「お菓子は不二家、テレビは(番組またはキャラクター名)、皆観てね~」
「(番組、キャラクター名)」
(番組・キャラクター名)「は~い」
「ペコちゃん」
ペコちゃん「は~い」
(二人揃って)「僕等は愉快な仲間で~す」
「不二家♪不二家♪で~はまた来週♪」
概要
序文は藤子アニメ時代のOP&EDを再現
ラジオ東京テレビ(KRテレビ)→TBSで1955年10月16日から1973年6月3日に、日本の菓子メーカー・不二家の1社単独提供で放送された番組のタイトルである。
初期は国産コメディ、そして「ポパイ」を始めとした海外作品が放送され、その後はTBS制作によるアニメ、後期はドラマが放送された。
直前の日曜19:00枠に編成していたタケダアワー同様、本シリーズにもオープニングキャッチが存在しており、不二家のシンボルマーク「ファミリーマーク」の右の「花模様」が回転しながらアップで映されると、それがズームアウトして「ファミリーマーク」全体が映されるという構成だった。なお音楽は「タケダアワー」の様な歌詞は存在せず、また提供コメントも無かった。
タケダアワーとのコンビでTBS黄金時代を支え、第1次藤子アニメブームを呼びTBS子供番組の中核を成したが、フジテレビ系列(ただし一部系列局除く)のカルピスこども劇場(後の世界名作劇場)の台頭等の時代の流れには勝てず、タケダアワーより一足先に1973年に終止符を打った。
設定当初は日曜18時―18時30分だったが、1956年12月16日からは同じ日曜でも19時30分―20時に移動、枠廃止までこの時間帯で放送されている。
作品リスト
- 猿飛佐助旅日記 1955.10.16~1956.12.30
本枠に1作目にあたる。
単発作品。
- ミュージカル パリ祭 1957.7.14
こちらも単発作品。
- マイティ・マウス 1957.7.21~1958.4.27
海外アニメ作品。1958年5月19日より月曜 - 土曜18:00に移動。
- ラマー・オブ・ジャングル 1958.5.4~1959.5.17
本枠唯一の海外ドラマ。
- ポパイ 1959.6.7~1965.8.15
本枠最後の海外アニメ。
1967年4月より水曜18時に移動
アニメ枠一旦終了
- 青空にとび出せ! 1969.3.30~1969.9.28 国際放映
ここから国産ドラマ枠。
- サインはV(岡田可愛版)1969.10.5~1970.8.16
後に不二家の時間ではなくなった同時間帯にて続編が放送されている。
- アテンションプリーズ(紀比呂子版)1970.8.23~1971.3.28 東宝
- 美しきチャレンジャー 1971.4.5~1971.10.17 国際放映
- 美人はいかが? 1971.10.24~1972.4.16 大映テレビ室→大映テレビ
ドラマ枠一旦終了。
- アニメドキュメントミュンヘンへの道 1972.4.23~1972.8.20 日本テレビ動画
ここから再びアニメ枠。1972年9月24日に特番を放送。
- モンシェリCoCo 1972.8.27~1972.11.26
この枠でのアニメ枠最終作。
- 新諸国物語・笛吹童子 1972.12.3~1973.6.3 大映テレビ
再びドラマ枠となるが本枠の最終作となった
余談
オバケのQ太郎(第1作)では、当時の関西地区の系列局朝日放送ではパルナス製菓がスポンサーを務めた。
TBS系土曜日夕方5時台アニメ・特撮枠で放送されたまんがはじめて物語からまんがなるほど物語の前半まで奇しくも不二家がスポンサーを務めた。
関連イラスト
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TBS:キー局
タケダアワー、TBS系土曜日夕方5時台アニメ・特撮枠、1980年代半ばから90年代頃にかけての日5、アニメサタデー630後半:同系統の仲間と後継者