場するショッカーの幹部(大幹部ではなく現場指揮官)。
第9話で仮面ライダー1号に負けてボドボドになったコブラ男を再生させる任務に就いた女科学者で、表社会の顔は獣医。コブラ男を再生するために必要な血液を集めるため、動物の生血を抜いていた(チラシには「犬猫高く買います」と書かれてある)。
ショッカー幹部としての服装はショッカー女戦闘員に赤いマントを羽織った姿で、ムチを持っている。性格は短気で自意識過剰な典型的な悪女タイプ。
再生コブラ男の性能テストとして、ショッカー基地を探ろうとした警察官をひっ捕らえモルモット代わりに焼き殺すよう命じるが、そこにライダーが割って入ったことで警察官は逃走、コブラ男の吐いた炎は綾小路の顔面をかすめ火傷を負ってしまう。
ライダーにも逃げられてしまったことで憤激した綾小路はコブラ男をムチでしばいて鬱憤を晴らすも、ショッカー首領からは用済みと判断され、コブラ男の火炎で返り討ちにされる。最後は業火の中、骨一つ残さず焼き尽くされるという無残な最期を遂げた。
余談
彼女同様に女性科学者の敵キャラとして強烈な印象的を与えた綾小路麗子(あやのこうじ れいこ)と同姓であるが、当人物のほうは「あやこうじ」と読む。
言及こそされていないものの、リブートにあたる『シン・仮面ライダー』では彼女の存在が示唆されている。
また、先述の通りショッカー女戦闘員と同じレオタードに網タイツという衣装を着ている事から、所謂セクシー系女幹部のルーツともとれるが、意外な事にこの役を演じた新井茂子氏は既婚者である。そして彼女の夫である中田博久氏も、後に『仮面ライダーアマゾン』にてゼロ大帝を演じることになる。
真の安らぎはこの世になく
シン・仮面ライダーの前日譚である本作にも登場。SHOKERの若手の一人。
父と決別した幹部候補の緑川イチローに接近する。
原典のコブラ男を蘇生させた時と同じく血液を用いたなんらかの研究を行っているらしい。
関連イラスト
関連項目
岡村りつ子:名前の読みが同じキャラ。こちらは仮面ライダーの仲間。