概要
“嵐剣(ソードストーム)”の異名を持つ、木更津の吸血鬼退治人(バンパイアハンター)。
人物
一人称は「私」で、若干男性寄りの口調で話す。普段は生真面目かつ冷静な様だが、その反面思い込みが激しいところがあり、それが作中における騒動を引き起こしてしまう。
第179死の柱では「一応わりと腕は立つのだが、ポンコツぶりを遺憾なく発揮。趣味はツイッター」と書かれている。
容姿
顔の中央に大きな傷を持ち(恐らくハンター名の由来)、肩まで届くロングヘアの女性。右肩と左胸にアーマーを装着し、凛々しい顔付きをしている。
強さ
作中では戦闘シーンは出てこなかったが、第179死の冒頭では『細剣を自在に操る凄腕』だと表記されている(ゴウセツ曰く「木更津は新大阪や小岩と並ぶ吸血鬼のホットスポット」なため、そこの退治人達は皆凄腕らしい)。
作中の動向
第178死のラストで1コマだけ登場し、次回の179死で新横浜吸血鬼退治人組合を訪れる。
己が追っていた危険度A級の吸血鬼、“大顎(おおあぎと)”ブラッディピートを一撃で倒した強大な吸血鬼の捜索をロナルド達に依頼するのだが、彼女の言う強大な吸血鬼とはドラルクの事であり、ブラッディピートを一撃で倒したというのも吸血鬼君がエッチなことを考えると流れ星を降らせるおじさんが降らせた隕石が偶然当たってそう見えただけだった。
組合で再び見付けたドラルクがロナルドにいともあっさり殺される姿と、ロナルド達の会話から前述の真相に辿り着いたキズは、自身の勘違いでこの上なくシリアスな空気にしてしまった事もあり、今更後には引けなくなってしまう。
事実を隠したまま何とか事態の沈静化を図ろうとするも、ロナルド達が善意と熱意によって話をどんどん大きくしてしまい、遂には吸血鬼対策課まで出てくる始末に。
極限まで追い詰められ「今すぐ帰って冷蔵庫に残ってるハム食べて寝たい」と現実逃避していたキズだったが、何と奇跡的にドラルクと似た容貌の危険度A級の吸血鬼、“同胞(とも)喰い”メイス・エイナクが出現。
キズの「アリガトォオ」の感謝の叫びと共に、退治人と吸対総出でメイス・エイナクはあっさり退治され、町の平和とキズの名誉は守られたのだった(ちなみにVRCへ収監されたメイス・エイナクの元へ、キズが匿名で菓子折りを贈っている)。
関連タグ
同じく他県の退治人。優秀かつ腕は立つのだが、主に新横浜のポンチ吸血鬼達のせいで振り回され、ロクに活躍出来ない所が共通している。