概要
週刊少年チャンピオン（秋田書店）にて1978年26号から1987年22号にかけて連載された。
チャンピオン2009年29号に、創刊40周年記念企画として新作読み切りが掲載された。
あらすじ
らんぽう、カラ太郎、むつみ、角丸先生、チュー太郎などのレギュラーが、ハルク、ワッペン、みゆき、ゴルゴ（猫）、ヒマ犬、補佐望医師などの準レギュラーまたは一話きりのゲストと絡んだ珍騒動を繰り広げる。
ギャグ漫画ではありふれた一話完結の物語群であり、一貫したストーリーはない。
登場キャラクター
- らんぽう（CV:坂本千夏）
- むつみ（CV:及川ひとみ）
- チュー太郎（CV:田中真弓）
- カラ太郎（CV:亀山助清）
- 角丸ひろし（CV:田中秀幸）
- 岩崎ひろみ（CV:梨羽由記子）
- 岩崎かおり（CV:花咲きよみ）
- あけみ（CV:深雪さなえ）
- みゆき（CV:小粥よう子）
- みゆきの弟（CV:田中真弓）
- ラン青柳（CV:津島瑞穂）
- ゴルゴ（ネコ）
- ヒマ犬
- 春来砲丸（CV:沢木郁也）
- ワッペン（CV:二又一成）
- 青葉ハナ
アニメ版
1984年4月から同年9月まで全21話がフジテレビ系列局（ただし東海テレビやテレビ新広島などの一部系列局除く）にて放送された。アニメーション制作は土田プロダクション。
もともとはテレビ東京（、テレビ大阪、テレビ愛知）で放送してもらうつもりで制作していたのだが、同じ土田プロが手掛けていた「キャプテン翼」を放送することになってしまったため、一度は企画がお蔵入りしてしまう。
その企画をフジテレビが引き取ったことでどうにか放送にこぎ着けたものの、野球中継による放送休止が重なり過ぎた事等から視聴率が振るわず、結局第20回で打ち切られた（第21回は一部の地域でのみ放送された）。「キャプテン翼」が大ヒットしただけに何とも皮肉なものである。
なお、後番組「北斗の拳」だが、こちらは2シリーズ合計約4年半放送されるヒット作となっており、これまた皮肉な結果となった。
蛇足ながら本作と「キャプテン翼」の両方を放送したフジテレビ系列局がいくつか存在している（例・仙台放送、新潟総合テレビ、岡山放送）
2021年12月、ベストフィールド（TCエンタテインメント）からDVDボックスが発売されている。
主題歌
オープニングテーマ
『ワープボーイ-WARPED BOY-』
作詞：三浦晃嗣 作曲・編曲：ケーシー・ランキン 歌：坂本千夏
エンディングテーマ
『気まぐれムーンライト』
作詞：恩田久義 作曲：東郷昌和 編曲：幾見雅博 歌：東郷昌和
各話リスト
| 話数 | サブタイトル |
|---|---|
| 第1話 | 突然!! 笑撃ワープボーイ / 影番長タモリ!? |
| 第2話 | クェ～ッ!! 黒コゲの大決闘 / チュー太郎の珍チン大発明 |
| 第3話 | 恐怖のミステリーゾーン / パニック!! らんぽう菌大発生 |
| 第4話 | ギェーッ！超人ドクトルマン / 百発百中パンチラ大予言 |
| 第5話 | 美少女ぶりっこニャーゴ / 必殺！仁義なき猫のゴルゴ登場 |
| 第6話 | 思わずチビるナワトビ怪人 / むつみＳＯＳ！救出大作戦 |
| 第7話 | 燃えよ！ヘコヘコテニス / ルンルンデートは大混乱!! |
| 第8話 | 美人大すきドラキュラ親子 / ドヘー!! がり勉ワープじゃ |
| 第9話 | チャイルドロボ発進せよ / 激突!! 東大一直線ＶＳ.ＩＱゼロ |
| 第10話 | さがせ！ボクのタマタマ / あばれていいとも！虫歯菌 |
| 第11話 | みゆきのプロポーズ大作戦 / 妖怪ベトベトヌラヌラ!? |
| 第12話 | 水着を返せ！プール大騒動 / 超能力少女とめくれっぴ |
| 第13話 | 大乱戦!! キャベツ畑の機農戦士 / 野生にかえれ!ヒマ犬 |
| 第14話 | 天国デスマッチ！仏と鬼 / 両手にボイン!ほっぺにパンチ |
| 第15話 | タンタンたぬきの宝物 / ドリームマシン!! ㊙大奥絵物語 |
| 第16話 | 身がわりロボは大天才!? / 地球を救え！炎のバレー戦争 |
| 第17話 | 急がば回れ！地底トンネル / 疑惑のフォーカス殺人事件 |
| 第18話 | 宇宙海賊らんぽう大暴れ / むつみのシンデレラドリーム |
| 第19話 | 男カラ太郎の愛情物語 / 史上最大のスパイ大作戦!! |
| 第20話 | サンセットキッスの伝説 / 突然さよならワープボーイ |
| 第21話 | らんぽうグラフィティ / チュー太郎の泉ヶ丘㊙レポート |
