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概要編集

脚本梶研吾
監督根本実樹
特技監督佐川和夫

2002年7月20日放送。


あらすじ編集

カオスヘッダーの出現を受け、出撃するTEAMEYES。しかしそこに隕石と思われる謎の落下物が飛来してきた。

それは隕石ではなく、宇宙怪獣マザルガスだった。このままではマザルガスがカオスヘッダーに寄生されてしまうとして、EYESは誘導弾でマザルガスを誘導しようとするも、マザルガスは頭を蓋のように開いてカオスヘッダーを吸収してしまった。そしてそのままカオス怪獣になることなく地底へと逃走した。


分析の結果、マザルガスの体内にはカオスヘッダーを分解・消化する酵素があることが発覚。マザルガスは餌であるカオスヘッダーを狙って地球にやってきたのだった。

これまでカオスヘッダーに対し有効的な対策がなかったEYESは、この酵素を「カオスキメラ」と名付けマザルガスの捕獲を決定。ヒウラキャップとシノブリーダーは統合防衛軍に赴き、今回に限っては多少の被害が出てもマザルガスを攻撃しないでほしいと頼み込む。

過激派勢力の西条武官は反対するが、佐原司令官は被害を最小限に抑える事、必ず捕獲することを条件に許可を出した。

面談を追え、基地に戻ろうとしたヒウラに以前からの知り合いだったハズミ科学主任が声をかけてきた。なんでも防衛軍は最近、新型兵器「ダビデス909」を完成させたという。それはハズミが怪獣の免疫細胞を研究する中で偶然生まれた産物で、対象を細胞レベルで死滅させてしまう危険なものだった。ハズミとしては兵器として使うつもりはなかったが西条はこの兵器を使いたくてたまらないらしく、彼の号令で兵器として利用されてしまったという。


またしてもカオスヘッダーが現れ、同時にマザルガスも出現した。EYESはレーザーラックを射出して捕獲しようとするも、マザルガスはレーザーラックすら吸収してしまった。さらにカオスヘッダーはマザルガスを誘導するかのように飛来し始める。マザルガスの向かう先には、防衛軍の弾薬庫があった。もしここが壊されたら周辺一帯が吹き飛んでしまう。

マザルガスの進撃を受け、西条はダビデス909の使用を進言する。佐原は一度は却下するも、どんどん弾薬庫に近づくマザルガスを見てついに許可を出してしまった。


ヒウラはテックサンダー1号に乗り何とかマザルガスの進路を変えようとするが、そこに防衛軍がダビデス909を発射しようとしているのを察知。すると弾みがビルの上に立ち、ダビデス909を使わないように叫ぶ。マザルガスが死んでしまったら、カオスヘッダーの対抗策がなくなってしまう。ハズミが巻き込まれると判断したヒウラはハズミを説得しようとするも、マザルガスの攻撃が迫る。

春野ムサシウルトラマンコスモスに変身。ヒウラ達を守り、カオスヘッダーからマザルガスを遠ざけようとする。しかしマザルガスの攻撃でコスモスは吹き飛ばされ、弾薬庫まであと一歩。そしてついにダビデス909が発射された。

ダビデス909の直撃を受けたマザルガスは体内のカオスキメラが消滅。それによりマザルガスはカオスヘッダーに寄生され、カオスマザルガスになってしまった。

コスモスはエクリプスモードに変身し、コズミューム光線でカオスヘッダーを切り離し元のマザルガスに戻したが、マザルガスは力尽き死亡した。その亡骸を宇宙へ運ぶコスモス。


一方、怒りに駆られたヒウラは防衛軍基地に突入し、全ての元凶である西条を殴り飛ばした。


「お前は人類の希望を踏みつぶしてしまったんだぞ!解っているのか!?」


返す言葉もない西条。ハズミは残りのダビデス909をすべて解体し、防衛軍を去りSRCに加わることとなった。

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