曖昧さ回避
- 不動産物件の持ち主。本項で解説。
- 文化や学問などにおける、際立った功績を成し遂げたり、草分けとして知られる著名な人物や作品など。
- 経済的に恵まれ、社会的地位にある家系。
- 単純に大きな家。
概要
アパート/マンションのような集合住宅だけでなく、貸家には店舗や一戸建ての住宅もあり、そういった賃貸物件である建築物を所有し、その一部またはすべてをほかの人に貸し出す個人である。集合住宅でも分譲されている場合は大家はおらず、賃貸物件が大規模な場合(工場、「ビル全体を一括して」など)や、個人でなく法人が保有している場合は、「大家」と呼ぶ事はあまりない。
日本では土地とそこにある建物は別の人物(個人・法人問わず)が所有できるため、大家は建築物がある土地を自分で所有せずに地主から借地している場合もある。
直接には「大家さん」と呼ばれる事が多く、フィクションでは「大家さん」の個人名が不明で、「大家さん」がキャラクター名と化している事もある。
落語(古典落語)でも、都市を舞台にした話では長屋の大家と住人達が登場する話が定番である。
入居者の募集、家賃の徴収、物件の維持管理や清掃などの仕事は、大家自身がやる事もあるが、雇用した管理人(管理人さん。江戸時代の江戸では「家守」)や委託した業者に任せる事もある。
「場合によってはほとんど何もしなくていい職業で、定年後に老後の小遣い稼ぎとして始める人も多い」という見方もあるが、その場合は管理人の雇用費や業者への委託料が発生するため、それだけで食べていくのは難しい。
音読みでは「大家(たいか。特定分野で技術・名声ともに高い人物)」という別の単語になるが、pixivでは多分タグにはならないので、そこら辺は気にしなくてよいだろう。
その他
日本人の名字のひとつでもある。
この場合、「おおいえ」「おおか」「おおうち」「おおや」「だいけ」等の読み方がある。
関連イラスト
関連タグ
コウメ太夫:ブレイク時のギャラのほぼ全てをはたいてマンションの大家となった。