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概要

漆原侑来(うるしばら ゆら)の漫画作品。

週刊少年チャンピオンで連載中の、ダークヒーロー鬼譚

鬼と桃太郎の末裔が現代社会まで続く抗争を描く。

作品の特徴として―

  • 比較的に桃太郎が必要悪・鬼は民族浄化される側の構成が強い作風。但し、容易く生と死に関わる世界観なため、一概には語れない複雑な事情がある。
  • 現代の日本を舞台に、人知れず桃太郎と鬼の末裔が何世代にも渡って戦争を続けており、血みどろ(スプラッター)要素が豊富なため、苦手な方は閲覧注意!
  • 容姿は人間だか、両陣営の人物達のほとんどが、鬼のように強い・色んな意味で鬼ヤバな性格をしており、女性たちは桃のように立派なモノがある恵体(ムチムチ)が多い。
  • モブキャラとハゲキャラがよく死亡するが、鬼や桃太郎が多く、一般人はあまり死なない。ただし鬼の場合は桃太郎が初登場した序盤の京都編(2~5巻)限定。

2024年8月現在、単行本は20巻まで既刊。

2024年2月舞台化 公式HP

【東京】2024年2月17日(土)~2月25日(日)天王洲 銀河劇場

【大阪】2024年2月29日(木)~3月3日(日)梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

2025年1月舞台第二弾『-練馬編-』公式HP

【東京】 2025年1月4日(土)〜1月19日(日)天王洲 銀河劇場

2025年アニメ化決定。

登場人物

桃太郎機関

桃宮唾切

桃寺神門

桃屋五月雨

一ノ瀬四季(いちのせ しき)

年齢:17歳

誕生日:2月4日

本作の主人公。自身が鬼の末裔だと知らされずに育てられた。普通の日常から突然、桃太郎の末裔たちとの抗争に遭い、養父・剛志(つよし)を失ってしまう…。

鬼の血は趣味のモデルガンにちなんだ銃撃系の能力をもつ。

剛志の命を奪った桃屋五月雨の打倒を誓う。

後に火の鬼神と判明。

一ノ瀬剛志(いちのせ つよし)

四季(しき)の養父。酒屋を経営しているが、実は桃太郎の末裔で、鬼を狩る「桃太郎機関」に所属していた。旧姓は桃瓦(ももがわら)。

息子の四季には、鬼と桃太郎の戦争に関わらせまいと、何も知らせず育てていた。

桃屋五月雨は「桃太郎機関」に所属していた時の後輩。

羅刹学園関係者

無陀野無人(むだの ないと)

誕生日:12月31日

羅刹学園教官。

ローラースケートを履き、傘を持っている。

かつて桃太郎100人を1人で倒したことがある。

校長

羅刹学園校長。

顔を五芒星が書かれた布で隠している。

羅刹学園非常勤講師

猫咲波久礼(ねこさき はぐれ)

誕生日:2月2日

好きなもの:動物全般、アニマル柄のものや小物

メカクレ白髪だが、本性を現すと目が露になり、猫耳みたいに髪が立つ。

触れた対象に変身可能。

印南幽(いんなみ ゆう)

誕生日:9月25日

好きなもの:スポーツ観戦、ランニング、サウナ、マッサージ

よく吐血する黒髪黒目。

障子を作り出し、開いてそこから出てきた巨大な手で狐を作り、指パッチンで遠くまで吹き飛ばす。

さらに巨大な鳥居をいくつも作り出すことことができる。

この障子の近くには2体の影がおり、片方は剣を持っている。

羅刹学園生徒

皇后崎迅(こうがさき じん)

誕生日:9月13日

甘い物好き。

全身のツギハギを隠しているが、この傷は桃太郎である父に母と姉を殺された際にできたもの。

両腕から回転刃状の血を出して戦う。

屏風ヶ浦帆稀(びょうぶがうら ほまれ)

誕生日:2月14日

好きな食べ物:モヤシ炒め

ピンク髪の少女。

気弱だが血の巨人を召喚することができる。

矢颪碇(やおろし いかり)

誕生日:11月11日

左眉のピアスが特徴。

怒りを源に様々な物を生み出すが、何が生まれるかは本人にもわからず、1日3回までしか使えない。

遊摺部従児(ゆするべ じゅうじ)

年齢:16歳

誕生日:3月19日

好きな物:モチモチプルプルしてるもの

メガネが特徴。

真面目そうに見えるが、制服デートが夢な変態。

血を垂らした5キロ圏内の鬼や桃太郎を探知できるが、その場から動けず、人が重なると正確な位置が掴めない。

手術岾ロクロ(きりやま ろくろ)

誕生日:6月6日

好きな食べ物:プリン

極度の不安症であり、ストレスで眩暈がする。

かつて病気の彼女がいたが、町唯一の鬼の医者が桃太郎に殺され、彼女も亡くなってしまい、ネガティブな性格になる。しかし、戦闘時はメンタルが回復し、右イラストのような血の衣装になって舞う。

漣水鶏(さざなみ くいな)

センシティブな作品

誕生日:8月21日

好きな物:手錠、拘束具

ダメ男好きな廃人製造機。

頼りになる姉御肌だが、「尽くしすぎる女」と呼ばれる。

彼女の血が一定以上付着すると虜になり戦意を失い、廃人状態になる。

学園外の鬼機関関係者

夢喰(むく、通称むっくん)

獏速通信(ばくそくつうしん)の獏。

最高時速300キロで通信履歴を残さず情報を運ぶ。

肉まんが好物。

花魁坂京夜(おいらんざか きょうや)

誕生日:11月28日

好きな物:日本酒、焼酎、アクセサリー類

鬼機関京都支部援護部隊総隊長。

チャラ男であり、無陀野の同期。

患者に大量の血を注いで回復させることができるが、全快にはできない。

並木度馨(なみきど かおる)

誕生日:12月2日

偵察部隊所属。

古本屋に擬態している。

血が入った小瓶を振ることで、周辺の人数や建物の構造を把握できるが、四季がやると情報酔いする。

メアリー亜紀(あき)

身長:183センチ

医師兼研究者。

四季の採血のシーンにのみ登場するが、ぽっちゃり体系と大胆な性格からインパクトに残ること必至。

淀川真澄(よどがわ ますみ)

(左が馨、右が真澄)

誕生日:6月17日

鬼機関練馬区偵察部隊隊長。

大きな黒い目が特徴。

自分の血を舐めて10分間透明になれる。

その他の一般鬼

芽衣(めい)

鬼の少女。不登校であり、両親を桃太郎に殺される。

榎本哲司(えのもと てつじ)

男体山の集落に住む男。

6歳の娘の怜美(れみ)を連れていかれた。

2年前に病気で嫁を亡くしている。

桃太郎関連

桃太郎

大皇帝

桃太郎機関のトップ。

全身を包帯で巻かれており、足と鼻と口しか露出していない。

部下を含め合計5人いるが、大皇帝のみ包帯が黒く、目のあたりにパイプが付いている。

鬼と桃太郎の和解に興味がある。

大皇帝の部下

容姿は上記の通り。

大皇帝と違い、自らを崇高とし、鬼の血を薄汚いと罵る。

桃屋五月雨(ももや さみだれ)

「桃太郎機関」に所属している桃太郎の末裔。

右目上の銃痕のような傷と蓄えた髭が特徴。

鬼の末裔である四季(しき)を強襲した人物。

一ノ瀬剛志(旧姓:桃瓦)は、同機関でかつての先輩だった。

のちに階級が総士隊長であることが判明する。

桃宮唾切(ももみや つばきり)

年齢:31歳

誕生日:9月11日

桃太郎機関隊長。

二本のアホ毛が特徴。

鬼を使った研究をしている。

細菌で死体を操ることができ、止めるには脳を破壊するしかない。

さらに桃太郎の死体の場合、その人物の能力も使える。

鬼に対してやたら差別的な言動を取るが、それには理由があり…。

桃草蓬(ももくさ よもぎ)

センシティブな作品

誕生日:8月21日

唾切の後輩であり、彼の副隊長。

語尾に「っす」を付けて喋る。

チュッパチャプスのコーラ味の棒付きキャンディを咥えていることが多い。

細菌で部屋を作ることができ、蓬の許可が無いと出入り不可能。

キアヌ・リーヴス好き。

アグリ

犬と猿と雉を混ぜて生まれた、鬼しか食べない生物兵器。

桃部真中(ももべ まなか)

かつての桃太郎機関隊長。

当時研究員だった唾切を自分の隊に引き入れる。

仲間からの信頼が厚いうえ、殺した鬼に祈りを捧げていた。

妻子持ちであり、娘はアニメ「奇抜の大河」にはまっていたが、これが原因で事態は最悪の方向へと進んでしまう…。

空気中の酸素に細菌を混ぜて重さを変えることができる。

桃田陽菜(ももた ひな)

地方から本部へ異動したばかりの新人。

階級は副隊長。

桃巌深夜(ももいわ しんや)

年齢:28歳

誕生日:3月9日

好きな食べ物:高級料理全般

趣味:腕時計集め

6(もしくは十三)部隊隊長。

某副総長のようなタトゥー、舌、顎、左耳のピアスが特徴。

出世欲が非常に強い。

左右の目にそれぞれ違う能力を持っており、

左目:彼の細菌を体内に取り込んだ者の視界を24時間有効で一度に36人まで監視できるが、会話は聞こえない

右目:対象者に自分の視覚を強制的に見せる

その能力で半グレ組織「関東ナッツ連合」を裏で操っている。

桃寺神門(ももでら みかど)

年齢:19歳

誕生日:10月21日

血液型:O型

好きな食べ物:カステラとどら焼き

嫌いな食べ物:豆類

深夜の副隊長。

変装中、祭りで同じく変装中の四季に会い、連絡先を交換するほど仲良くなる。

鬼に対して穏健的だが、四季のある能力を深夜に聞かされ、一連の事件の犯人が四季ではないかと疑われ…。

戦闘時には黒い霧から銃やRPGを作り出す。

桃華月詠(ももか つくよみ)

誕生日:3月3日

好きな食べ物:和食全般

練馬区担当22部隊隊長。

メガネのような謎の装飾品を身に着けており、ミョリンパ和歌子の占いを信じている。

戦闘ではタロットカードを使う。

桜介の陰に隠れがちだが命のやり取りが好きな戦闘狂その1

桃角桜介(ももかど おうすけ)

センシティブな作品

誕生日:8月23日

辛い物好き。

22部隊副隊長。

褐色肌で黒髪短髪。

喧嘩っ早い戦闘狂その2

黒い霧で鎖鎌を作ったり相手の能力をコピーできる。

桃井戸颯(ももいど はやて)

迅の父。妻と娘が鬼だと分かるや否や殺害し、迅も鬼だと分かるとその身を切り刻んだ。

桃裏楔(ももうら くさび)

桃太郎機関栃木県研究所所長。

鼻のあたりに横一文字に走っている縫い目、眼鏡、メッシュ髪が特徴。

鬼國隊

等々力颯(とどろき はやて)

鬼國隊大将であり風の鬼神。

下睫が特徴的。

桃太郎に容赦ない性格だが、乗り物酔いがひどい。更には極度の方向音痴。

迅の父と下の名前が同じだが、関連性は不明。

不破真一(ふわ しんいち)

左目が黒目のオッドアイで、顔の左半分に火傷跡がある。

関西弁で話すデブ専。

囲岬(かこい みさき)

瞳が縦長。熟女好きな弓矢使い。

鳥飼羽李(とりかい うり)

左目のあたりに模様があり、鳥を操る。

無陀野を知っている模様。

百目鬼剛(とどめき ごう)

両目に横一文字に傷がある盲目で、歯ぎしりしている。

乙原響太郎(おとはら きょうたろう)

サラサラの髪。伸びた口調で話す。

彼の血を飲むと脳内で会話できる。

蛭沼灯(ひるぬま あかり)

坊主頭。顔色が非常に悪い。丁寧口調で話す。

体内に複数の蛭を飼っており、蛭を偵察に使う。

海月巳代(うみつき みよ)

紅一点。右目辺りに火傷跡あり。毛が細かく描かれている。

男に見られることを嫌がる。

窒息死させる巨大クラゲを作り出す。

用語解説

特徴として、中二b個性的な名前が多い。本作の「鬼」は、血を介し各々で固有な能力を発現させるなどの特異体質をもつ。これを血蝕解放という。

中には「鬼神」と呼ばれる強力な個体も存在するが、短命で死んでいる。

桃太郎

特徴として、桃の字を含む名字の人物達が登場する。本作の「桃太郎」は、黒い靄状の細菌を出して操れるなどの特異体質をもつ。

隊長はマントを羽織っており、定期的に隊長会議(総隊会議とも)がリモートで行われる。

本部が東京タワーの地下にある他、華厳の滝に研究所がある。

階級は上から大皇帝→皇帝→総士隊長3人→隊長→副隊長→隊員。

実は政治家に利用されている一面もある他、街の防犯カメラとも連携しており、鬼の血液反応を検知できる。

鬼國隊

鬼機関に属さない8人組の鬼の集団。

全員が軍服を着ている。

関連項目

週刊少年チャンピオン 漆原侑来

 桃太郎 ダークヒーロー

二次創作桃源暗夢 桃鬼夢 桃源暗鬼プラス / 桃源暗腐 / tgakプラス

本作と似た描写・題材の作品

デッドマン・ワンダーランド:後天的に備わった「血」を用いた超能力で戦うSFアクション。主人公が銃撃系の能力である共通点があるも、本作より残酷描写(ゴア)がタップリなので、苦手な方は閲覧注意!!

ドロヘドロ:登場する魔法使いは黒いケムリを出せる特異体質で、これを介して各々の能力を発現させる。桃太郎の戦闘法と類似点があり、こちらも本作よりかなり屈折した血深泥シュールギャグな世界観(ドロヘドロ)なので、苦手な方は要注意!!

月歌の始まり:本作と同じ題材「鬼と桃太郎」が根幹にあり、同時期に連載される妖怪漫画(但し、此方は自主連載など酔狂な創作がされている)。また、前作と同一世界観で綴られる前日譚であり、本作よりわっちゃいと緩いギャグから、狂おしく酔いしれる熱気(シリアス)の匙加減がある。

青の祓魔師:序盤の展開が似ているとされる。

関連アーティスト

秋山黄色:3rd ALBUM『ONE MORE SHABON』の収録曲『アク』は本作がモチーフになっている。

水曜日のカンパネラ:『桃太郎』という楽曲が存在し、コラボムービーが作られた。

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  • 第1章 鬼の血

    第10話 お前がゴールしろ

    無陀野先生は、無自覚に相手をキュンとさせるタイプだと思っています。 傍にいると心臓に悪いです。でも最高です。 そろそろ京都編!
  • 第1章 鬼の血

    第8話 俺は…ここからだ! / 俺には関係ない

    四季君は素直で真っ直ぐで可愛いですよね。 ついつい応援したくなります。
  • 第3章 雪山修行編

    第43話 ふんばり所 ~ いい顔

    いよいよ修行も終盤ですね。 ここに来てヒロインも参加することになりました。やっぱりただ見守るだけではつまらんなと。 最後の2対2の戦いにどう参加するかまだ考え中ですが、邪魔にならないように上手く書けたらいいなと思っております。
  • 第3章 雪山修行編

    第41話 印南

    修行始まりました。 ヒロイン見守る側なので、なかなか書くのが難しいですね… ということで、今回は大人組との絡みが多かったです。 無陀野先生ってあったかそうですよね。書いててニヤニヤしちゃいました。 非常勤コンビとももっと絡ませたいなと思っているので、妄想頑張ります。
  • 第2章 練馬編

    第35話 死なないでくれ ~ 欲しかったもの

    何とか四季君と神門君の戦いが終わりました。 2人の仲の良さって普通の高校生みたいで可愛いですよね。 次回以降はヒロインをたくさん出せると思うので、いろいろなイケメン君たちと絡ませていこうと思います。 さてさて…本日の更新をもって、年内書き納めとなります。 呪術廻戦の方のキャプションでも書かせていただきましたが、pixivを始めてもう1年なんて信じられません。 桃源暗鬼は少しずつ読んでくださる方が増え、コメントや様々な反応をいただけてとても嬉しかったです。 モチベーションを上げていただき、ありがとうございました! 来年もたくさんのイケメン君たちと絡めるように頑張っていきますので、引き続きお付き合いいただけたら幸いです。 寒い日が続きますが、皆様お体ご自愛下さい。 よいお年を!
  • 巡らす糸は紅い糸

    大切なひと

    ⚠オリ主注意 漫画未読非推奨 続きです 真澄さんメイン
  • 優しい四季

    右京による遊摺部の洗脳が解除された日の夜 204話あたり ※妄想 ※二次創作
  • ゆめみごこち。

    羅刹学園の元同期達に取り合いされてる件。

    お久しぶりです!せぃたろーです。 そういえばこの前、凄く嬉しいマシュマロを貰いまして!私の真澄夢を気に入ってくれたみたいで嬉しかったです。 今回は真澄以外も書いてみたいと思ったのでこんな感じにしてみました(笑) 気が向いたら読んで下さいー。 またネス夢も書きたいなー。
  • 「優しい嘘つき」に成り代わった

    ちゃんと書くのめちゃくちゃ久しぶりなんでは?と思ったが気にしてはダメだ。 どうも!らくしです!!元気じゃないけど元気だよ!!! それはそうと、タグめっちゃ迷ったんですけど、皇后崎迅ってつけた方がいいと思いますか? もう考えすぎてアッパラパー!!!!!になったので読者の皆様にお任せいたします。 これは事故です。作者が、何この姉弟かっわいいなーおい!!!って愛情(?)爆発させた結果です。 つまり____ ↓ ↓ ↓ _____桃井戸一家(とくに桃井戸姉弟)は愛情(?)爆発事故に巻き込まれた被害者です。 とだけ言っておきます。 ▽読了後推奨▽ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 「どう?今世も私、頑張ったでしょ?」 「うんうん、むしろ頑張りすぎじゃね?神様がせっかく善意で転生させてくれたのに」 「は?善意??悪意しか感じなかったんだが??まぁ、迅は可愛かったけどさー」 「ふふ、そっか。でもやっぱりお姉ちゃんはお姉ちゃんだね。下の子を思う気持はどこでも変わらないんだ」 「あったりまえよ!何てったってこれが私ですから!!」 「はいはい、そうですねー……彼、これからどうなるんだろうね」 「さぁ、私も最後まで読んだわけじゃないから分かんない。だけど、あの子なら大丈夫」 「どうしてそう言い切れるのさ?今も思いっきり人の道踏み外してるけど?」 「……これから学んでいけばいいの!」 「はいはい、そうですねー仰る通りですねー」 「うぐぐ……はぁ、まぁいいや……頑張れ、迅。特等席で応援してるからね!」 「私がいるってこともお忘れなく。迅くんが間違ったことしたらすぐツッコんでやる」 「おやおや~?嫉妬ですか~?」 「べ、別に!お姉ちゃん取られたとか思ってないし!!」 「へ~?ふ~ん?」(にやにや) 「!!もう!お姉ちゃん、ウザい!!」 「!!う、うざ……い」(ガクッ) 「それはそうと、何でこここんな殺風景なの?」(復活) 「あー、神様がねー、突貫工事で作ったんだってさー…だから真っ白な空間にブラウン管テレビしかないんだって」 「そっか……直談判しにいったら椅子か、せめて座布団用意してくれるかな?」 「さぁ?けどお姉ちゃんは向こうの手違いで死んだわけだし、用意してくれるんじゃない?」 「だよね!!よっしゃー!神様のところにカチコミいくぞー!!!」 「一応神様なんだからもっと言い方考えなよ」 「え?手違いで私のこと殺したヤツに敬意払う必要ある?」 「それもそっか。じゃあ私も行こうかな」 「お?珍しく乗り気じゃん。よっしゃ、行きますか!」 「はーい」 後日、神様の悲鳴が響きわたった。 そして殺風景な場所に豪華な椅子が追加されたのだった。 そのうちどんどん豪華な部屋になっていく。
  • 第2章 練馬編

    第29話 疑心暗鬼 / 悲傷

    今回は無陀野先生に「来るか?」と言ってもらいたい一心で書かせていただきました。 無事に形になり、個人的には満足しております。 皆様と少しでも分かち合えたら幸せです。 先生たちの学生時代を原作で読める日が待ち遠しいです…!
  • 何度、繰り返しても

    死の定めから一ミリも逃れる気がない楔所長による、壮大に何も始まらないタイムリープもの。研究者だった頃の唾切さんもいたりします。というか、唾切さんとしか話してない気がする。CP要素無し この人、普通に満足して死んでるもんだから、戻ったところで死ぬまでの暇つぶししかしないんだろうなと ※いつもの自己解釈・捏造・その他諸々有 ≪表紙素材:petit cover様 https://www.pixiv.net/artworks/113966954≫
  • 第2章 練馬編

    第20話 神の門で神門

    練馬編入りました。 今回の偽名をつける件なんですが、デフォルトで「ハル」ということにさせていただきました。(由来は本編で…) もし「ハル」で名前変換されてる方がいらっしゃいましたら、面倒なことになってしまうかもです。。すみません。 次回以降はそう頻繁に出ないと思いますので、ご了承くださいませ…! 本編の方は神門くん登場でございます。彼人気ありますよね。 とてもいい子なので、いろいろ絡ませてみたいなと思っております。 あと四季くんですが、ヒロインのこと大好きです。 でもLOVEではなく、今は尊敬とか憧れが強い感じ。少しずつ変わっていく様子を描ければいいな~
  • 第2章 練馬編

    第33話 怒VS怒 ~ 夜は長いぜ?

    何とか碇君と桜介君の戦いが終わりました。 2人ともカッコいいけど、どこか可愛らしいところもあって素敵ですよね。 そして今回は桜介君がいい感じに書けたかなと…! ヒロインに対して、敵とか味方とか関係なく興味を持っている彼が可愛いなと思いながら書いておりました。 原作であそこまでボロボロでなければ、目を覚ましてもらって会話させようかと思ったのですが、さすがにあの状態じゃ起きないですよね。 いつか仲良く会話する日が来たらいいのに…
  • ハナズオウ

    ハナズオウ【上】

    【副題】やめて!皇后崎の両断血飛沫ノ舞で桃関研究者が脅されたら、桃関と繋がってた裏切り物の鬼達の極悪非道な悪事まで明るみに出ちゃう! お願い、吐かないで桃関研究員!あんたが今ここで白状したら、都内への転勤や昇格昇給はどうなっちゃうの?桃関への連絡機器はまだ残ってる。ここを耐えれば、何食わぬ顔で桃関に応援を要請できるんだから! 次回「桃関研究員死す」デュエルスタンバイ! 前回はお読みいただき有難うございました。 メインキャラクターの死亡表現があります故、閲覧注意でございます。 じんしきを書く人間が可能な限りのブロマンスとして書いております、じんしきが地雷の方はご注意ください。
    14,466文字pixiv小説作品
  • 第1章 鬼の血

    第4話 粒揃い

    同期たち登場です。みんな美男美女で最高です。 いいねやブックマークなど、ありがとうございます。 とても嬉しいです。
  • 第1章 鬼の血

    第3話 残念だったな

    四季君の試験終了です。 「四季」っていい名前ですよね。
  • 桃源夢鬼 ー無陀先に恋した私ー

    01🍑♥️ 羅刹学園入学!!!🌸✨️

    最近、無陀野先生に恋心を抱き始めた私。 そんなある日、いつものように眠りについて夢の世界に入ると羅刹学園の校門に立っていた……!!! 先生やクラスメイト達と同じく鬼の血を受け継いだ私のドッキドキ、キュンキュンな学園生活がここから始まる……。
  • 第2章 練馬編

    第19話 部屋決め

    第2章スタートです! 第1章は少しずつ見て下さる方が増えてきているのを実感できて、とても嬉しかったです。 この章もそうなれるようまた頑張っていきますので、お付き合いいただけたら幸いです。 まずは前哨戦ですね。 普通の学生らしさが出ていて、原作上でも好きなお話です。 学生寮の構造は勝手に捏造させていただきました…! 次回から本格的に練馬編突入です。頑張ります。
  • " "のみぞ知る

    鬼の子03

    今回は無陀野先生目線です! すこーし話し方とかおかしいところあるかもしれませんが、 温かい目でお許してください!
  • 第3章 雪山修行編

    第38話 永久的未完成

    ついに桃源暗鬼も第3章を迎えました。 雪山修行編ということで他の章より話数は少なめになるかと思いますが、新しい先生も出てきますし、いろいろ書ければいいなと思っています。 またマイペースに進めて参りますので、引き続きよろしくお願いいたします! ということで、今回は前哨戦ですね。 初めて四季君目線のお話を書けて良かったです。 普段から素直に気持ちを伝えてるからこそ、肝心な時に伝わらない感じが彼らしいな~と。 この2人に関しては、また改めて書ければいいなと思っております。 そして無陀野先生ですね。原作で刺青の話を読んだ時から、この日の夜は絶対ヒロインに甘えて欲しいと思っていまして…! でもやり過ぎると「誰これ?」感が出ちゃいますし、かと言って甘くないのも夢小説らしくないし…とかなり悩みました。 ギリギリのところを攻めてみたのですが、皆様がどうお感じになるか不安です。。 少しでも楽しんでいただけますように…!

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