概要
作中における吸血鬼の駆除・捕獲を生業とする人間を指す。もう一人の主人公であるロナルドもこの1人。
主にフリー(個人事務所)と退治人組合(ギルド)に所属しているパターンの2つに分かれる。フリーにしろギルドにしろ、そこに所属する退治人は民間人であり、国からの援助などは特に明かされていない。
一応、司法上は警察の吸血鬼対策課の管轄下にあるが立場は対等であり、吸血鬼が出現すると一時的に提携する事もある。
彼らは人気商売の浮草稼業なため、依頼人に対して傲岸不遜な態度を取ると(ネットで炎上するなどして)人気が下がってしまいがち。
本作の主な舞台である新横浜は、世界でもかなり沢山の吸血鬼が出現しているらしく、退治人の数も多いため、『新横浜吸血鬼退治人組合』という退治人ギルドがある。
ちなみにショットが上新横した時の回想シーンで、他にも東京や横浜市南部(横浜エリア)、木更津(※)にも別にギルドが存在する事が語られている。
※ゴウセツ曰く、木更津は新大阪・小岩に並ぶ吸血鬼のホットスポットとの事。
一応分類は民間人だが、吸血鬼による被害が出たらたとえ年末であろうと仕事に出なければいけない。
吸血鬼退治人あれこれ
- 退治人(ハンター)のルーツ
伝説の退治人であるアルミニウス・ヴァン・ヘルシングを始めとした先人達の活躍を経て、普及した。
日本では、現在の職業体勢としての退治人が発足したのは世界大戦後であり、新横浜では地域のアイドルの様な感覚で親しまれている。
- 衣装について
ロナルドを始めとして年中ハロウィンパーティーみたいな外見の奴らが多いが、これはハンターにとって「名が知れる」「客に覚えてもらう」事が大事(イメージ重視)なため……が、趣味で着ている者が大半というのが実態。
退治人の衣装をオーダーに合わせて仕立てる店があり、そこを利用する者が多い。
- 退治人になる方法
吸血鬼退治人になろうと思った場合、まず近隣の吸血鬼退治人組合(バンパイアハンターギルド)の門を叩く事が推奨される。
退治人に免許は無いが、退治人として仕事を経るためにはギルドへの登録が必要だからである。また、ギルドに加盟する事で吸血鬼の情報をいち早くつかみ、依頼人との契約を行いやすくするためでもある。
ギルドで充分実績を積むと、個人事務所を経営する事も出来る様になるらしい(ロナルドがいい例である)。
更に、武器の使用には免許取得が必須である。
- バディ制度の有無
退治人にバディ制度は特に無いが、ベテランが若手に教えながら仕事をする事が多いため、その流れのまま一緒になる機会が多いペアもいる。
- 日頃のトレーニング
各々が自分なりのトレーニングをしている。射撃に関しては退治人用の練習施設があり、対吸血鬼弾や麻酔弾を使用した訓練も可能。
- 活動範囲
吸血鬼件数の少ない地域には退治人がいない場合もあり、依頼があれば遠方へ赴く事もある。
主な吸血鬼退治人
吸血鬼退治人の組織・団体
※下記は所属する人数が多いため、リンク先を参照。
その他の退治人
かつて御真祖様のライバルだった、世界最古の吸血鬼退治人。既に死して霊魂となり、聖剣『バンパイア・キラー』に乗り移って現世に残っている。
聖剣を鞘から抜いた者に乗り移り、正義の使者として復活する事を目論むが…?
都内某所を拠点とするダンピールの青年。眼鏡の似合うイケメンだが、若干中二病気味。吸対同様刀で戦う。父と姉は吸対関係者。
プライドが高いが、毎回新横浜のおバカ吸血鬼に酷い目に遭わされる。
最初はロナルドをバカにしていたが、次第にロナ戦のファンになる。
二つ名は“嵐斬(ソードストーム)”。木更津を拠点とする、顔に大きな傷跡を持つスカーフェイスの女性。武器は細剣。
はぐれ吸血鬼退治人。ゴウセツの元弟子。腹筋と巨乳の見事な女性であるが、ある吸血鬼との対決で「吸血鬼は肌身離さず持っている衣服を奪われると苦しむ」という弱点に偶然気付いて以来、吸血鬼から靴下を分捕る事で倒そうとする靴下泥棒になり、“靴下コレクション”の二つ名を持つ様になった変態。
ドラルクは「実害の出るタイプを呼ぶんじゃねぇ!!」とブチ切れ、さすがのロナルドも「こんなにヤバいと思わなかったんだ」と号泣しながら謝罪していた。
- スリーエイト
新人の吸血鬼退治人である男性。武器はナックルダスター。
関連項目
吸血鬼すぐ死ぬ 吸血鬼すぐ死ぬの登場キャラクター一覧 吸血鬼すぐ死ぬの組み合わせ・カップリングタグ一覧