「私は神奈川県警吸血鬼対策課のヒナイチ」
プロフィール
一人称 | 私 |
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年齢 | 19歳 |
誕生日 | 3月3日 |
身長 | 158cm |
血液型 | A型 |
好きなもの | ドラルクが作るおやつ、和菓子 |
好きな音楽 | 和楽器が使われている音楽 |
嫌いなもの | ペンギン |
CV | 日岡なつみ |
概要
新横浜警察署吸血鬼対策課ヒヨシ隊の副隊長を務める女性。19歳(第226死より)。
出身地は埼玉県の西伊奈架町で(現在は崩壊した)ドラルク城からそう遠くない所に住んでいた。実家は剣道の道場を営んでおり、女児向けアニメを見れなかったのが心残り(……実は見た事があるのだが、第226死の柱によると剣で戦わないのがピンと来ず記憶に残らなかったらしい)との事。
兄は同対策課の本部長・カズサ。父親は一般の警官。
性格
警察学校を飛び級で卒業しており捜査官としても戦闘員としても一流だが、思い込みが激しい所がある。
第15死の人物紹介によると好きな動物は鳥で、変な動物の能力暴走ではひよこやスズメらしき小鳥に変身していた。
しかし小さい頃に兄のミスで水族館のペンギンの水槽の中に落ちてしまったトラウマから、ペンギンが大の苦手(第219死の扉絵(単行本19巻総扉)ではペンギンではなく文鳥のパジャマを着ている)。その怖がり方は、セロリにビビるロナルドとよく似ている。更にそのトラウマが原因で、泳ぐのも苦手。
またかなり初心な様で、吸血鬼Y談おじさんのY談ビームを浴びた際にはあまりの下ネタ語彙の乏しさ故に
…という惨事を引き起こしてしまった。その後もY談ビームの効果が抜けきっておらず、鳴き声の様に「ちん」と言い、テンパってしまった時は「ちーーーーーん!!」と叫ぶ癖がついてしまうなど、今やすっかりアイデンティティと化している。
この後遺症には本人も頭を悩ませているが、常時催眠にかかっている様な状態のためノースディンなどの他の吸血鬼の催眠にかかりにくい利点(?)もある(ノースディンによる催眠から正気に戻る際には、Y談おじさんが脳裏に浮かび上がっている)。一度ドラウスに治してもらおうとしたが、結局治らなかった。
ちなみにY談ビームを浴びる前は、ボサツに噛まれて猫大好きになっていた事がある。
兄にして上司のカズサの事は「兄さん」と呼んでおり、ペンギンに対するトラウマを植え付けられる原因となったり、幼い頃は気を抜くとおやつを横取りされていたりと碌な目に遭わされていない印象が強いが、仲は良い方である。
これらの過去が少なからず関わっているのか、カズサのアカウントジャックや2023年のエイプリルフールにおける投稿などでは、カズサに対して容赦の無い姿が見られる(参考ツイートその1、その2)。
エリート出世街道転落道
ロナルド吸血鬼退治事務所にて暮らしているドラルクを危険な高等吸血鬼と思い込んで調査に訪れた結果、完全に誤解し本性を確かめるべく監視役としての派遣を志願する。
しかし、単にバカでドジで貧弱なザコ吸血鬼だとすぐに判明してしまい、出世コースを登場2話目にして踏み外した(ただし上層部としては、大物吸血鬼であるドラウスと御真祖様とのパイプとなるドラルクとの関係を持ちたいという事情もある模様)。
シンヨコのクッキーモンスター
お菓子の誘惑に致命的に弱い。特にドラルクが作るクッキーが大好物で、事務所に置いておくとゴキブリの如く勝手に寄って来る。御真祖様がドラルクに化けて食べ物を用意した際、味に違和感を覚えた事も。
事務所の床に勝手に穴を掘ったため、一度は事務所の倒壊を招いてしまった(サンズとフクマが関与していたため、事務所は3時間後にオータム書店によって再建された)。その後フクマに頼み、ロナルドとドラルクに無断で冷暖房完備(電気代はロナルド持ち)の居住スペースを持つに至っている。……一応家賃は払っているらしい。
ヨモツザカが作った「性格が反転する鱗粉」を浴びた時は、床からではなく天井から顔を出した。
容姿
赤毛を長く伸ばしており、左眉の上で大きくアホ毛が跳ねている。普段は頭に黒いヘアバンドを巻いているのが特徴。家族の中で唯一赤毛だが、特に重要な要素として描かれた事は無い。
翠眼で目の中央には大きなハイライトが乗っており、兄のカズサも同様の目をしている。
自他共に認める貧乳。変な動物が『チチクッソデカクナール』なる豊胸マッサージ器を送り付けてきた際には、こっそり使用しようとまでした(単行本3巻に本エピソードが収録された際には、幕間のページに「巨乳になった時のイメージを妄想するヒナイチ」までわざわざ書き下ろされた)。
時代・作風の変化に伴い体型ネタは廃されており、アニメでも該当シーンはカットor話ごと未アニメ化となっている。ただし舞台版では武々夫に「おっぱい平たい」と言われて攻撃していた。
ドラルクとの縁
作中でギャグ的展開ではない危険な目に遭った時、ドラルクに助けられている。
ただしドラルクは他にもジョンを身体を張って助けている他、ギャグ的展開を含めれば意外と多くのキャラ(武々夫、ロナルド、きらぴちゃんetc)の命を救っているため、決してヒナイチが特別な存在という訳ではない。また幼少期に一度会っているらしいが、互いに覚えていないので微妙なところ(詳しくは後述を参照)。
- 第54死
にっぴきと共に常夜神社で催されている祭りに赴きパトロールをしていた際、複数の鳥居をくぐった先にある異世界に迷い込んでしまい、怪異に吸血されそうになったところをドラルクらしき影に助けられた。詳しくは常夜神社の項目を参照。
- 第264死
下等吸血鬼の“チスイモリモドキ”を偶然出会ったドラルクと共に退治した過去が描かれている。
しかしその時のヒナイチが男の子の様な恰好をしていた事と、ドラルクが変身に失敗してなめくじの様な姿になっていた(どちらも下部の画像を参照)ため、互いの印象が「坊主」と「なめくじ」になり、殆ど記憶に無い(ヒナイチは「森で大きななめくじ?を捕まえた」程度の漠然としたものとなっている)。
強さ
抜けた一面が印象的だが副隊長の肩書きは伊達ではなく、作者がTwitterに載せている戦闘力グラフではAランクと記されており、更にその後Twitterに載せられた更新版では隊の中で一番強い事が発覚した。
実際に作中では、大型の下等吸血鬼を相手に1人で戦い退治している様子が見られる。なお戦闘時には二刀流で戦う。
ヒナイチによりヒヨシ隊の面々は、「女性をナメると痛い目に遭うこと」を身を以て理解している様子(参考ツイート)。
「ちんちくりん」とヒナイチを評し張り合う様子を見せる半田も、「少し認めてやらんでもない」と不器用ながらも彼女の強さを認めている。
関連イラスト
関連項目
吸血鬼すぐ死ぬ 吸血鬼すぐ死ぬΔ 吸血鬼すぐ死ぬの登場キャラクター一覧
カズサ ヒヨシ 半田桃 サギョウ ケイ・カンタロウ ルリ モエギ
菓子や鼻息丸(ドラルクの変身態)が絡むと途端にポンコツになる点から。
ヒナイチ同様、食べ物絡みの誘惑に弱いタイプの大食いキャラ。
サンズとのコンビタグ。