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概要

第4話「大亀怪獣東京を襲う!」、第5話「親星子星一番星」に登場。

オスの個体で頭部に角が生え、牙が口腔から出るほど長い。

火山活動によってオロン島の2億年前のウミガメが地殻変動によって圧力の薄い地上に飛び出し、開発され巨大化した怪獣で、クイントータスミニトータス。(名前も見た目もリクガメという野暮なツッコミはしてはいけない。)

ツノには子供を成長させる光線を放ったり、妻とテレパシーでコミュニケーションを取る能力を持ち、口からは爆弾、甲羅からは敵を吸い付けるマグネット渦巻きの発射(妻と共通の能力)、水中を最大100ノットで遊泳し、手足を引っ込めてマッハ5のスピードで飛行するなどの亀の王様にふさわしい多彩な能力を備えている。(出典:「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」より)

巨大海亀を見世物にして金儲けを企む悪徳行商人の黒崎(演:草薙幸二郎)により、妻のクイントータスと卵を連れ去られたため東京に上陸。脱出してきたクイントータスと共に卵を食べた(ちなみに、この卵を食べた人間は体に亀甲状の蕁麻疹が発生して盛り上がり、凄まじい痒みに襲われる)人間たちを次々と食い殺していった。

その後はクイントータスと共にウルトラマンタロウと戦い、一度は合体攻撃で退ける。

そのまま近くにいた黒崎一味に襲い掛かり捕食。卵を食べた者たちを全員喰らってしまった。

復讐を遂げた後、卵を持ち運ぶべくオロン島に帰ろうとしたが卵を持つことができず難儀していた。そこでZAT側も協力して故郷に返してあげようとするが、スミス長官なる人物(演:ピエロ・カラメロ)から物言いが上がる。曰く、このままオロン島に戻って来られると潜水艦や船の運航に支障をきたすのでこのまま討伐してほしいというものだった(黒崎たちに協力した船と船員が海に沈められたり、タロウが敗れたことが長官の態度を強硬なものにしていたことが覗える)。

それでも何とか故郷に帰すことに成功するが、待ち構えていた地球警備隊の攻撃を受けたことでオロン島が沈められてしまい、怒り狂ったクイントータスが再びタロウと戦うが、今度はストリウム光線でクイントータスが倒されてしまう。

怒り狂ったキングトータスは角から光線を放ち、息子であるミニトータスをムリヤリ成長・巨大化させてタロウを襲わせるが、罪悪感を感じたタロウによって亡骸が宇宙に運ばれると後を追う。

その後はもう二度と身勝手な人間達に利用されないようにとウルトラの星に連れていかれ、復活を遂げたクイントータスやミニトータスと平和に暮らしているという。

その後、『ウルトラ銀河伝説』に登場するベリュドラの角を構成する怪獣の一体としてキングトータスが登場したが、劇中で死んだのはクイントータスの方である。スタッフの勘違いであろうか?

こちらはメスの個体。詳細はリンク先を参照。

大亀怪獣ミニトータス

キングトータスとクイントータスの息子で、クイントータスが最後まで守り切ったから孵化した怪獣。詳細はリンク先を参照。

スペースタートル

ニンテンドーDS専用ソフト『怪獣バスターズ』及びそれの完全版『怪獣バスターズ パワード』に登場。

惑星ワッカや怪獣墓場に棲息する此方から攻撃を仕掛けない限りは襲ってこない大人しい性格の甲羅に無数のトゲが生えているの様な姿の小型怪獣の一種で、攻撃を受けると甲羅に隠れて高速回転して敵に反撃する。

また、甲羅から出た後は敵の前から回れ右をして、ただひたすらに直進して逃げようとする。

第1話にて夫婦揃ってシルエットで登場。

関連タグ

ウルトラマンタロウ タロウ怪獣 ウルトラ怪獣

 親子

モスラ:悪徳興行師によって連れ去られた仲間を取り返しに来た怪獣繋がり。

ガメラ:亀の怪獣の大先輩。水中活動能力だけでなく、電撃や飛行能力を持つ点も似ており、身長も同じである。口の端の牙もガメラと上下が逆転している。本来は決して狂暴でない点も似ている。関連シリーズではガメロンもガメラへのオマージュである。

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