矢吹奈子
やぶきなこ
2001年6月18日生まれ。東京都出身。身長150cm、血液型不明。HKT48の3期生。愛称は「なこ」(初期は「ぬこ」とか「きなこ」とも呼ばれた)。キャッチフレーズは「私達はお化けを倒す軍隊だ!(おー!)矢吹奈子です」。
3期生お披露目直後にリリースされたAKB48の34thシングル「鈴懸なんちゃら」のカップリング曲である「ウインクは3回」ではセンターに抜擢された。
小学校低学年からAKB48のファンになり、当初の推しメンは姉の影響もあって渡辺麻友であったが、指原莉乃の存在を知ってからは彼女に関心が移っていった。
大島優子や向井地美音、宮脇咲良と同様、元子役で2005年公開の実写映画版『タッチ』では長澤まさみが演じたヒロイン・浅倉南の幼少時代を演じていた。
同期で同学年の田中美久(以下田中)とのコンビは「なこみく」と呼ばれ、ともに活動することが多く、HKT48だけでなくAKB48グループでもマスコット的存在となっている。2人の持ち歌としてHKT48の4thシングル「控え目I love you!」のカップリング曲「生意気リップス」がある。また、2人揃って復刊した中高生向けファッション誌「ラブベリー」の専属モデルに選ばれた。
2014年2月24日のAKB48グループ大組閣で田中と共にチームHに昇格となり、翌年3月25日には田中や向井地らとユニット「でんでんむChu!」を結成した。さらに、翌日の人事異動ではAKB48チームBと兼任する事となったが2018年4月1日で兼任解除となった。また、2018年に行われた日韓合同オーディション「PRODUCE48」で6位となり、宮脇(同2位)とともに2021年4月まで「IZ*ONE」のメンバーとして活動することとなってしまったためHKT48およびなこみくとしての活動は休止となった。復帰後、宮脇は翌月に卒業したが矢吹はHKT48に残留した。
AKB48名義の52ndシングル「Teacher Teacher」でAKB48シングル初選抜入りを果たした。一方、HKT48のシングルでは3rd「桜、みんなで食べた」以降田中とともに選抜メンバーの常連となり(9th「バグっていいじゃん」ではともに選抜落ち)、11th「早送りカレンダー」ではついに田中と「なこみく」でWセンターを務めることとなった。
IZ*ONEでの専念期間の後、15th「ビーサンはなぜなくなるのか?」と16th「君はもっとできる」で単独センターを務め、2023年4月1日をもってHKT48を卒業した。
2023年6月18日(自身の22歳の誕生日)より、事務所『TWIN PLANET』に所属している。
- 2016年に行われた『AKB48 45thシングル選抜総選挙「僕たちは誰についていけばいい?」』では28位に入り、アンダーガールズ入り。奇しくも開票イベントが行われた日は15歳の誕生日で、「人生で一番最高の日になりました。」と喜びのコメントを述べた。
- 2017年に行われた『AKB48 49thシングル選抜総選挙』では前年のNHK紅白歌合戦・「夢の紅白選抜」での躍進(17位)で選抜メンバー入りが期待されたが、NGT48の大躍進の煽り(それ以外にも、矢吹のファンの票が田中美に流れた説もある)も重なって37位に終わり、ネクストガールズに陥落した。
- 2018年に行われた『AKB48 53rdシングル選抜総選挙』では9位に順位を上げ、初の選抜入りとなり、田中同様初の2000年代および21世紀生まれのメンバーでもある。