下等吸血鬼
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かとうきゅうけつき
下等吸血鬼とは、漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』に登場する吸血鬼の種族の1つ。
知能や人間に近い姿を持つ高等吸血鬼とは対照的に、動物や無機物が他の吸血鬼によって吸血鬼と化し知能を持たず、本能のまま人を襲う。
シーニャ・シリスキーの様な調教師は下等吸血鬼を調教出来るらしく、ヒマリが子供の頃面倒を見ていたチノミダイダラの様に人間に懐く種類も存在し、中にはペットになるものも。
アルミニウス・ヴァン・ヘルシングによると、「時には本能で動く下等吸血鬼の方が高等吸血鬼より危険な事もある」との事。
作中でよく登場する巨大な蚊の姿をした下等吸血鬼。数百年前から存在している。
ここ200年で絶滅した異常にデカい種類の「めっちゃデカイ蚊」は、アルマジロ位なら飲み込めるらしい。
身体が粘土で出来ている下等吸血鬼。吸血鬼が眷属として生み出す事も出来る。
古くなった野菜が吸血鬼と化した物。吸血鬼化した野菜はその場の他の野菜にも吸血鬼化の恐れがある。また、調理すれば食べられるらしいが味は保証出来ない。
作中では吸対に所属するサギョウの相棒のゴビーが準レギュラーとなっている。
またVRCには、ゼンラニウムのルームメイトの吸血ニンニクが存在する。
人間に寄生しその人間にとって都合の良い夢を見せて、その間に吸血する下等吸血鬼。なお、夢吸いが寄生された人物の側で寝れば夢に入る事が可能。
ドラルクによれば、近年では人間の睡眠時間が低下した為にあまり姿を見せなくなったらしく、大きな個体が残っているのは珍しいとの事(この事に関しては「蛍が川に戻ってきたみたいに言わないで」と突っ込まれている)。
本編では武々夫に寄生し昏睡させ、彼の願望をそのままにしたかの様な夢を見せて吸血していたが、ドラルクの機転により自ら離れた。
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