※この先、公式ファンブックの描き下ろし漫画に関するネタバレがあるため、閲覧注意。
概要
「死んで蘇る!やってやるぜこの町で 吸血鬼ロナルド様がな‼︎」
漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』の登場人物達の種族や立ち位置を入れ替えたif世界線である。いわゆる公式逆転パラレル。
最初は、第4巻にカラーイラストとしていつもの3人だけ描かれており(この時は専用タイトル無し)、その後公式ファンブックにて『吸血鬼すぐ死ぬΔ』のタイトルで描き下ろし短編漫画が収録された。
Δ版の設定
第4巻時点
※正式な設定は下記のファンブック版で判明する。
由緒ある「高等吸血鬼」から「吸血鬼対策課」に変更されている。種族も吸血鬼ではなくダンピールの様であり、漫画内でもダンピール特有の探知能力を使用している。
「神奈川県警吸血鬼対策課」の隊長という、本編におけるヒヨシと同じポジション。
衣装はいつもの黒い服装ではなく、吸対の制服を身に着けている。
オリジナル版の虚弱体質なドラルクとは逆に、「日光もニンニクも銀も全く効かない」という無敵体質に設定されている(本編においてロナルドが吸血鬼化する事はないが、本編でもこの設定が存在するとすれば、ロナルドは吸血鬼退治人としても吸血鬼としても最強の素質を持っているという事になる)。
元々Δで新横浜に高等吸血鬼が攻めてきた理由も「何やっても死なないから、一度死ぬために殺されたい」という彼の享楽主義が原因である。
衣装はドラルクのものではなく、第22死で仮装した時のデザインがベースにされている。
「吸血鬼対策課」から「吸血鬼退治人」に変更されている。なお個人事務所ではなく、「新横浜吸血鬼退治人組合」に所属している。
オリジナル版のロナルドの衣装をベースにしているが、ロナルド版の長パンからヒナイチ版の短パン+ハイソックスに変更されている。
ファンブック版
上記の3人以外のメンバーも、
- 高等吸血鬼→神奈川県警吸血鬼対策課(「追われる」→「追う」)
- 新横浜吸血鬼退治人組合→高等吸血鬼(「人間」→「吸血鬼」)
- 神奈川県警吸血鬼対策課→新横浜吸血鬼退治人組合(「公務員」→「民間」)
…といった具合に、所属及び立場が変更されている。
基本登場キャラは本編と名前は変わらずに種族や立ち位置だけ変化しているが、一方で串刺しツラヌキなど、本編とは全く違う名前で登場するキャラクターもいる。
余談
- ロナルドの吸血鬼仮装自体は、逆転パラレルの前に第22死で登場している。
- 現時点では本編でこの様な大規模逆転現象は起こっていないが、退治人のサテツだけは第79死で実際に吸血鬼(仮性吸血鬼)に一時的に変化した事がある。
関連イラスト
関連タグ
こちらは本編に近くて遠い並行世界