とろサーモン

とろさーもん

とろサーモンとは、複数の意味を持つ言葉。ここでは吉本興業所属のお笑いコンビを紹介する。

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目次 [非表示]

1 曖昧さ回避

2 概要

3 メンバー

4 関連人物

5 関連タグ

曖昧さ回避

サーモンの部位のひとつ。→トロサーモン

概要

とろサーモンは久保田かずのぶと村田秀亮による吉本興業大阪本社（大阪吉本）だったが、2010年から東京本社（東京吉本）所属のお笑いコンビ。2002年7月結成。baseよしもと時代のキャッチフレーズは「おいしいとこどり定食」。コンビ名は当時村田がアルバイト勤務していた居酒屋の人気メニューから決めた。

2人とも関西弁を話しているが、宮崎県宮崎市出身で宮崎日大高校の同級生。しかし、NSCは村田が久保田よりも1年先輩（村田は大阪21期生、久保田は大阪22期生）。これは久保田が面接で不合格になり、翌年に再挑戦して合格した経緯があるから。

賞レースでは、2006年に第27回ABCお笑い新人グランプリで最優秀新人賞受賞、オールザッツ漫才で優勝、2007年に笑いの超新星最優秀新人賞、2008年にNHK上方漫才コンテスト最優秀賞を受賞している。

M-1グランプリは敗者復活戦最多かつ連続進出（10年連続）だったが、2017年大会で念願の決勝進出そして優勝、2024年現在最後にラストイヤーで優勝したコンビ。2017年大会でのキャッチフレーズは「ついにキターーー！！」。また、ファーストラウンドを3位通過したコンビが優勝した初の事例で、後にウエストランド、令和ロマンが優勝するまで誰もいなかった(またこの後NSC出身者がM-1優勝するのが遠ざかる)。

これによりこの年の紅白歌合戦にゲスト出演したり、銅像が製作されたりなどようやく全国区で日の目を浴びるようになったが、それよりも翌年大会終了後の久保田がスーパーマラドーナ武智と引き起こしたライブ配信による某審査員批判や暴言で起きた炎上の方が注目を集めてしまった。尚、銅像は元々決められていた設置期間よりも2週間早く撤去された。またその年のトーク番組反省会では優勝しない方がよかったとネタされてしまう。

芸風は漫才とコントの両方を披露していたが現在は漫才メインで、後述の「スカシ漫才」が主流だったが、M-1優勝時にはコント漫才に切り替わっていた。

メンバー

久保田かずのぶ(くぼたかずのぶ)

1979年 9月29日生まれ

本名および旧芸名は久保田和靖(読みは同じ)

ボケ・ネタ作り担当。非常にやさぐれた感じで村田の話を聞きながし、最終的にはぶちギレて自分の世界に持っていくのが特徴｡

しかし、以前のスタイル「スカシ漫才」の際は、久保田のボケを村田が適当に受け流し続けて落ち込んでいくという芸風で、今とはほとんど真逆だった。

ボケを無視され続けた久保田がやさぐれて覚醒したんだろうか。

なお、ネタ中に笑いがこらえきれなくなると、後ろを向いて客席に自分が笑っていることを知られないようにする癖がある。

先輩芸人の不興を買って謝罪に行く際にドクロのTシャツを着て謝罪に行くロックな心意気の持ち主であるとともに、右のおばさんを痛烈にディスってラップでネタにするラッパーな心意気の持ち主。

中川家・礼二曰く、「久保田は調子が良いときと悪いときで差が大きい」らしい。M-1優勝のときは「今日は調子が良い方の久保田だった」とコメント。最終決戦でも礼二はとろサーモンに票を入れている。なお、最終決戦でとろサーモンに票を入れた審査員は礼二以外全員次の大会では審査員から外れた。ちなみに、審査員の一人であったオール巨人とは後年不仲になってしまった。

水曜日のダウンタウンの「芸人解散ランキング」では相方を30人以上変えていたことが判明。次点のウーマンラッシュアワー村本大輔はこれまで組んだ相方全員のことをハッキリ覚えていたのだが、久保田は全員の詳細をよく覚えていなかったので本当に30人以上相方を変えていたかは不明。検証結果は「解散回数はどうやら村本が1位っぽいがクズの1位はとろサーモン久保田」ということになった。

2005年に結婚したが、2012年に離婚した。