概要
第35死『ピスピス危機一髪』(単行本4巻収録、アニメ一期第8話)にてドラルクがコウモリに変身した姿の通称。自称「かわいいドラちゃんコウモリ」。
「ピスピス」と鳴くところから、ヒナイチに命名された。
吸血鬼の能力・変身が(も)苦手で異形の生物に変化してばかりのドラルクにとって、数少ない成功例の1つ。
エピソード
外出中のジョンとロナルドに変身成功を自慢しようと屋外に出たところを鳩の群れに襲われ、ヒナイチに救われる。
可愛く大人しい人馴れしたコウモリと勘違いされたのを幸い、チヤホヤされ血を頂く大チャンスと正体を黙ったままヒナイチの胸元に収まり運ばれるが、行き先は横浜警察署内吸血鬼対策課だった(ペットとして飼う前に吸血鬼化判別を行い、吸血鬼化していた場合は処置が必要となるため)。
ダンピールである半田に吸血鬼である事を看破されるが、保身のため慌てて知己である彼にごまかしを頼んだところ、嘘がド下手な半田が「コイツはカニだ」と言い出したことから……。
半田による「カニ」の解説
和名:オカコウモリモドキガニ
学名:Dokkaramitemo-Draluc
- ヤドカリ下目
- 主に関東に分布
- ヤシガニの仲間
- 巧妙にコウモリに擬態する
- 「カニ〜〜」は求愛を示す鳴き声
- 頭と腰に手をあてクネるのは求愛のポーズ
- 気に入った相手からモーションをかけられると産卵する
- 繁殖は一子相伝、子が生まれれば親は倒れる宿命
生活環
- 卵
塵状
↓
- 幼生(ゾエア)
塵から頭部が生える
↓
- 幼生(メガロパ)
↓
- 成体
備考
漫画本編での出番は少ないが、その愛らしい姿から公式でぬいぐるみ等グッズ化される機会も多い。